- ベストアンサー
鼻の骨の手術について質問
- 鼻の骨の手術について質問します。アレルギー性鼻炎のため、鼻の通りをよくするため削る手術が一つの方法だと言われました。
- 鼻の骨を削る手術は鼻の通りを改善することができますが、一部の場合は過剰な削りすぎにより鼻の形状が気になることがあります。
- 鼻の骨の手術は一部の選択肢であり、骨量が減ることによる将来の影響は不明です。医師の意見には差がありますので、慎重に考慮する必要があります。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
耳鼻科医です。 鼻中隔湾曲の手術だと思いますので、それについてお書きします。 「片方の骨が曲がっている」のではなく、真ん中の骨が片方に 曲がっているのではないですか。 左右のバランスの問題なので、曲がりをなおすと、狭かった方は 広くなりますが、逆は狭くなります。 狭くなるといっても中央を越えることはないのですが、もともと 広い容積に合わせて周囲の骨や粘膜などが張り出している場合は、 真ん中に寄せただけで以前と比較して狭くなってしまうこともあります。 だから、普通は鼻中隔だけでなく、両脇にある下鼻甲介という出っ張り部分を 含めて手術するかどうか検討して、鼻腔内全体のバランスをとるようにします。 手術の目的は鼻閉の改善ですが、鼻中隔手術はアレルギー性鼻炎には 全く無効ですので、アレルギーによる鼻閉に対応するため、 下鼻甲介の手術(レーザー手術も含めて)を同時に行うのが普通です。 私の意見としては、鼻中隔湾曲のみで手術を行うことは、相当ひどい 湾曲の場合だけだと思います。 特に、アレルギーが合併している場合は下甲介の処置は必須です。 ご質問を見ると鼻閉の症状は書かれていないのですが、鼻閉がないのなら 鼻中隔中術は意味がありません。 薬剤治療の方が良いような気がします。 フルナーゼの長期使用はほとんど問題がありません。 たまに、粘膜が荒れて出血しやすくなることがありますが、この場合は 使用をひかえて頂いています。 A医師、B医師の発言はともに、下鼻甲介を切除する手術を含んでいるような ニュアンスがあります。 そうだとすれば、鼻閉の改善は期待できるのですが、術後の問題点などを もう少し詳しく医師と話し合うことをおすすめします。 特に、「通り過ぎて気になる」症状は鼻内の気流が変化するための感覚の 変化だと思うのですが、空気は通っていても鼻閉感を感じるというもので、 あまりうまい対処法はありません。 気にする人は非常に気になるようです。 最終的は判断は、患者さんの症状、特に鼻閉の程度が決め手となりますので、 鼻閉でどのくらい苦しいのか、が具体的に説明できるといいと思います。