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過払い金返還の基本的な事。
基本的な事は知っているつもりだったんですが、最近改めて調べてみると全然理解していない事に気付きました。初心者として質問します。 某掲示板にて50万を28%で借りている場合、天井張り付き状態で5年10ヶ月位の期間取引していれば、過払い金で元金を相殺できるといったような書き込みを見ました。 自分が解からないのは、世間やネットで言う「過払い金の発生」というのは、単純に、 ★「借りた先から返ってくるお金の事を全て」そう言うのか、それとも、 ☆「元金を全額相殺した状態で、更に借りた先からまだ返ってくるお金の余り分」の事を指すのか?が解かりません。 ★の場合だと、1万円を28%で一ヶ月でも借りた場合、既に小額ではあっても翌月には過払いが発生している事になりますよね? ☆の場合、過払い金で消費者金融から60万円が返還されて、そのお金で50万円の元金を返済した残りの10万円だけを指して言うのか? 自分は★の解釈で考えていたんですが。。自信が無くて。 それとも、どちらでもなく根本的に理解出来てないのでしょうか。 追伸:例えば(と言っても自分の現状でもあるんですが) 借入額:100万円 利率 :28.8% 天井張り付き状態(満額まで借りてる状態)で4年間借りている場合、 過払い金の発生はどんなものしょうか? 毎月2万の利息と2万円の元金を払っています・・・返した元金2万円はすぐまた借りるの自転車状態ですが。 ちょっと解かりにくい文章ですね、スミマセン。 よろしくお願いします。
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- goo7856
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「過払い金」とは、あくまで「利息の払い過ぎ」の分について、元金に充当する制度で、元本が0となってから払いすぎとなるものをいいます。つまり、利息制限法上の利息(100万円未満ならば、年率18%)を超える利率については、元本への充当となるのです。 質問者の例ですと、借入期間が4年である為、過払い利息は発生するものの、過払い金の発生はまだないようです。
- sakurannsa
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詳しい取引情報をもとに引き直し計算をして算出するのが、過払い返還請求になります。引き直し計算ソフト等はネットで無料活用できますが、おおよその目安金額にしておいてください。 素人の方がご自分ですべてを行うのは難しいと思いますので、一度専門家にご相談ください。
- G131
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★でも☆でも過払い金の発生する事由は同じことで「払いすぎた利息は元本に充当する」ということです。 ★は完済後で残高がない事例であり、☆は返済途中で残高がある場合の事例に過ぎません。 ★完済後は払いすぎた利息を充当する元本がないので「借りた先から返ってくるお金の事を全て」を返還請求できます。 ☆残高がある場合は払いすぎた利息を元本に充当し「元金を全額相殺した状態で、更に借りた先からまだ返ってくるお金の余り分」を返還請求できます。 つまり、どちらも過払い金が発生していることになります。 ただし、元本に充当しても残高がある場合は過払い金があるとは言えません。 質問者さんご自身の例では、過払い金は発生していません。 ですが、払いすぎた利息を元本に充当すれば概算で30万円以上元本が減ると思われます。 #1さんと額が違うのは年利ではなく(毎月2万の利息と2万円の元金を払っています)から計算したためです。 ちなみに質問者さんは過払い金は発生していませんので、払いすぎた利息を元本に充当するには特定調停か 任意整理といった債務整理をする必要があります(俗に言うブラックリストに載ることになりますが)。
- tatuta1991
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>過払い金で元金を相殺できるといったような書き込みを見ました。 おおざっぱに云えば、質問者さんの☆が過払いでいいのですが、前提となる「過払い金で元金相殺」が既に正確な表現ではないんですよ。 例えば、1万円で年利28%だとすると、1年で2800円の利息ですから、1ヶ月では233円発生するわけです。1万円借りて、翌月に5000円支払うとします。すると、約定(契約)では233円が利息に当てられ、5000-233=4767円が元金に当てられます。これで残元金は1万-4767円で、5233円になるわけです。 次に5233円は1年で1465円の利息ですから、1ヶ月には122円発生するわけです。翌々月、また5000円返済すると、122円が利息に当てられ、5000-122=4878円が元金に当てられます。これで、残元金は5233円-4878円=355円になります。 これらの計算を繰り返し、翌々々月には8円利息が発生し363円支払い完済というわけです。これはつまり、3ヶ月かけて、1万363円支払っていることになります。 これを任意整理では利息制限法の利息で計算し直すのです。1万円は利息制限法では年利は20%ですから、1年で2000円、1ヵ月後は166円の利息が発生します。 翌月の5000円返済は、先ほどの約定では5000円のうち233円が利息に当てられましたが、年利20%では166円が利息ですから、4834円が元金に当てられ、1万-4834円=5166円が残元金です。 5166円の年利が・・・これを繰り返すと、最後の月は残元金251円+利息4円で済むところを、363円支払っていますから、ここで初めて、「払いすぎに」なるのです。363-255=108円が払いすぎで、ここで「過払いが発生する」という事です。 正確には、利息制限法の利息で計算しなおして、残高が残ればそれまでで、払いすぎていれば、「過払い状態」といいます。 勿論、契約を同じ会社で何口も持っていると、過払いと残高有りの2口持っているという事もあるでしょう。この場合は、「相殺」ではなく、過払いが発生した「時点」で、別の契約に「充当」する計算をします。 >天井張り付き状態(満額まで借りてる状態)で4年間借りている場合、過払い金の発生はどんなものしょうか? 借り方、返済の仕方で計算が微妙に異なってきますから、一概には言えないですが、6~7年以上は取引がないと、約定残高は100万円で、利息制限法の計算では過払い状態になっていることはないと思います。残高はかなり減るでしょうが・・・
- manno1966
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http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/604788/%B2%E1%CA%A7%B6%E2/detail.html?mode=0 既に返済を終えてさらに払ったお金=過払い金。と言う事で良いと思います。 > ☆「元金を全額相殺した状態で、更に借りた先からまだ返ってくるお金の余り分」の事 の方ですね。 > 借入額:100万円 利率 :28.8% 法定利息は15%ですから、毎年約13.8万円の払いすぎとなります。 なので、13.8×4=55.2となり、過払い状態ではありません。 まだ45万円ほど、債務の方が多いです。