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リップ方式とチャプト方式

プリンタで、リップ方式があるかと思いますが、 チャプト方式とはどのようなものでしょうか? (キャノンLBP5100対応?) 教えてください。お願いします。

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  • 4G52GS
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回答No.1

プリンタの修理屋です。 ひょっとして「LIPS」と「CAPT」のことでしょうか? 前者は「リップス」(Laser Printer Image prosessing System)と読みます。 後者は内輪でも統一した案内はありませんがたいていは「キャプト」(Canon Advanced Printing Technology)と読んでいます。 現在ではどちらもプリンタドライバの一種と言うこと名のですが、昔は若干事情が異なっていました。 DOSの時代、たいていのパソコンは文字のコードをプリンタに送り、プリンタはそのコードに対応した文字パターンを呼び出して一文字づつ印字していました。主流はドットプリンタでした。 そこへレーザープリンタが登場。 従来のドットプリンタの様に1行づつ印刷していくわけではなく、1ページ分のデーターを展開して印字しなければなりません。 そこで、「ページ記述言語」といわれる、現在のプリンタドライバの原型のようなものが出来上がり、レーザープリンタをいち早く市場に投入していたキヤノンのものが市場で中心的な位置を占めたのです。 それがLIPSなのです。 その後、Windowsの時代になり、WindowsはLIPSで行っていたようなデーター展開(スプールなどといいます)をパソコン側で行ってからデーターをプリンタに送っていました。 DOSの時代を引きずったLIPSの場合(LIPSIIIまで)、一度スプールしたデーターを元のデーターに戻し、LIPSでスプールしなおすような作業が入ってしまい、非常に不利でしたが、 LBP-730とともに発表されたLIPSIV以降、Windowsでも非常にスムーズに印字できるようになりました。 LIPSは非常に良く出来た言語(ドライバ)なのですが、キヤノンとしては問題もいくつかありました。 一番の問題は非常に高度な機能までサポートしていたため、普及機では要らない部分が出ること、さらにその機能を支えるためプリンタのハードのレベルを落とすことが出来ないというジレンマもありました。 そこで、安価な機械でも充分な機能を実現するための「CAPT」が開発されました。 発表当時は「キヤノン内製」と言う話も聞きましたので「LIPS」は社外の協力を仰いで開発していたのかも知れません。その結果著作権料も発生していたのかも。 したがって、LIPSでもCAPTでも普通に使うときは大きな問題は出ませんし、差が分からないという人がほとんどだと思います。 商品としては低価格機はCAPT、高級機はLIPSとなっています。 CAPTの機械はLIPSで動きませんし、逆も同じです。 双方の違いが出るとしたら、大きなデーター(高密度な画像データーなど)を処理するときに出る可能性があります。 CAPTはプリンタ側のメモリは必要最低限度で、不足部分はPCのメモリを使います。こちらの場合はPC-の速度が遅くなったりフリーズする恐れがあります。 LIPSの場合はプリンタ側のメモリで展開しますので、メモリを増設しておけば、PCの負担は軽くなります。 現行機種ではA4機はモノクロ、カラーともに最上位機種がLIPSです。(LBP-350は長いこと生産していますが、数世代前のLIPSIIIになっています。古いDOSのPCの対応用途考えていいでしょう) A3はモノクロはLIPSが標準で、一番安い機械がCAPT。 カラーは一機種づつですが、従来のラインナップを見てもCAPTは小数派です。

noy01
質問者

お礼

とても参考になり、又勉強になりました。 いい加減な質問内容にも関わらず、ご理解いただきまして 助かりました。本当にありがとうございました!

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