私も夫の両親と同居している祖母、義理弟に贈り物をしました。
しかし、名目は結納のお返しではなく、『引っ越しのご挨拶の品』でした。
新郎から新婦に結納が渡るとそれで終わりではなく、今度新婦は目録(荷目録)を用意して、新郎に持参します。
荷目録とは『頂いた結納金でこれだけの物を用意しました』と明記したもので、結納屋さんで準備します。
その荷物を新居に入れる迄に、新婦から新郎に目録を持参します。
そのときに持って行くのが『引っ越しのご挨拶の品』です。
夫が独身時代に実家にいたと仮定して、その同居家族にそれぞれなにがしか品物を用意します。
質問者様のおっしゃっているのはこの品々でしょうか?
最近は結納をもらっても目録を省略する人多いですし、互いの両親が遠方に住んでいる時は、予め結納金を教えて貰っておいた上で、結納の席で目録のやりとりを済ませてしまう人もいます。そういう場合は、結納の席に『引っ越しのご挨拶の品』が出てくることになります。
『結納返しの品』というのは本来ありません。あえて言うなら結納のお返しは『立派な嫁入り仕度』ということになります。
貰った指輪に対して時計などをお返しするのは、結納金のやり取りをしなくなった頃の流行の名残です。最近ではそれが一般的になりつつありますが・・・・。
なので、『結納返しの品』というと義理両親等は視野外になりますが、『引っ越しご挨拶の品』であるなら
お父様に1つ、お母様に1つ、未婚の兄弟及び義理両親と同居している親族それぞれに1つづつになります。
私はカシミヤのセーターやブランドもののバッグなどを用意しました。予算はそれぞれ1~3万円程度です。
こういうことがあるので、結局新婦側の負担が大きくなるので、結納はますます敬遠され、そのやり方は七変化しているのでしょう。
ちなみに、私の夫の実家は、荷目録までは知ってましたが、『引っ越しご挨拶の品』があるのは知らず、ものすごく恐縮していたそうです。夫の親族に聞いて回って『正式にはそうするもんだ』と言われたらしく、ことなきを得ました。
地域差やそれぞれのご家庭のお考えもあることなのでご参考まで。
お礼
ありがとうございます(^^ たいへん勉強になりました。 それにしても、新婦側の負担大きいですね~。。。。 両親と相談してみます。参考になりました。