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シーレーンの脅威とは?

仮に。マラッカ海峡→インド洋→スエズ運河までのシーレーンに脅威が発生したとすればそれは何ですか? 例えば、中国の潜水艦が突然日本の商船を攻撃することなどあるんですかねぇ? それとも未来の戦時を想定したうえでシーレーン確保は重要なんですか? シーレーンが重要なことはわかりますが、脅威など考えられません。

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  • sessou
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回答No.3

==シーレーンの歴史== シーレーン防衛は太平洋戦争の時から始まっています。フィリピン諸島から台湾、沖縄にかけての航路では、南方から取れる原油や鉄鉱石などの資源を運ぶ輸送船団がアメリカの潜水艦による魚雷攻撃や機雷敷設、また航空機による空からの攻撃されました。海軍が想定した輸送船損害数をはるかに上回る輸送船が物資ごと沈められたのです。護衛軽視の海軍は慌てて輸送船団を守るべく護衛艦隊を編成しますが既に主力艦艇の多くは撃沈され、集めた人員も予備役軍人ばかり、艦艇も戦時急増艦や海防艦だった為に終戦まで輸送船を守ることができず、日本の工業生産能力が低下し国民が飢えたのです。 ==戦後のシーレーン== 太平洋戦争が終わり海上自衛隊が新設されると、輸送船団を沈められた苦い経験を経て、攻撃型の艦隊構想からシーレーン防衛構想へと海上自衛隊(海軍)の目的が変わりました。アメリカの潜水艦や航空機により輸送船が沈められた経験を経て対潜護衛艦、掃海艇や対潜哨戒機、対潜へり、対空護衛艦(イージス艦やミサイル護衛艦)を中心とした艦隊を編成しました。 ==日本経済とシーレーンの関係== 脅威はあります。現在の日本は食料と資源のほとんどを輸入に頼っています。直接に攻撃されなくても、マラッカ海峡の船舶事故や海賊行為、インド洋やスエズ運河の近隣諸国間で紛争が発生すると、安全のためタンカーや輸送船が通常航路を大きく迂回した航路をとったり、護衛艦を随伴させたりします。その為、日本に物資が届くのが遅れるのでその分、日本国内の食料や石油などの物価が高騰し品薄になったります。日本の経済と国民にとって大打撃になるのです。

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その他の回答 (2)

  • lvmhyamzn
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回答No.2

イラン・イラク戦争の時に実際に第3国の船舶を攻撃することがありました。 イラクのサダム政権はホルムズ海峡にいる船舶、イラク領空の航空機を攻撃すると宣言し、実際、日本のタンカーも攻撃されました。 紛争が起きれば単なる通行人である船舶が攻撃されることはあるうるでしょう。実際あったのだから。 マラッカ海峡では海賊が出ますね。 それに攻撃だけが脅威ではなくて通行妨害も脅威になります。

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  • hdmi446
  • ベストアンサー率31% (15/47)
回答No.1

経済がグローバル化し、大国の正規軍同士の戦争の可能性が ほぼ無くなった現代では、中国の潜水艦が 日本の商船を攻撃することはありえないでしょう。 他国の経済状況が、時差より早く自国の市場に反映する時代ですから。 シーレーンを守る意味は、 (1)テロリストから守る (2)外交的優位を得る の二点でしょう。 戦争の可能性はもうなくなったとはいえ、 外交問題はまだまだ残ってますから、 圧力としてシーレーンは外交カードとして 使われる可能性があります。

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