※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:歌舞伎十八番の上演について)
歌舞伎十八番の上演について
このQ&Aのポイント
市川家が制定した「歌舞伎十八番」とは、市川團十郎の得意な演目を指すものであり、彼の許しを得ずには上演できない制度があった。
現代でも「歌舞伎十八番」の演じる際には、役者たちは市川宗家の『三枡の紋』を衣装につけることが一般的である。
役者の後見役も、裃の色を揃える必要がある場合もあるが、裃の色の違う後見さんも存在する。
その昔、
市川團十郎が制定した「歌舞伎十八番」・・・早い話が、彼の得意な演目を「市川家の芸!」と勝手に宣言したわけですが、その後、この十八番を演ずるには、市川團十郎又は市川宗家の許しを得ずには上演できないという、なかなか自分勝手な制度があり、それを破ったある弟子が破門にされたようで・・・。
時代は移り、現代でも一応そのような風習が残っているそうですが・・・
10月の名古屋・御園座歌舞伎を見た時にふと疑問がわいてきました。
「歌舞伎十八番」のどれかを演じる時、役者の着る紋付きの衣装には、市川宗家の『三枡の紋』の入っていました。当人は成田屋ではありません。また、各場面で後見でついていた人たちも、主になる役者が誰であれ、柿色の裃に三枡の紋という出で立ちだった・・・気がします。
見落としがなければ。今月の御園座は、尾上菊五郎と市川團十郎と、元”平成の三之助”ほか、豪華な顔ぶれで行われています。が、それだけあらゆる役者が揃うなら、皆それぞれの紋を持って演じてもいい気がするのですが・・・。
そこで質問。
1.歌舞伎十八番を演じる時は、どんな役であれ、
三枡の紋を衣装につけるのでしょうか?
2.各役者の後見役(ふつう後見は、自分の一座の人に任せると思うのですが。)も、裃の色をそろえないといけないのでしょうか?
(今まで見たものでは、裃の色の違う後見さん、いたと思うのですが。)
以上2点です。
どちらか一方でもかまいませんが、よろしくお願いします。
お礼
大変詳しい解説、ありがとうございます。 横柄な質問文で申し訳ありません。 謙虚さが無かった文章ですね。 歌舞伎を見始めて数年経つのですが、 まだまだわからないことだらけです。 なるほど、役柄によって、役柄の家紋やその場にさりげなく使われる役者の紋など、知らないことばかりでした。 後見も、確かに、芝居をよくわかっている人がつく方が芝居がスムーズに進みますよね。歌舞伎十八番に、市川宗家の後見が多くつく理由もわかりました。 大変ありがとうございます。 参考URLも読み応えのあるところなので、 時間をかけてゆっくりひもときながら、 また歌舞伎公演に行く機会までに勉強したいと思います。 ありがとうございました。