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サザエさん
フジテレビ系「サザエさん」は大変好評を博しているが、原作者・故長谷川町子さんは、生前 「今テレビでやっている『サザエさん』は、私の『サザエさん』とは全く別のものです。私はテレビの『サザエさん』とは何の関係もありません」 と語っていた。 アニメに関しては、快く思っていなかったようだ。 自分の作品がアニメ化されTV放送で人気が上がって大喜びしていたと思っていたが、意外な感じがした。 なぜ故長谷川町子さんは、アニメ化に関与しなかったのだろうか?
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マンガのサザエさんを読まれたことがありますか? マンガのサザエさんって4コマなんですよ。それもマンガ雑誌に掲載されたものではなく、新聞に毎日連載されていたものです。もちろん、毎回、完結で、連続的なものはないのです。一般的に、アニメの大部分はストーリーマンガをもとにしたもので、純粋の4コマをアニメにする例はあまりないのでは。長谷川町子はストーリーマンガにはまったく感心がなく、アニメの話にも興がのらなかったものと思われます。サザエさんのマンガって当時の風俗を風刺している感じのものが多かったように思います。ただ単に面白おかしくどたばたやるのは作者の好みではないように思います。
お礼
「サザエさん」が4コママンガで朝日新聞に連載されていた事は知っています。 故長谷川町子さんが残した膨大な作品の中には、身体障害者差別となる現在の社会概念では不適切と受け取られる物もあります。 当時の社会世相を風刺し”少々毒のある”描き方をした故長谷川町子さんには、アニメの”さわやかファミリー”的な描き方は、ポリシーに合わなかったのかもしれません。