大飯原発再稼働に関する福井県知事等の発言に腹立ちを
大飯原発の再稼働について、大飯町の時岡町長や福井県の西川知事、ちょっと思量して発言した方がいいのではないですか、と言いたい気分になっている関西人は相当大勢いるのでは、と思うのですが、いかがでしょうか。
安全対策が暫定的であれば、当然に再稼働も暫定として期間限定にすべき…。
これ、その通りの正論ではないでしょうか。
これに対して、そんなもの認められない、スーパーの安売りじゃあるまいし、と馬鹿にしたような愚弄発言?
この西川福井県知事や時岡おおい町長のスタンス、腹が立って仕方ない気にならざるを得ない関西人が大勢いますが、当然だと思うのですが、どうでしょうか。
大飯町の一般会計の歳入は108億6千万円、その内原発に関する交付金や法人税や固定資産税等で63億1千万円、何と約6割。
国が福井県や大飯町に投じた累計交付金は何と3,461億円。
この金で、道路が整備されて豪華な施設ができ…。
要するに、原発廃止にしたら、金が貰えないから困る、というのが原発稼動の本音の理由なのでしょう。
それならそれで、正直に言えばいいのではないですか。
何を回りくどく偽善的発言を連発するのですか、この知事や町長は。
そりゃ、腹が立つのではないですか、言われた方は。
伊丹の大阪空港の廃止を運動していたのが、本当に廃止が現実的になってくると、恥も外聞も無く一転して真逆の廃港反対・存続運動をする、これと相通ずるものがあるのではないですか。
沖縄のキャンプハンセン米軍海兵隊基地が返還されることになると、基地から収入を得ていた全ての自治体が一斉に慌てて、全ての米軍基地は沖縄から出て行けと運動していたのが、一転して返還拒否を主張しだした、これと根っこの心根は同じではないですか。
一体全体、恥ずかしくないのでしょうか。
情けなく思うのですが、どういうことなのか教えてください。