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小説での表現方法について
小説の表現方法で分からない事があります。 よく小説で「-」を使う文章ありますよね? 例えば・・・ 「自分も△年前は■■だった――それを思い出した○○は~」 (例文がこれで適切ではないかもしれませんが) こういった時の「――」は どういう表現になるのでしょうか? 小説を書く事に興味があるのですが、この表現がいまいち 理解出来ません。 また、この表現は小説に使っても良い表現法なのでしょうか? 小説の書き方に詳しい方がいらっしゃいましたら、どうかご教授ください。 よろしくお願いします。
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一応、新人賞などに投稿もしている者です。 まず、使って良いかどうかですが。良いです。 使って悪い表現法など(公序良俗に反しない限り)ありません。 で、どういう意味の表現になるかですが、 その例の場合、○○の心情を表現しているようですね。 郷愁や逡巡などを表すために使っているようです。 その例の他に、絶句や思考状態である事を示すために使っているような場合もあります。 引用で用いたりもします。括弧の代わりに使ったりもします。 基本的に、小説を書くときというのは『この文章はどう受け止められるか』を考えながら書いています(少なくとも、私の場合は)。 なので、その表現を使う確たる根拠はなくても、『こうすればより上手く読者に訴えかけられそうだな』と思えば、それを使ってしまいます。もちろん、他とのバランスも考えますけど。 ただ、多用は禁物であるとは言えます。 たまにやっちゃってる小説もあるようですが、こういう表現はたまに使うから効果的なのであって、多用すると手抜きというか、陳腐化しやすいものでもあります。 作者の独りよがりにならないように、ここぞという場面で使いたいものですね。
お礼
素晴らしいお答えありがとうございました。 適切な説明に加え、とても読みやすい文章でした。 さすがに新人賞に挑戦されている方ですね。 きっとFenrisulfr様の書く小説は素敵なものなんだろう、と 文体から想像できます。 小説の表現法は漫画の様にはいきませんので、本当に難しいです。 読者がどう受け止めるか、を考える。これは、私にとって 本当に素晴らしいアドバイスになりました。 Fenrisulfr様には心から感謝いたします。 私もいっぱい勉強して新人賞を目指したいと思います。 Fenrisulfr様も頑張って下さい。 本当にありがとうございました。