最近の指導者はこういうことも教えないのでしょうか?(指導者講習会に参加しているとこう言う基本的なことを人間工学的に指導を受けるのですが・・・)
正式には掌を開いた状態で打ちます。全日本の選手でも世界の選手でも指を着けた(チョップの形)でスパイクを打つ人は誰も居ませんヨ。
理由は確立の問題です。チョップの形でボールをたたくよりパーの形でたたく方がボールの真に当たる確立が高いからです。テニスラケットがスモールフェイスよりラージ(ビッグ)フェイスが一般的なのと同じ理由です(15年位前まではスモールフェイスの選手も居ましたが今は誰も居ませんネ)。
#1.の方が「手を開いたら、力が入らないように思いますが…。」とありますが逆ですネ。ブロックのことを思って下さい。親指と小指に力を入れて思いっきり開くと掌が張る状態になります。ブロックではこの状態で壁を作り相手からの強打を阻止する訳ですが強打に負けないだけの力が必要となります。この指を開く動作こそが掌の力を発生する行為に当たります。強打を打つために力が必要なのは掌では無く腕の力や手首の力(スナップ)の方です。又、掌に力が入っている方が腕やスナップへの力の入れ方がスムーズに行えます。
今まで掌を閉じた状態でスパイクを打っているのだとしたら早く治した方が良いですヨ。最初は慣れないかもしれませんが・・・。又、掌を閉じた状態でスパイクを打つと弊害として肘が下がるという現象が起きることが証明されています。掌に力を入れていない分強打をする為に肘に力が入ってしまう為です。最高到達点でスパイクを打つ為にも掌を開いてスパイクを打つことを練習しましょう!
お礼
なるほど・・・。パーの形で打った方が良いのですね。 これからは、パーの形で打ちたいと思います。 とても分かりやすい丁寧な説明ありがとうございました。