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車の話。CVTって、一体どんなものなんでしょう?
軽自動車を購入検討中です。 ミッションの方式に、ATとCVTがあり、どちらを選択したら良いかで迷っています。 ちなみに、現在乗っている軽自動車は、3AT(3段変則のオートマ?)です。 車の用途は、「中高年の女性が近所にお買い物に行くのに使う車」です。 (高速道路を走ることはありません。) ・ATとCVTでは、これから買う場合、どちらがお勧めでしょうか。 ・車メーカーによっても、CVTの性能や作りにバラツキがあるかと思うので、 「同じCVTでも●●(メーカー名)のものが良いよ」 といったアドバイスも頂けるとありがたいです。 逆に、「ここのはやめたほうがいい」といったアドバイスもありましたら、そちらも併せて教えて下さい。 ・ATの方がお勧めという場合、3AT、4AT、5ATでは、どれがお勧めでしょうか。 重視したいのは、 ・安全性(危険性の少ないもの:クリープ現象が強く、予想外な動きをしたりすることのない…等) ・燃費効率の良さ(経済的かつエコである。原油価格高騰に対応。) ・静粛性(軽自動車が発しがちな、加速時の「ブイーン」音の小ささ) ・操作性(中高年の女性にも扱える) ・耐久性(故障しにくさ) などです。 ・CVTのこんな所が、●●だよぉ~~。なんてアドバイスでも結構です。 ・また、具体的に、今、軽自動車を買うならこの車!といった車がありましたら、そちらも一緒に教えて頂けると大変ありがたいです。 どうぞ宜しくお願い致します。
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おや・・・・? 他の回答を今読んでみましたが、質問者さんが混乱しているといけないので補足しておきます。 >短距離、街乗りではCVT車の燃費は伸びません。これはAT車にもいえることですが・・・・ いえ、伸びます。 ATとCVTの比較では、伸びると言えます。 >高速道路や国道、主要県道など一定のアクセル開度で一定のスピードが保てる場合はCVTが圧倒的に有利に・・ これは間違っています。 少なくとも「町乗り以上に高速で優位」はありえません。 構造からも論理的にありえませんし、データ上も、特に高速ではCVTの伝達効率75%、ATの伝達効率90%です。 確かに「10・15モード燃費」は、現実とは掛け離れた甘い評価となっています。(ようやく改善の動きが出てきましたね) しかしながら、高速での結果を表してしまうという事はありません。 また、甘かろうが辛かろうがCVTとATの比較にはなっています。 >街乗りや丘陵地などではCVT、ATとも互角かドライバーの運転しだいでCVTが不利になる可能性も十分ありますよ。 ドライバーの運転しだいで如何様にもなることはその通りですね。 MT乗りは走りを楽しむ傾向があるため、現実には「燃費が悪くなっている人が多い」などということも起こり得ます。 >情報だけがひとり歩きして「CVTは街乗りに強い」となるとちょっと違うかな? とひねくれた意見を書きました。が、ユーザーとして実態を書いたのでこれは事実なんです。 う~ん「事実なんです」は否定しませんが、個人的な結果ですので意味するところが違うはずですよ。 こういう話は、慎重に受け止めないと、結論を間違います。 同じ車種・グレードでATとCVTの2台を所有しての比較でしょうか。 そうでなければ、以前乗っていた車と比較したとしても、全く資料としての価値を持ちませんよね。 ミッション以外の要素が全て同じでないと、ミッションの比較は出来ません。 ・イギリス車からフランス車に乗り換えた。 ・激しい雨で滑って事故になった。 ・フランス車は雨に弱い。 これと同じレベルの思考です。 また、2台所有であってもそれこそ「ドライバーの運転しだい」の域を出ません。 あらゆる意味で、個人的体験を持って統計的資料や論理を捨てるのは間違いの元です。 一個人の結果は一般論にはなり得ません。 >開発費を投じたんだから、もう後戻りはできない~、なんとしても、販売促進を図り、売って売って売りさばかねば~、といった販売サイドの事情に消費者が「つきあわされる」ことは往々にしてありますよね。 まあ、確かに世の中そういうことも多々あります。 でも少々勘ぐりすぎでは?(^^; そもそもCVTは追加装備ではありませんからね。 ATに取って代わるだけです。 巨額を投じて開発する意味は、純粋にその方が良い(燃費競争にも勝てる)と見込んでのことです。 すでに多くの開発費を投じたとしてもまだまだ発展段階、意味がないと判断すれば即座に打ち切るでしょう。 無駄に投資を続ける事は出来ません。 すでに完成しているATを売った方が儲かりますしね。 今や自動車産業は世界規模であり、この手の流れは「商売」の枠を超えており「流行で一時的な利益を見込む業種」とは違います。 今後は欧州ではDCT(ATの進化版。CVTとは違う方式。すでに市販されています)が増えると予測されています。 これも、価値のないものを押し売りするわけではありません。 ある期間が過ぎて、予測した通りの成果が出ない可能性はもちろんあります。 そこで「やっぱりATが良い」と言われるかもしれません。 しかし、単に可能性があるかないかと言えば「ある」というだけであり、現時点で優秀なエンジニアが「価値あり」と判断しており、同時に結果も出しています。 (結果=10・15モード燃費。繰り返しますが、甘くても、同じ条件での比較ですからCVTの優位性は証明されているわけです) http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10043660/index.html http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10043663/index.html 余談ですが、最近はCVTがMTをもしのぐようになってきたのでしょうか。 双方同じ駆動方式(FF)で同じエンジンですので、細かい仕様の差以上に大きな差があると見ていいでしょう。 もちろんこの燃費は、一般道を想定したものであり、高速道路ではありません。
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- KHKnao
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補足します。 現在販売しているCVT車は殆どクリープはあります。 よほど古い車でも買わない限り信号でブレーキを離しても進まない車は無いでしょう。 クリープの出方はメーカーや、車種で違うと思うので試乗をお勧めします。 最近の車なら、ATでもCVTでも大差無いと思います。 運転する人皆でディーラーに出かけて行って納得するまで試乗させてもらいましょう。 嫌がるディーラーはやめて隣町のディーラーまで行っても試乗させてもらいましょう。
補足
わざわざご丁寧にありがとうございます! 試乗を嫌がらないディーラーのところで購入を検討しようと思います!^^
- KHKnao
- ベストアンサー率22% (35/157)
先に、ベルトについて、 以前は寿命も短かったようですが、現在は一般の主婦や通勤なら問題無いでしょう。 貨物や、タクシーのように年間10万キロメートルなんて走るのは無理があると思いますが。 クリープについて、 考え方が間違っています。 坂道で下がらないためにあるのではありません。 必ずブレーキを踏んで停止させて下さい。 ブレーキペタルからアクセルペタルに足を変える程度なら下がらないでしょう。 CVTに限らず、ATでも居ますが、急な坂道で、アクセルを少し踏んでその位置に留まろうとしている人(車)がありますが、ミッションの故障につながるだけです。 私は、クリープは無い方が良いと思っているくらいです。 レックスに乗っていた時の方が良かったですね。 自分の意思とは関係無く勝手に走行してしまうなんておかしい事と思っています。 燃費についてもクリープのあるトルコンのほうがロスが多いので、クリープの無い(スバルの場合)電磁クラッチの方が燃費は良かったです。
補足
アドバイスありがとうございます。 ベルトの件、安心できました。 クリープの件もちょこっと安心できました。笑 のぼり坂では下がらないようにアクセルを適度に踏みながら持ちこたえるような運転は車にとって良くないことなんですね。 ただ、中高年の女性にブレーキとアクセルを上手に使って運転するように言うのは、なかなか厳しいものがあります。 ブレーキからアクセルに足を移動させる際のスピーディーかつ適度なアクセルの踏み込みは、若い人(特に若い男性)には簡単なことなのでしょうけれど、我が家の中高年世代の女性には「ツイテイケナイ動き」になります。 私自身はクリープがない方が燃費も良さそうですし、また、赤信号での停車時に無駄にブレーキを踏まなくて良さそうなので、CVTの方が良いかもなぁ、なんて思っていますが、家族でシェアして乗る車なので、誰にでも違和感なく運転できる車を選ぶ必要があり、おいそれとは簡単にCVT車に手を出せない状況にあるんですよね。 頂いたアドバイスはとても参考になりました! ありがとうございました^^
- KHKnao
- ベストアンサー率22% (35/157)
スバルのCVTについて一言 以前はクリープはありませんでした。(レックスやヴィヴィオには)しかし、プレオやステラにはクリープはあります。 現在、平成9年のホンダライフ3ATと平成13年のスバルプレオiCVTに乗ってますが、静かなのはプレオ。燃費はほぼ同じ。加速はプレオ。 乗りたい車種があれば、試乗される事をお勧めします。 ちなみに以前平成2年のレックス4WD E-CVEに乗っていましたが、一番燃費が良かったです。 クリープが無い方が燃費は良かったみたいです。 私もスバルをお勧めします。 理由(1)4気筒で静かなエンジン (2)4輪独立懸架で乗り心地良し (3)CVTは歴史あり(20年位前から作ってます)
補足
アドバイスありがとうございます! スバルのCVTがおすすめなんですね。 クリープが弱いと坂道でズリ下がるようなことが起こるように思うのですが、この点についてはどうでしょうか。 のぼり坂で後ろに下がらないためにクリープがあるわけではないとは思いますが、この副産物に慣れている人間には、無いと困るものらしいのです。 (我が家の中高年女性談) この他にCVT車で気になるのは、「故障のしにくさ(ベルト?が摩耗しやすいとか、損傷しやすい等)」の点です。 実際にCVT車を使用されているようですが、こういった問題はありませんでしたでしょうか。 CVTがATと比べて劣る点(劣ると感じられる点)がもしございましたら、教えて頂けると助かります!^^
- mlboss
- ベストアンサー率39% (28/71)
細かい部分は省略してしまいましたが、興味をお持ちのようですので回答を続けます。 >CVTへググっと引き込まれそうになりました。 >なぜ、短距離、町乗り、渋滞が多いと、CVTが活躍するんでしょうね。 エンジンという機関は、どうしてもその回転数によって能力(効率)が大きく変動します。 アイドリング状態から最高回転数まで、どの領域でも自由に使えるわけではない・・・・そういった性質の“使えない”機械なのです。(笑) いろいろな工夫で、かなり低回転から高回転までかなり幅広く使えるようになってはいますが、最高効率を期待できるのはやはり「ここ」という回転数が決まってきます。 目的が何であれそこは同じで、一番燃費が良いのは「ここ」、一番加速が良いのは「ここ」という具合です。 古典的な段階的ギア方式では、その効率の良い部分を過ぎては次のギア、また過ぎては次のギアと、何度も繰り返すことで「不器用な」エンジンを助けているのです。 というわけで、もちろん電気自動車(電気モーターで動く)にはミッションは存在しません。 また高級車で7速、8速という多段ミッションが使われるのは、高級車という条件(潤沢なコスト)ゆえの贅沢ですね。 CVTは、連続的にギア比を変動させる事が出来る「魔法の歯車」のようなすばらしいミッションです。 エンジンが回転数をぴたりとキープしたまま加速できるCVTは、理屈上もっとも速い加速が可能であり、もっとも低燃費に走ることも可能なのです。 しかし、現実には構造上避けられない弱点もあり、全てが理論通りには行きません。 今回の話に関係する弱点とはズバリ「伝達効率」です。 エンジンの出力というものは、残念ながら全てが走行に使われているわけではありません。 走行に使われる前に「駆動系(要するにミッション本体などの大きな部品たち)を回転させる」という仕事をしており、その際に幾分か消費されることで目減りして車輪に伝わっているのです。 この目減りがCVTはやや大きいのです。 単純な歯車に比べると、どうしても構造的にロスが大きくなってしまいます。 ◆エンジンの能力を高効率で発揮できるというプラス ◆伝達効率が低くなってしまうというマイナス この二つの特徴が、用途によってCVTの優位性を逆転させる理由です。 よってエンジン回転が常に変動する日常的な町乗りならCVT、決まったエンジン回転数で走り続けるだけの高速道路なら通常のATが有利なのです。
補足
>最高効率を期待できるのはやはり「ここ」という回転数が決まってきます。 そういったカラクリがあるわけですね。大変勉強になります。 >◆エンジンの能力を高効率で発揮できるというプラス ◆伝達効率が低くなってしまうというマイナス プラス面とマイナス面を併せた合計がプラスであるのか、マイナスであるのかがポイントなのですよね。 この正負(+-)は、運転者の技術や癖の影響より、運転する地形(土地の起伏)や交通事情の影響を大きく受けるもののようですね。 >よってエンジン回転が常に変動する日常的な町乗りならCVT、決まったエンジン回転数で走り続けるだけの高速道路なら通常のATが有利なのです。 私の用途では、CVTの方が適しているということになるわけですか。 三者三様の考え方、アドバイスがあり、とても考えさせられます。 みなさん、ありがとうございます。
- fab76
- ベストアンサー率59% (327/548)
まずはごめんなさい(^^ゞ 訂正と補足です。 国交省のデータですがミスで古い方を提示してしまいました。 (見直して「何でAT車がこんなに?」と気が付きました、これは16年3月ですから15年のデータですね) ↓ほんとに提示したかったのはこちら 【平成18年版「自動車燃費一覧」の公表】 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/09/090329_.html もちろんこれに関しても新型登場などの理由で順位、ラインナップの変化はあると思います。比較するまでもなくここ4年程度で採用車種が急増いているのがよくわかると思います(転んでもただでは起きない^^;) >裏でメーカーからお金をもらっている可能性も無きにしもあらずですが… 某省庁の実態を考えると「無きにしも非ず」といったところでしょうが、基幹産業でもある自動車メーカーのうちコンプライアンス無視の蛮勇を発揮するところがあるとは思えません。企業として死んでしまうのは自身が一番わかっているでしょう。冷え切った国内市場でのシェア低下は命取りになります(売れていないんですよ、車) 各メーカーともこの数字(最もセールスに効果的)をとるのが至上命令となっています、今後も最も力を注ぐ分野だと考えられます。 >CVTに手を出すのはまだ時期尚早かなと感じました。 私はそうは思っていません。 ユーザーが(低燃費を)望み、メーカーはセールスにつながるから増やすというのは商売の鉄則なので何の問題もないのですが、情報だけがひとり歩きして「CVTは街乗りに強い」となるとちょっと違うかな? とひねくれた意見を書きました。が、ユーザーとして実態を書いたのでこれは事実なんです。 CMなどの影響でCVT=「オールマイティーな超低燃費の仕組み」というイメージでとらえがちですが前の回答どおり、条件がそろって初めて実現できる側面を持ちます。平坦な道を少ないアクセル開度で巡航した時に信じられないくらい燃費性能が伸びます。この辺は4ATでは太刀打ちできません。STOP&GOが続く市街地で極端に悪化するのは構造的な問題です。 速度の上昇と感覚的なものがシンクロしないのもCVTの特徴なので(身近な例だと原付スクーターの加速=音とスピードが合わない)中高年の女性にとってどうかな?と思いますが、現在の採用車種ならいたって普通です。特有のクセをうまく消していると感じます。 製品としてはある程度の確立はできていますが、まだ途上の製品であるという感は否めません。総合的にはCVTに分があると思います。 耐久性には問題はないと思いますがまだデータが足りません。 将来のことはわかりませんがガソリン以外のパワーユニットが載った場合、CVT以外の方式(多段ATなど)が台頭してくる可能性もありです。 あ~、ほんとに長くてごめんなさい^^;
補足
>↓ほんとに提示したかったのはこちら 【平成18年版「自動車燃費一覧」の公表】 最新版見てみました。 こちらですと、CVTがわんさか登場しますね。 計測方法と通常の走行とでギャップがあるというお話でしたので、 その点を考慮して判断したいと思います。 >「CVTは街乗りに強い」となるとちょっと違うかな? とひねくれた意見を書きました。 ちょっと誇大広告気味なのではないか?という反応をされたのですよね? そういった、「販促情報に流されずに、ちゃんとした裏付けをもとに正確な情報を追求しようとする姿勢」には大賛成です。 >CMなどの影響でCVT=「オールマイティーな超低燃費の仕組み」 >条件がそろって初めて実現できる側面を持ちます。 この条件というのが曲者なんですよね。 CVTを活かすも殺すも、運転者の乗り方(使用状況)次第といった所でしょうか。 質問文で既述の通り、購入を検討している車の用途は主に「街中運転」ですので、この用途において、CVTがその存在価値を発揮できるかどうかを検討し、発揮できそうだということなら、購入を検討することになるのだと思います。 まとめますと、 極々一般的な「街中運転」において、CVTとATとを比較して、CVTがより燃費を抑えて走行できると言えるのかどうか。 ここがポイントになってきますよね。 適しているかどうかの度合いが、個人の運転の癖などで簡単に埋められてしまうような、その程度のレベルであるならば、別にCVTにこだわることもないなと思っています。 なので、 CVTとATの燃費効率の差が、明らかに体感できるレベルにあるかどうか。 ここまで考えておく必要があるようにも思っています。 同じCVT車でも、Aさんが運転すると性能をかなり引き出すことができるけれど、Bさんだと、全然引き出せず、むしろATの方が良い、なんてことが、かなりの確率で発生するのならば、ちょっと考え物ですね。 運転した人間の80%くらいが、その恩恵を受けられるレベルにないと、個人的には満足できないなと思っています。 もっとも、仮に「80%以上」というデータが発表されていたとしても、その80%の枠の中に自分が入らないことには、意味はないのですけれども。 理屈っぽい補足になりました! さらなるアドバイスをありがとうございました!^^
- fab76
- ベストアンサー率59% (327/548)
もう観ていないかもしれませんが、参加しますね、ここ4年間に2台CVT車を乗り継いでいます。 >なぜ、短距離、町乗り、渋滞が多いと、CVTが活躍するんでしょうね。 いきなり否定で申し訳ないですがむしろ逆です。渋滞は全く違う理由だとして、短距離、街乗りではCVT車の燃費は伸びません。丘陵地など山坂道を生活道路とする場合はなおさらです。これはAT車にもいえることですが構造的に燃費消費率を稼ぐ変速(は行っていないが表現がこれしか見当たらない)が出来なくなるからです。 燃費の面ではトータルで不利になりますが坂の多い土地や、ショッピングセンターなど駐車場で急勾配での坂道発進などのケースではAT車の方が挙動は自然です(全く下がらないということではない) CVT車のクリープ現象は後から足したものです、力は弱いですがAT車と同じくトルクコンバーターを介して動力の伝達を行っています。 回答にもあるように初期のCVT車にはこれがなくクリープは起こらないものでした。多くのAT車からの移行を容易にするための処置だと想像できます(多少の伝達ロスを生むが挙動が従来のAT車に似させています) >確かに、何らかのメリットが無い限り、新製品や新技術は誕生しませんよね 極論すればメリットはどちらかというとメーカーサイドや販売にあります。CVT化することの最大の目標は「燃費対策」だということはお分かりだと思います。で、国交省への登録からカタログ上で私たちユーザーが目にするのが「10・15モード燃費」 http://www.jaf.or.jp/qa/answer/base/base8.htm なのですが、あらゆる条件下で使用するユーザーサイドから見ればまるで別物です(実用燃費は10・15モードの50~60%と言われています) エンジン本体の高効率化やシフトプログラムの適正化(数値優先で実用に乏しいものもありますが)が行われていますからこの辺 http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090331_.html に登場する車種、派生車種の燃費が優れているのは事実です。 高速道路や国道、主要県道など一定のアクセル開度で一定のスピードが保てる場合はCVTが圧倒的に有利に、街乗りや丘陵地などではCVT、ATとも互角かドライバーの運転しだいでCVTが不利になる可能性も十分ありますよ。 「日本でCVTがもてはやされる」のではなくメーカーが採用したい、ユーザーは選択肢がそれしかない、というのが実態だと思えます。 では5とか6ATなど多段ATは…、コスト面でまず一般的な車種には採用されません。これに関しては重量、構造はCVTの方が安価で有利だからです。 長くてごめんなさい。
補足
アドバイスありがとうございます。 回答をまだ締め切っていませんので、もちろん見ています^^ とても深いお話をありがとうございます。 頂いた回答でCVTのことを全て理解したとは思っていませんが、私のCVTに関する知識がさらに広がりましたので、大変有効な回答であったと思っています。 それでは、簡単ですが、順次お返事をさせて頂きます。 >短距離、街乗りではCVT車の燃費は伸びません >極論すればメリットはどちらかというとメーカーサイドや販売にあります。 このあたりのお話から、CVTに手を出すのはまだ時期尚早かなと感じました。 >http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090331_.html に登場する車種、派生車種の燃費が優れているのは事実です。 こちらのデータには驚きました。 国土交通省が発表しているデータですから、かなり信用できますよね。 (裏でメーカーからお金をもらっている可能性も無きにしもあらずですが。) 上記サイトのデータを信じるとすると、スズキのツインが抜群に燃費の良い車であることが分かりますね。 スズキのツインの購入も検討してみる気になりました。 >「日本でCVTがもてはやされる」のではなくメーカーが採用したい、ユーザーは選択肢がそれしかない、というのが実態 こういうことって、ありがちですよね。。。 開発費を投じたんだから、もう後戻りはできない~、なんとしても、販売促進を図り、売って売って売りさばかねば~、といった販売サイドの事情に消費者が「つきあわされる」ことは往々にしてありますよね。 国が加担して起こるそういったケースもあるくらいですからね。 つきあわされた結果、お金をむしられる程度ならまだ良いですが、健康や寿命を奪われてしまうこともありますから、盲目的に新製品に手を出すのはやはり危険だと言えますね。 (とか言っておきながら、教えて頂いた国土交通省の「燃費の良いガソリン乗用車ベスト10について」のデータは信用しようとしている私なのですが。苦笑) ちょっと興奮してしまいました。 長くてごめんなさい。照 大変参考になりました!^^(締め切らずに待っていて良かった♪)
- mlboss
- ベストアンサー率39% (28/71)
>車の用途は、「中高年の女性が近所にお買い物に行くのに使う車」です。 (高速道路を走ることはありません。) この用途にはCVTです。 そもそも日本でCVTがもてはやされるのは、短距離・町乗り・渋滞が多いからです。 >・ATの方がお勧めという場合、3AT、4AT、5ATでは、どれがお勧めでしょうか。 もちろん5ATです。 >・安全性(危険性の少ないもの:クリープ現象が強く、予想外な動きをしたりすることのない…等) ここについては、多くの方が誤解なさっています。 決してクリープ現象が強い=安全ではないのでそこは慎重に。 予想外の動きが強く出るのは、クリープ現象が強い車なのです。 MT車では起きないことです。 「何もしないとき走り出す車」・・・・これは、通常の自然な形とは言えませんからね。 >・燃費効率の良さ(経済的かつエコである。原油価格高騰に対応。) 最初の条件ならCVTですね。 高速道を走るなら通常のATです。 耐久性は問題ないでしょうが、実績があるのはATです。 これは登場したのが最近のCVTには、証明しようがないので・・・・。 操作性は、何もしなくて良いと言う意味でCVTが良いと思います。 そもそも普通の人にとってATの方が魅力的になってしまうようなら、メーカーもわざわざCVTを用意しないですからね。
補足
回答ありがとうございます。 >そもそも日本でCVTがもてはやされるのは、短距離・町乗り・渋滞が多いからです。 CVTへググっと引き込まれそうになりました。 なぜ、短距離、町乗り、渋滞が多いと、CVTが活躍するんでしょうね。 地形の起伏に富んだ地域で暮らしているので、「坂道発進」をすることが結構あります。 坂道発進や坂道走行において、ATとCVTでは何か違いはありますでしょうか。 >予想外の動きが強く出るのは、クリープ現象が強い車なのです。 確かに、そうですよね。 赤信号で停車中にブレーキ踏みっ放しも正直イヤなんです。 ただ、「慣れ」というものは恐ろしいもので、バック走行の際には、あのノロノロとした推進力が心地良かったりするような気もします。 もっとも、CVTに慣れてしまえば、今度はそちらの方が運転しやすくなり、問題は解決されるのでしょうけれど。 よくよく考えてみると、バック走行時のノロノロ推進力(クリープ現象)は、それほど重宝するものでもないかもしれませんね。 クリープ現象というのは、意図的に生み出されたものではなく、副産物として発生している、どちらかと言うと「邪魔」なものですよね。 ちょっと気になるのが、CVTに慣れてしまった後、ATに乗る機会が生じた時に、うっかり忘れていた「クリープ現象」で事故を起こしてしまうというケースです。 AT→CVT の変化ならば、事故は発生しにくいでしょうが、逆の変化だと、ちょっと心配ですよね。 (中高年の女性にどの程度適応力があるかにもよりますが。) >これは登場したのが最近のCVTには、証明しようがないので・・・・。 もっともなご意見だと思います。 >そもそも普通の人にとってATの方が魅力的になってしまうようなら、メーカーもわざわざCVTを用意しないですからね。 確かに、何らかのメリットが無い限り、新製品や新技術は誕生しませんよね。 だからと言って、この世に誕生したもの全てが良い物だったとも言えないわけですけれども、新しく誕生したモノに対しては、当然吟味する価値はありますね。 別の視点からの回答をありがとうございました。 とても参考になりました。 また宜しければ色々教えて下さい。
- journal825
- ベストアンサー率35% (25/71)
一番最初に乗った車が、スバルレックスのCVT(中古)でした。 ●まず、クリープ現象ですが、無いに等しいです。 バック駐車に、微妙なアクセルワークが必要です。 よって、駐車は普通のATの方がラクです。 ●燃費は、CVTの方が良いでしょう。 無段階変速の強みです。 ●静粛性、ウーン買った当時すでに10年ほど前の車だったので、 お世辞でも静かだとは言えませんでした。 でも、今の軽は何に乗っても静かな気がします。 ●操作性はPRNDまではATと変わりません。 メーカーによって、D以下が違います。 たしかスバルは、Dsだった気がします。 エンジンブレーキの効きは、独特なので慣れが要ります。 ●最後に、耐久性ですが、 全般的に故障が多いようです。 でも、私の車はミッションの不調はありませんでした。 スバルのCVTは歴史があり、その辺は信用出来ます。 お買い物車であれば、3AT・4ATが扱いやすく、 かつ故障も少ないと思います。 私はCVTが最初の車だったのでそれほど当時不便しませんでしたが、 5ATの普通車に乗っている今、CVT車を買おうとは思いません。 CVTは、今後の進歩に期待ですね!
補足
アドバイスありがとうございます。 >バック駐車に、微妙なアクセルワークが必要です。 よって、駐車は普通のATの方がラクです。 このご指摘には、大変助かりました。 クリープ現象は、私からすると、赤信号などの停車時にブレーキを踏み続けていなければならなかったり、それだけ燃料を消費していたりと、「無駄・邪魔」なものでしかなかったのですが、バック時には逆に利用価値のある事をこの質問を通して知ることができ、大変勉強になりました。 我が家の運転手にバックが苦手なものがおりますので、助かりました。 >エンジンブレーキの効きは、独特なので慣れが要ります。 この「慣れ」は、中高年の女性には大変かもしれませんね。 ただ、今後、CVTが業界標準のミッションとなるようでしたら、少しでも若いうちに慣れさせてあげられればと思いますが、まだまだAT車の時代は続くでしょうね。 新車に替えたことで、その使用において安全性が低下するようでは問題がありますので、こういったご指摘は前項のご指摘同様大変ありがたいです。 我が家の「中高年の女性」の運転技術や適応力、反射神経は大分衰えてきていますので、安全性をかなり重視して新車を選びたいと考えています。 >全般的に故障が多いようです。 でも、私の車はミッションの不調はありませんでした。 スバルのCVTは歴史があり、その辺は信用出来ます。 車はほぼ毎日のように使いますので、安全性も重要な要素ですが、それと同じくらい耐久性も重要だと考えています。 スバルは自動車業界では、あまり目立たない存在ですが、CVTの分野ではその技術力が評価されているようですね。 これにはちょっと驚きです。 余談ですが、以前、スバルの車を使用していた時期がありますので、メーカーに対する抵抗はほとんどありません。 問題さえなければ、基本的にどのメーカーの車でも良いと私は思っています。(ブランドには興味はありません。) >5ATの普通車に乗っている今、CVT車を買おうとは思いません。 CVTは、今後の進歩に期待ですね! 判断に迷っている者は、こういった「後押し」に弱いんですよね。笑 もう、5ATの車にしちゃいたいくらいです!(単純) CVT車については、もう少し様子を見てからにしようかなと、正直感じました。
- GTO3216
- ベストアンサー率21% (29/137)
続き回答・・・ CVTの場合クリープ現象は基本的にありません。 しかし、メーカによっては通常のAT車と同じ感覚で乗れるようにわざとクリープ現象を起こすようにしているのもあります。 例)HONDAのHRVとか・・・ 静粛性・・・軽自動車クラスでスト基本的に安く作っていますのでどうしても高級車よりうるさくなります。音の最大の原因はエンジンとタイヤですから。 耐久性に関しては某ディーラーのメカニックの話によるとCVTのほうがデリケートなのでフルード(オイル)のメンテにきめ細かさが求められるようです。
補足
続き、楽しみにしてました。笑 静粛性について、よく分かりました。 メンテの話がありましたので、追加質問をさせて頂きたいのですが、 車検を含むメンテ費用を、ATとCVTで比較すると、CVTの方が高くつくのでしょうか。 ちょっと気になりました。 また宜しければ、アドバイスをお願い致します。
- RX-787
- ベストアンサー率40% (17/42)
1.安全性…CVT>AT ⇒クリープはCVTの方が小さいです。 2.燃費…メーカーにもよりますが大体CVT ⇒そこまで激しい差はないですけれど むしろ運転者の踏み方次第かと 3.静粛性…CVT ⇒CVTの方が回転が低くても速度が乗るので静かにはなる。 4.操作性…変わりません ⇒どっちもDレンジに突っ込んで走るだけ。 5.耐久性…あえていうならAT ⇒メンテしなけりゃどっちも壊れます。 機械としての造り込みからATに軍配 さて、肝心の内容なのですが、ターゲットとしている女性が 乗るとなるとスバルかダイハツとかあたりどうでしょう? 最近売れ行きのいい軽自動車はどれもいい造りをしていますので、 デザインや微細な味付けが好みに合うかどうかだと思います。 個人的にはスバルの軽がオススメです。
補足
回答に番号を振って下さり、とても読みやすく分かりやすい回答をありがとうございます。 スバルが個人的にはお勧めとのことでしたが、それはなぜでしょう。^^ もし、何らかの根拠がございましたら、教えて頂けると嬉しいです。
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補足
>ドライバーの運転しだいで如何様にもなることはその通りですね。 運転の仕方で、CVTとATの優位性が簡単に逆転するような、その程度の差でしかないのでしたら、そこまでCVTにこだわるつもりはありません。 ということで、その差については、ちょっと気になる所ですね。 >今や自動車産業は世界規模であり、この手の流れは「商売」の枠を超えており「流行で一時的な利益を見込む業種」とは違います。 心にガツンと来ました。 そういった見方・考え方もあるんだなぁと、1つ成長できました。 私の中には無かった考え方でした。 >余談ですが、最近はCVTがMTをもしのぐようになってきたのでしょうか。 とても分かりやすいサンプルを提示して頂きました。 CVTの方が5MTより燃費が良いみたいですね。(参照URL先のデータより) まだまだ私の中では、CVTというものが、どれほどすごいものなのかよく分かりませんが、とても興味がありますので、もう少し勉強してみたいと思います。 ちょっと話のレベルが低下しますが、 「上りの坂道で停車した場合、クリープ現象が弱いCVTだと、やはり後ろに下がって行ってしまうんでしょうか。」 中高年の女性は、この「ズリ下がり」が大の苦手なので、CVTを好きになれないでいます。 ATのように、意図的にクリープ現象を付加しているといった話もありましたが、それがどの程度のものか気になるところです。 AT運転者(特に、中高年女性)が、CVTに乗り換えた場合に、「ちょっとつまづくかもしれないポイント」がありましたら、教えて頂けると助かります。 長くなりまして、すみません。^^