- 締切済み
LUNについて
ストレージについて勉強しているのですが、LUNについていまいち理解できません。 一つのSCSI接続のハードディスクを論理的に切り分けた物みたいな感じで考えているのですが、これだとパーティションを分けるのとどう違うのかと思います。 またLUNを設定する利点はなんなのでしょうか。 どなたかわかりやすく教えて頂けると助かります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- invalid
- ベストアンサー率61% (67/109)
LUN:1つのストレージ機器(SCSIでもFCでも)の中に論理的なディスク装置(論理ユニット)を作る パーティション:1つのディスクを領域単位に分割する 聞いているだけでは違いが分からないかもしれませんが… 例えば72GBディスクを10個載せたストレージ(ディスクアレイとか)があって それを「装置全体を1ディスク」としてしか認識できないと不都合が生じます。 ・1個のディスクとして看做すのでSAN上で複数サーバから装置を共有できない。 ・仮に720GBというディスク装置ができても運用上扱いづらい。 LUNでストレージ装置を仮想的なディスクに分割(LUN作成)できると、 そのLUN単位を1ディスクとして扱えるので ・SAN上で、LUN#1はAサーバ、LUN#2はBサーバに接続する というようにストレージ装置を共有できるようになる。 ・小規模なLUNの単位で仮想的なディスクとなるため各サーバで扱い易い というメリットがあります。 パーティション分割は、割り当てられたサーバ側でディスクを領域毎に分割し 扱うことになりますので、LUNとは意味が異なってきます。
- honeorizon
- ベストアンサー率70% (197/279)
参照URLなどにLUNの解説がありますが、 -- たとえば連装CD-ROMやPDなどは、LUNによって1つのIDでも複数のメディアを使うことができるようになっています。 -- と書いてあります。最近のATAPやSATA接続のCDドライブでは有りませんけど、SCSI接続だと、5連装とかのCDドライブが有りました(多分、サーバ向けには今でも有るでしょう)。一つのCDドライブに5枚までCDを同時に入れることが出来る機器です。さて、SCSI-IDはその機器を指定する物で、この5連装CDドライブ中の"どのCD"を読み出すかは指定できません。その時、このLUNを使用してCDの番号を指定します。つまり、複数の物理メディアを一つの機器に同時に入れておいてLUNを指定して切り替えるわけです。 連装CDだけでなく、探せばテープバックアップ装置で、複数のテープメディアを入れておける機器とかもあると思います。 ですので、 >一つのSCSI接続のハードディスクを論理的に切り分けた物みたいな感じで考えているのですが、これだとパーティションを分けるのとどう違うのかと思います。 では無くて、もしHDDでLUNを使用するなら(参考URLにも書いてありますが、HDDでは普通複数のLUNは持ちません)、HDDのプラッタ(回転する物理媒体)自体を交換する物になるでしょう。ですので、パーティションの様に、プラッタ上のデータ領域を論理的に分ける物とは根本的に違います。
- a-saitoh
- ベストアンサー率30% (524/1722)
SCSI-IDはハードディスクコントローラとかテープコントローラについてひとつずつ番号がつくものです。 通常のSCSI-HDDは、HDD上にハードディスクコントローラが集積されています。 しかし、一部の機種では、一つのハードディスクコントローラで、複数のディスクドライブが制御できるものがあります。この場合、個別のドライブを区別するためにLUNを使います。 テープだと、テープへのアクセスモードの区別にLUNを使うこともあるみたいですね。