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レンズ仕様の意味が分かりません
最近カメラでの撮影を趣味にし始めました。 そこで先日拡大レンズを購入しようと友人に相談したところ、 通は「MTF」や「ディストーション」、「色ずれ」、「瞳位置」を 考慮するのだといわれてメーカに問い合わせました。 すると 「MTFでは4Mで像高が4.4のときに0.85です」 とか 「ディストーションは中心ライン上で2%です」 とか 「瞳位置はフランジから-600mmの位置にあります」 とか かなり訳が分かりませんでした。 ディストーションは調べると、なんとなく理想的な画面の長方形に対して 中央や角の膨らみがどれだけかといったないようであることが分かりました。 またMTFは友人から聞いて0.85というところが1に近いほど細かい物が 見えるということも聞きました。 しかし最後の瞳位置に関しては、なぜかレンズの中にありそうなのに レンズの全長よりはるかに大きい数字になっており、全然意味が分かりません。 (レンズ全長は120mmぐらいですし、別に受光面まで長いわけではないです) どこがスタートの数字なのかも今一分からず、購入前に悶々としています。 友人は口に出したものの本人もよく分かっていなかったようです。 基本もいいところの質問かもしれませんが、よろしくお願いします。
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あまり気にする必要はないと思います。 ディストーションに関しては、建物撮影など人工物撮影では考慮する必要はあるかもしれませんが、風景撮影でしたら気になることはほとんどありません。また、カタログ上の数値と実際に撮影した際のディストーションの大きさも、必ずしも一致しません。これは計算で得られた数値と、実際に写したときの「歪んでいるなぁ」という感覚は別モノだから。 MTFもカタログに書いてあるMTF曲線が良いから実際の写真も良い、と言うわけではありません。良い写真とMTFに関連性はありません。MTFが良くないから実際の仕上がりもよくないと言うことはないです。 ただ、高価な望遠レンズはMTF曲線がよい物が多いですね。 瞳位置に関しても、それ自体知ったところでどうする?といった感じです。私も詳しくはありませんが、こういう数値は計算で出される物だと思います。顕微鏡などと違って、一般の写真撮影には考慮する必要がないと思いますが。 ここに短いながら解説が載っています。 http://fujifilm.jp/business/material/cctv/info/techguide/index.html その友人も知ったかぶりで言っただけでしょう。 スペックオタクなら別として、レンズはスペックだけで決まる物ではありません。 ところで「拡大レンズ」とはなんでしょうか? クローズアップフィルターのことですか?
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拡大レンズって・・・ルーペのことじゃないですか? ご友人の表現にも一理あると思いますが私は定評のあるルーペをいくつかカメラ店で実際にさわってみて気に入ったものを買えば充分ではないかと思っています(で、PEAKにしました)。ただ、全体が見られる4~6倍の大きなものと細部が見やすい8~10倍のものの2つがあると便利です。
お礼
やはり見てみないと分からないということですね。 仕様項目に気を取られすぎないようにします。 ありがとうございました。
- new_hope
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そもそもその友人の言ってる、通はそういうことを気にする、ってのが嘘なので気にしなくて大丈夫です。というよりも、それを知ったところで実際のレンズ購入の基準にすらできないので、考えても一切メリットはありません。どこかで少し聞きかじった知識なのでしょう。 カメラ雑誌や新しいレンズのレポートなどではやたらと数値を取り上げることが多いですが、それはそういう記事を書く人が「カメラマン」ではなくて「ライター」だからそういうことになります。そして、そういうことを気にするひとがいい写真を撮ったというのも聞いたことがありません。 数値上優れているレンズは確かにありますが、自分の欲しい焦点距離、金額、使い勝手、実際に必要な解像感などというものを考えると、光学上の数値は極めてどうでもいい話になってきます。MTF曲線で周辺解像度の落ちが少ないなど知ったとしても、本当に使っているときに解像度に変化がでるかも、ゆがみが数値どおり出るかもわかりません。絞りをどのぐらいで撮るか、ズームならどのあたりを多用するかでもまったくかわってきます。 将来レンズ設計に携わったり、レンズ開発者になるのであれば勉強の必要がありますが、どう写るかに関しては実際に撮影した写真で確認するものです。写真の通は、頭でっかちにならずに目を鍛えます。 >基本もいいところの質問かもしれませんが、よろしくお願いします。 技術者にとっては基本ですが、撮る人にとってはそうでもないですよ。
お礼
知ったかの友人は当てにせずに専門雑誌でも読んで勉強します。 ありがとうございました。
>しかし最後の瞳位置に関しては、なぜかレンズの中にありそうなのに レンズの全長よりはるかに大きい数字になっており、全然意味が分かりません。 光学の参考書で入射瞳、射出瞳について調べてみてください。 しかし、そんなものを気にしてレンズ選びをする人なんているんですかねぇ・・・ 生半可な通人の言うことなど気にしないほうがよいのでは、と思いますが。 No.3の方もお尋ねになっていますが、拡大レンズって何ですか?
お礼
簡単に調べたときは内部にある図解ばっかりだったので、 そういうものだと思い込んでいました。 他の方の助言の通り意味の無い項目だったようです。 拡大レンズは望遠という意味であまり深く考えずに表記しました。 ありがとうございました。
- taikon3
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通は。 マニアとあオタクって呼ばれる人ですね。 プロでもそこまで気にして買いませんもん(^_^; ところでその手の数値が選べるほど豊富な予算とレンズの数がありますか? 1本100万円するレンズしか無かったら、それを買いますか??(^_^; そっち方面の基本は勉強しなくていいから、絞りとかそっちのほーの勉強をしましょう。
お礼
やはり使いものにならない数値だったようですね。 友人をとっちめてやろうと思います。 ありがとうございました。
- foobar
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#1補足 ディストーション(歪曲) 画面の4隅での数値を表示していることが多いようです。 ただ、歪曲の状況によっては、数値は小さいけどタイル張りの壁などを写したときに歪みが目立つレンズもありますし、数値としてはそれほど小さいわけではないけど歪みの目立たないレンズもあります。 (個人的には、数値の大小よりも、ディストーションのグラフを見て画像周辺で特性が水平になってて、かつ、細かいうねりの無いレンズが、実際の撮影では歪みが目立たないように感じています)
- foobar
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ディストーション 概ねご質問に書かれているので良いかと思います。 (焦点距離で決まる理想的な像の高さy0と、実際の像の高さyの差異、(y-y0)/y0です。) MTF (あるパターンに対して)どれくらい、被写体のコントラスト(明暗の違い)を保って写せるか、という値です。数値が大きい(1に近いほど)ほどコントラストを保持しています。細かいものがはっきり写るかどうかは、どれだけ高い空間周波数まで高いMTFの値を維持しているか(どれだけ細かい絵柄まで高いコントラストを維持できるか)で見ます。 瞳位置 レンズの構成によっては、レンズをはみ出たところにできるものもあるかも、、。(通常の撮影用レンズの選定にはあまり関係ないように思います、、、、。)
お礼
詳細をありがとうございます。 瞳位置は外部に出ることもあるんですね。 勉強になりました。
お礼
光学設計的な数値はあまり当てにならないんですね。 解説ページは参考になりました。 ありがとうございました。 あと拡大レンズとは望遠という意味でただの表現エラーです。