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どの位通院しなくてはならないのですか?

うつ病の治療とは、 心療内科に何年も通院しなくてはならないものなんですか? 風邪のように、 1回飲み薬を飲んだだけで、 治るような事はほとんどないのですか? また、 散々通院したあげくに、 結局治らないなんて事もあるのですか? (単純に体がだるいだけであり、 他の内科で健康診断した結果、 大まかな検査では異常は無しとの事ですが・・・・・・・)

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  • harepanda
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回答No.1

精神科医はだいたい、3ヶ月単位でものを考えます。1回薬を飲んだだけで治ることはないです。 坑うつ剤は、効果よりも副作用のほうが先に出現するため、少量から投与を開始し、副作用に体を慣らしながら容量を増やし、十分量に到達してから、2週間から3ヶ月ほどの間に、突如として効くという薬です。が、成功率は60%くらいしかないので、3ヶ月を越えても効果がないようだと、別の薬でやり直しです。 どの程度のうつなのか分からないと何ともいえませんが、学校や会社にいけなかったり、不眠(特に早期覚醒と途中覚醒)が見られたり、朝は機嫌が悪いが夕方以降は元気(日内変動)という現象が見られたりしたら、かなり本格的な、うつです。 また、うつ病治療において薬の役割は30%くらいしかなく、十分な休息とストレス環境の見直しがないと、治りません。 治しにくいうつ病というのは、存在しますし、10年来のうつなどという人もいます。ただ、全ての坑うつ剤を試しまわり、電気ショックを行ってまで治らないというケースはまれで、大概は環境に恵まれなかったか、ヤブ医者がバカのひとつ覚えの処方を惰性的に繰り返しているか、別の病気と誤診しているかでしょう。 医師が3ヶ月単位で治療の見通しを考えるのと同じく、患者としても、「この先生で良いのかなあ」ということを、3ヶ月にいっぺんくらい、考えてみるべきです。処方について納得のいく説明をしてくれる先生か、今後の見通しをどう考えているのかを見ながら、ヤブだと思ったら、即、転院したほうが良いです。 なお、精神科にあたる場合の注意事項です。 1)坑うつ剤をはじめとする脳神経の薬は副作用が多岐に渡り、しかも個人差が多いため、全ての副作用を事前に説明しておくことは不可能です。よって、精神科にはインフォームド・コンセントという概念は存在しないと思ってください。どんな副作用が出るか分からないけど飲む、変だと感じたら医者に相談する、この試行錯誤の繰り返しです。 2)インターネット上には無責任な噂が飛び交っていますので、あまり気にしないように。特に、アッパー系とかダウナー系とかの言葉を使っている連中の議論は無視。あれは、医学用語ではなく麻薬ジャンキーの言葉です。 3)一冊、うつ病の本を読んで基礎知識を身につけたら、医者が処方する薬について、製薬会社がプロ向けに発行している添付文書をじっくりと読んでみることです。Google検索で薬品名に加え、薬物動態とか、添付文書とかのキーワードで探すと、かなりの高い確率で添付文書が見つかります(ジェネリック医薬品の場合は見つかりにくいのですが、もととなった薬の名前で引けば、見つかります。ジェネリック医薬品情報は、薬品名だけ入力してGoogle検索した際にトップに出てくる、おくすり110番の「その他製品 & 薬価比較」を見れば分かります) 4)治りが悪い場合、体の病気の見落としを疑ってみるべきです。内科の大まかな診断だけでは見つからない病気はたくさんあります。特に甲状腺機能障害は、うつと誤診されるケースが多いです。女性の場合は特に、PMSをはじめとするホルモンバランスの崩れが原因の場合も多いです。 5)精神科医がどんな薬を処方しても驚かないように。精神科医は医学の他分野の最新薬情報にも通じていて、思いもかけない処方をすることがあります。副作用の手の震えを止めるのに、βブロッカー(なんと狭心症の薬)を使ったり、精神安定剤が効果不十分な際に、てんかんの薬を使ったり、興奮状態が続いて眠れない時に統合失調症の薬を使ったりするのは、よくある話です。趣旨がわからないなら、何のための薬なのか質問しましょう。

その他の回答 (1)

回答No.2

・人によってちがいます。軽いものなら1ケ月のケースもあるようですし、一生うつとつきあいながらいきる人もいます。お大事に!

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