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自己愛性人格障害の治療、改善例
自己愛性人格障害の有効な治療法はなにかあしませんか?認知行動療法でも難しいでしょうか?改善したという事をほとんど目にしません。改善例なども話して頂けると、ありがたいです。どうぞ、よろしくお願い致します。
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私も人格障害的(感情の起伏の激しさ、やつあたりで暴力)だった者です。今は大体穏やかでほんわかした状態です。周囲も初め一時的と思ってたようですが、今はその変化を驚きつつ、認めてくれてます。 まず、自分に向きあう事をさける事(自分に嘘をつき本心を知ろうとしない)を止める事からでした。 後は、どうしてその行動をしようと思ったのか、感情の根底にはどんな願いがあったのか、わかるまで繰返し考えました。 感情そのものではなく、傷つけたいと感じた時、なぜ傷つけたいのか、大元には切実な願いがあったはずです。自己嫌悪で見えなくても本心に耳をすませば、か弱い声が聞こえてきます。それを受けとめ自分をいじめるのをやめ、大事に育てるのです。 私は幸福を願ってて、今までの行動はその目標と相反してると感じてから、最初の変化が始まりました。 暴力が減り、希望が見えてきました。 改善は地道で長い道のりです。 「怒りのない自分にならなくては」と願うのですが「何でそうなれない!」と自分を責める堂々巡りが続きました。 感情はそう簡単に変わらないです。 力ずくで変えるのをやめ、流しそれとは別の頭で考え、判断できるようになるよう地道に続けるのです。 「普通の人」になる為の治療というより、人生の建直しであり、成長です。 苦しい事も沢山あります。大きな船の大転換なのですから…。でもその先の可能性に賭けるつもりで、続けてきました。 URLは私がカウンセリングをうけてた所です。上記はその考えに基づいた経験です。ご参考までに。
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全然参考にならないかもしれませんが、現在進行中の私からもいろいろ提案させていただきます。 私は、現在は高校1年生ですが、小学4年生のころから学校に別室登校(なるべく人と会わないように学校自体には行くが、授業や行事などには参加せず、ほぼただ「学校」という場所に行っているだけの状態)です。いままで、学年のはじめなどに少しずつ参加しようとしても、全然ダメでした。 でも、今の私と中学3年生前半以前の私とは明らかに違っています。それは、中学3年生の時にいつも私に来てくれた先生が「自己愛性人格障害」の過去の回答でもあった治療法、対処法の接し方をしてくれたからです。先生本人は、意図してはいなかったのだと思われるのですが、このことで「未来」への夢はとても大きいものになりました。 よく考えれば、その先生は私のすきな「数学」の話からはじめて、いろいろ一緒に話してくれました。なので、やはり相手の好きなことを一緒に話して信頼を得るというのが重要なようです。 また、自己愛性人格障害の人は妄想や想像は人並み以上のものですが、それを実行するのはかなり困難だったりします。 なので、具体的に言うのは難しいのですが、「想像」を「実行」に移せるアプローチをしてあげれば、これも信頼感を得られると思います。 あと、これは私個人の話かもしれないですが、この障害を患っている人にはその日の「課題」を残させないのも大事なのかもしれません。これは、今日は今日、明日は明日という意識にもつながりますし、なにより「課題」というものでその人の「自由」を奪わないことにもつながります。 こんなことしか書けませんが、参考になれば嬉しいです。 最後に、同じ自己愛性人格障害の方々に。 空想でも、妄想でも、全能感でもいいので、未来への希望を持ってください。
- yukkkyu
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こんにちは。 経験者ではないのですが、調べてみました。 やはり、カウンセリングを受けるのも必要だと思いますが・・・。 はっきりした事は、分からなかったのですが、ネットで治療法を探しました。よかったら、参考にしてみて下さい。 自己愛性人格障害の治療 1.治療の基本は、「直面化」をしながらの「育て直し」である。 ACの治療のように厳しい直面化によって認知の修正をしながら、徹底したサポートで「あなたは存在しても良い」という姿勢を一定の期間周囲からできるかどうかが回復のカギである。 2.追い詰められる状況が必要 ただサポートされるだけでは、「当たり前」と依存するだけになり、治療にはならない。子供のためとか、同居を続けるため等のどうしようもなく追い詰められた状況があれば、辛い直面化を耐えて治療を継続する可能性が出てくる。サポートする体制を作っておいて一方では直面化を迫る体制が必要である。 3.「見捨てない」だけでは不足 ボーダーの治療は巻き込まれないで「見捨てない」だけでも可能なことが多い。自己愛の場合これでは不足で、母親的な献身的なサポートで抱えることが必要だ。これは家族にそれだけの協力をする用意があるかどうかに関係している。ただのACとして世話をするだけでも耐え切れないほど家族もきつい治療になる。 4.周囲は本当のことを言うことが必要 厳しい直面化に耐えるために、(情緒的には納得できなくとも)認知の上だけでも治療スタッフとの(知的な)信頼関係が必要である。建前で接することは本人に逃げ場を与えることともなり、少なくとも、「偽らない」という意味で率直に周囲が接することは不可欠である。 5.「基本的に人間として大事にすること」が最も要求される 自我の基本的な部分の育て直しであり、「存在して良い」ことを体験できなかったことから来る障害であるので、当然人間として大事にされる体験が必要である。これが治療のために一番大事なポイントである。
自己愛型の人格障害は加齢とともに自然と回復することも多いようですが、一度精神科でカウンセリングを受けて見られてはいかがでしょう? 現在、私も始めたばかりなので、改善するかどうかはわかりかねますが、主治医からの勧めで始めました。
お礼
説明不足で、すみません。家族が自己愛的というか認知の歪みのある人達で、私は境界例的な人間でした(アクティングあうといろいろありましたW)。私自身かつては、行き過ぎた思考パターンで話をしていましたが、心理学などの本をもとに無理矢理に自分を変えてきました。まだまだですが、以前よりは、少しはタフで、前向きになれたかと思います。 多くの方々が苦しんでいらっしゃる中、改善の情報が目に留まる事がなかったので、質問させてもらいました。私の努力が足らなかったのかもしれません。もし、何かご存知でしたら教えてもらってもいいですか? 本で齧った程度なのでよくわからないのですが、レッテル張りの弊害、インフォームドコンセントの責任にる病状告知の難しさ、自己愛性は告知を拒否する、DMSはあくまでも見立てでその内容をいわれれば、通常の人でも受け入れられない、若者言葉は自己愛性と見られる、等の問題があるかのではと思ってしまいます。人によってはACの自己愛、境界例の自己愛(かつての私でしょうか?)などといろいろに分けたりします。 カウンセリングのお薦めありがとうございました。gohstさんはとても人思いで優しい自己愛型なんですネW。あれ?自己愛なのにーw。
お礼
あまり込み入った質問をしてもいけないかと思い、言葉が足らずになってました。ごめんなさい。身近に自己愛性的というか、認知の歪みの多い人達がいまして、カウンセリングの本などを参考にしながら、接っするようにしてきました。力不足のため、間違った言動に対して、人も自分も大切にするようにと、声を荒げながら説明した事が2度3度とありました。おかげさまで、今では、私に対して気を使をつかうようなことをいってくれるようにもなり、少しほっとしています。しかし、本人は、いわゆる、軽度のうつ状態から抜け出る事が難しいようです。 私だけでなく、多くの方が、どうすれば良いのかわからず、助けを求めているのが現状ではないでしょうか。実際のよくなった体験談、そして有効とはいかなくても、何とか少しは改善した程度でも、なんらかの、治療法などの具体例があれば、多くの人への励ましになるのではないかと質問をさせてもらいました。そういった、情報をもしご存知でしたらお知らせいただければ幸いです。また、回答頂いた内容、うろ覚えになっていたもの、新しい知識など、大変参考になりました。どうもありがとうございました。