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ノルウェイの森の「ピース」とは?

 物語の前半部分でこういうセリフがあります。 「そうねえ」といって緑は少し首をひねった。「見つけようと思えば何とかみつかるものだし,みつからなきゃ害のない程度に作っちゃえばいいのよ」 「なるほど」と僕は感心して言った。 「ピース」と緑は言った。  この「ピース」とはどういう意味なんでしょうか?この「ピース」はここだけじゃなく後半にも2回ほど出ています。

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回答No.3

これは私のかなり勝手な解釈ですが・・・。 ノルウェイの森の登場人物はほとんど皆、この時代に盛んだった学生運動を冷めた目で見ていたり一線引いた態度を取っています。 ですが、授業がしょっちゅう休講になったり、緑はフォークソングのサークルに入ってみたらマルクスを強制されたりしており、その時代の最中に学生生活を送っているわけです。 正確なところは分からないのですが、確か1968年(1969年?)はベトナム反戦運動も最高に盛り上がった頃だったはず。 で、その学生運動やら反戦運動やらの最中に学生が「ピース」=平和あれ、みたいな感じでやってたらしいです。(経験者ではありませんが) そういうわけで私は、この「ピース」を当時の流行語として連発しているのだと思います。主人公と緑の価値観で言えば、ちょっと皮肉な意味も込めてるかな?なんて。(これは深読みだと思うけど)

knightluck
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >ノルウェイの森の登場人物はほとんど皆、この時代に盛んだった学生運動を冷めた目で見ていたり一線引いた態度を取っています。 ですが、授業がしょっちゅう休講になったり、緑はフォークソングのサークルに入ってみたらマルクスを強制されたりしており、その時代の最中に学生生活を送っているわけです。 そんなエピソードありましたね。今の時代から想像もつきません。 1968,9年あたりの流行語を調べてみるとやはり学生運動関係の用語 が多いみたいです(ゲバとか)。言葉って時代が変わるにつれて変わ っていくんですね。

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  • intruder
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回答No.4

学生運動の時代に流行ったらしいですが、元々はアメリカのヒッピーとかのラブアンドピースだと思います。 ヒッピーの長髪とピースサインが自由の象徴として、学生運動の日本の大学生の間で流行ったものと思います。 ヒッピーというとカメラに向かってピースサインっていうのが私の中ではイメージされてしまいます。 本来はピースサインで自由と平和をアピールしていると聞いたような聞いてないような?(笑) 経験したことではないので、全くの想像になってしまいますが。

knightluck
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 >ヒッピーというとカメラに向かってピースサインっていうのが私の中ではイメージされてしまいます。 ヒッピー。僕の中では変な格好をしている人たちというイメージを まず思いつきますね。そういう意味もあるんですね。

  • Brown2002
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回答No.2

指をじゃんけんのチョキの形に曲げて出す、いわゆるVサインを出しながらの台詞です。(多分) 自分の説明に相手が納得したので、得意がって言った台詞です。 「やったね!」ぐらいに置き換えても意味は変わらないと思います。 ちなみに、昔の大阪や京都では同様の使い方をしてました。 今はどうかな?

knightluck
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >ちなみに、昔の大阪や京都では同様の使い方をしてました。 本当ですか!「ピース」なんて写真をとるときにしか使われないと 思っていたので,違和感があり質問してみたのですが知りませんでした。

noname#166310
noname#166310
回答No.1

これ読んだんですけどね、ほとんど細かいところは覚えていません。 ですので、質問文に入っている文から解釈しますと、 この「ピース」はいわゆる「Vサイン」のピースで、僕が「なるほど」と納得がいくような提案(説明?)を自分ができたことに対する「賞賛」でしょう。要は「すごいでしょ」まではいかなくてもそんなニュアンス。 「100点取ったんだ」「すごいじゃない」「へへっ、ピース!」みたいな感じではないでしょうか。

knightluck
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。今風の感覚でいえば「イェーイ」といった ところなんでしょうね。