ギャランでも年式などにより多少の差異はありますが、最初にグローブポケットを取り外します。グローブポケット下側のヒンジ部分に取り付けネジがあるかと思いますのでそれを緩めて取り外します。次にグローブポケットの取り付けられていたステーの部分を取り外しますが、年式により助手席側のスピーカーグリルを先に取り外す必要があるものもあります。この状態で正面に見える物がクーリングユニット(エヴァポレーター・エキスパンションバルブ・接続用の配管、サーモセンサーなどが入っています)です。まず、エンジンルームがわからクーリングユニットに接続されている冷媒配管(2本あります。このときにグロメットと呼ばれる配管とボディーの間のゴム製の部品を取り外しておくと後の作業がやりやすい)を取り外し、次にクリングユニットとブロワーユニットやヒーターユニットを接続しているダクトのカバー(年式によってはないものもあります)を取り外し接続されている配線等をコネクターで(抜け止めのロックがあるのでロックを押さえながら引き抜く)取り外します、クーリングユニットの上下にある取り付けネジ(年式により上下1本ずつまたは上部2本下部1本のものがあります。またナットによる取り付けとボルトによる取り付けがあります)を取り外し手前に引き抜けば取り外せます。この時クーリングユニットのヒーターユニット側(車体中央より)の接続部に取り外せる小さな(長さ100ミリ幅20ミリ程度)の部分がある場合はこの部分をドライバーなどでこじって先に外す必要があります。
使用する工具類はおおよそ以下のとおりです。
スパナ 14ミリ・17ミリ・19ミリ・22ミリ・24ミリ・27ミリ
ボックスレンチ 10ミリ・12ミリ
ドライバー #2+ 小型の-
その他にボックスレンチ用のエクステンション(延長用の棒です)で450ミリ程度のものが有れば便利です。また、年式によっては必要のない工具も上げてあります。解体屋さんでの作業との事ですから、工具などは貸してもらえるでしょうから問題ないかもしれませんね。
ちなみに作業時間ですが取り外しだけなら、プロの手で有れば30分もあれば十分な作業ですから、初めての作業でも2時間もあればOKでしょう。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。早速工具をそろえて取り出してみようと思います。