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自分のなかでこれが一番最高!だと思うアニメ
漫画で同じ質問をされているかたがいらっしゃったので、私もぜひアニメ作品で同じ質問をしてみたいと思い、投稿しました!! (類似の質問タイトルを使わせていただきました。申し訳ありません!) 【自分が一番大好きな(ハマった)アニメ作品はこれだ!!というのを1作、ぜひ教えてください!!】 この作品で自分が変わった!この作品がバイブルだ!凄く凄く大好きだ!!とにかく感動した!等等、アニメ作品を1作品、ぜひ教えてください!! 私は昔からアニメ大好きだったのですが、数年間アニメから離れていたので自分が見ていない名作がきっとたくさんあるのだろうと思い、ぜひオススメをお聞きしたいのです。1作品限定にしたのは、やはり類似の質問をされた方の回答を拝見しても、作品タイトルしかあまり書かれておらず作品内容がよくわからなかったので・・・。複数作品ではなく、1作品限定で、オススメな理由、作品への愛を熱く熱く語っていただきたいのです! ちなみに制作者のこだわりが深いアニメやシリーズ通して丁寧に描かれているアニメに惹かれ最近またアニメ復帰しました。 私が感動したアニメは『新世紀エヴァンゲリオン』『新機動戦記ガンダムW』『少女革命ウテナ』『鋼の錬金術師』『桜蘭高校ホスト部』『おおきく振りかぶって』です(なのでできたらこの作品以外で・笑)そして最近気になっているアニメは『ロミオ×ジュリエット』『DARKER THAN BLACK黒の契約者』『攻殻機動隊』・・・。 たくさんの回答、お待ちしております!!!
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最近の作品ではないので、御覧になったことがあるかもしれませんが、私にとって大変思い入れのある作品なのでご紹介させていただきますね。 『ロードス島戦記』 結城信輝さんがキャラクターデザインをされている、OVA作品です。今見ると、セルアニメですし画像も良いとは言えないのかもしれませんが(苦笑)、とにかく作画が素晴らしく、私はこのアニメを見て、「アニメーションって、芸術なんだ」と認識し、以来、アニメの世界にはまりました。 原作が小説で、そちらがまた珠玉なのですが、アニメでは少しストーリーが変わっています。 アニメにしても、小説にしても私の人生観の一部を覆す作品でした。原点はどこか、と問われれば、アニメと小説と音楽とイラストに関しては、全てこの作品になってしまいます(苦笑) 以下は、蛇足ですが、宜しければご参照ください。 ・『カウボーイビバップ』 こちらも、作画がすばらしい一作です。アクションシーンのスピード感は、アクション映画にも引けを取らないと思います。 ストーリーは、全26話が全てつながって一つの作品を構成しているというわけではなく、1話1話が意味を持っているタイプの作品です。(監督の好みでしょうか/笑)深く考えさせられる話から、だから何?っていうわけのわからない話、また各キャラにまつわるストーリとが入り乱れて構成され、何処をとっても面白い作品です。 音楽も素晴らしく、画と音楽の組み合わせが魅力でもあります。 また個人的なお薦めは、リアルっぽいところでしょうか。キャラの話し方とか、銃声が重いところとか、アニメでありながらどこか生っぽさを感じてしまうところが、私的には非常に好きでした。 映画も公開されています。 ・『スチームボーイ』 大友克洋監督によるアニメ映画。ちょうど万博が行われているあたりの時代が舞台になっていて、万博の建物などは、本などの資料で見たままで、映画館で見て感動しました。ストーリーも、科学が兵器になり得る時代の葛藤のようなものが描かれていて考えさせられましたし、その頃の世界情勢など時代背景を知っていると、尚面白く見られる作品だと思います。 作画も無論素晴らしかったですが、背景画や音楽もとても良かったです。 サイトがあるようなので詳しくはそちらを。 http://www.steamboy.net/intro.shtml ・『サムライ・チャンプルー』 『カウボーイビバップ』と同じ監督さんの作品です。作画・曲へのこだわりはいうまでもなく、ストーリーも似たような構成を持っています。『カウボーイビバップ』よりは、若干軽めでしょうか。 こちらも、サイトがあるようなのでURLご紹介しておきます。 http://www.samuraichamploo.com/ ・『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』 ガンダムWが放映されていた頃にOVAが発売されていたのではなかったでしょうか。同じ頃に見て、好きになった作品です。ガンダムWがお好きということですので、お薦めさせていただきます。キャラクターデザインは『カウボーイビバップ』と同じ、川元利浩さんです。 私は、OPがお気に入りで、聞くと泣きそうになります(苦笑)OPの作画も、機体の傷んだ感じが大好きです。1st時代の地球が舞台で、キャラも少し大人、敵との恋愛と、切なさのある作品です。 ・『イノセンス』 『攻殻機動隊』を御覧になっているなら、既にご視聴済みかもしれませんが、まだでしたら一見の価値ありかと思います。ストーリーは哲学的とも言えるので「よくわからなかった」という感想もよく耳にしますが、作画がなんと言ってもすばらしいです。私は見ていて、これだけのクオリティを創り上げる途方もなさに呆れました(笑) つい熱くなってしまい、いくつか上げてしまいましたが(汗)どうぞご容赦いただければと思います。 つたない説明で申し訳ありませんが、なにか引っかかる作品があれば幸いです。
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- t6jsunw
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「銀河英雄伝説」 http://www.ginei.jp/ ttp://ja.wikipedia.org/wiki/銀河英雄伝説 http://www.bandaigames.channel.or.jp/list/gineiden/
- ZAZAN
- ベストアンサー率38% (287/748)
#13です カードキャプターさくらの良さはやはり原作者が複数人数で相談できるということと、アニメ版のスタッフは原作を大事にしたということでしょうか。 実際子供向けに作られて(トイレに行くようなシーンすらも考慮されたとか)はいるものの、あきらかに子供向けではない演出(ハタからみてるとコイツら男同士で出来てるんちゃうか、とか、先生が小学生に手出したら犯罪やろ、とか)も含まれており、大きなお友達も原作の構想段階から視野に入れていて、その計算どおりに売れた点はもう凄いとしか言えないですね。 クロノクルセイドですが、「原作がまだ続いている中で原作と違うラストを描いたアニメ」ではなく、「原作とアニメのラストを同時期にあわせたアニメ」なんです。ようは原作の最終回とアニメの最終回のリリース日がほとんど同時期という。鋼の錬金術師は原作はまだまだ続いていますので(面白いですよね)同じではないですね。 クロノの作者さんの森山大輔氏はイラストレータとしても活躍されている方なので物凄く絵が整理されていて見やすいです。ただその分たとえばジャンプ系のちょっと絵のヘタな、でも元気のある新人作家などと比べるとその「元気」が足りない気はするのです(笑) 話も面白いですし、お勧めなんですけど大ブレイクせず隠れた名作となってしまうのはそのあたりの押しが足りないんでしょうね。 マイトガインは当時子供心にも「製作者が楽しんで作ってるな」という雰囲気が伝わってくる作品でした。サリーは「なぜか」事件の起こるところで決まって怪しいバイトをしていたり、ガインのコピーを造ったところ正義の心までコピーしてしまったり、などかなりシナリオに独創的な遊びが多かったと思います。敵役が一人ではなく複数で、しかもそれぞれ純粋悪ではなく人情味ある演出で、にもかかわらずマイトは絶対正義という難しい表現をさらりとやってのけていたと思います。複数の敵をヒーローが倒していき、だんだん収束していくという表現自体あんまりないですよね。 ターンAは週ごとに見ていると少し冗長な回もありますし、一回でも抜けるとわけが分からなくなるので難しいですがビデオなどで一気に観るのであれば絶対面白いです。 スカイガールズですが、女の子が戦場にという話は今まで散々されてきましたけどもあくまでその設定は「空飛ぶロボに女の子を乗せて戦わせたい」という演出のためだけに使われており、ようは反戦だとか戦争の悲惨さだとかそういったものを描きたい作品ではないために最近流行のグロ表現が一切使われていない所が好感持てます。 また、萌え系ですし、生地の薄く露出度の高いコスチュームを着用するわけですけども、それを「そういうものなんだから仕方ない」で済まさずに「そのまま外歩けって言うんじゃないんだから」と速攻でコート羽織ってしまったりするあたり、ただの萌えアニメでなく「自然さ」を大事にしてるなあと感じられるわけです。入浴シーンとかも多いですけど、風呂なんて毎日入って当たり前ですし、その当たり前が当たり前の日常の一コマとして描けているのが凄いんですよ。公式のスタッフのコメントに青春ドラマだと書かれていますし、話自体はまったくベタな青春ドラマなのでこういうの大好きなんです(笑) SEEDでアスラン大好きだったんですけどねぇ…Destinyでなんであれだけヘタレになったんだか… 無印SEEDの前半(キラとアスランの関係だけに焦点が当たっていたころ)は非常に面白かったと思いますがそれ以降~Destinyがダメですね。Destinyの最後に出てきたドムを覚えているでしょうか。特別なMS、名前のついた3人のキャラ。にもかかわらずラクスが「彼らは味方」と言っただけで参入した経緯も語られず、キラたちを救ったわけでもなく、シンの強さを誇張するために善戦して華々しく散るなどのかませ犬になったわけでもなく、単に画面内にいて、単に活躍して、物語に一切関わることなく終わりました。意識して見ないと気づかないかもしれませんが、これはスポンサー側からプラモを売るために「このMSを出さなければならない」という前提があってからアニメを作っているために最終回直前になって「まずいそろそろ出さないと出番がない…けど話にからめている話数も残っていない…」という状況になったわけです。このあたりはアニメとして評価する時点でちゃんと作っているほかのアニメに失礼な気もします。
まだ締め切られていないようなので、こう何度も回答するのは質問内容からすると違反なのですが最後に1つだけ。 私自身1977年生まれなので、育ったアニメというのは当然82年くらい以降に作られたアニメになるのですが、アニメを愛する気持ちは「古さ」なんていう理由で排他されてしまうのは勿体無いと結構生まれた前後のアニメだったり70年代のアニメも見てきました。 中学生の時に驚いたのが「赤毛のアン」で、その描写力に驚いた物です。 で、今回最後の1作として挙げたいのは「赤毛のアン」ではなく「あしたのジョー2(1980)」です。 この時代前後に作られたアニメは非常に優れた物が多くあるのですが、特にこれは二十歳の頃に見直した私にとって圧倒されました。 ギャグとかコメディのようなアニメも見てきましたが、趣向的に大人になりドラマ的な描写に飢えを感じてきた頃に見たのがこの「あしたのジョー2」でした。 後々になって知るのですが、監督の出崎監督が主人公の矢吹丈に惚れこんでの再アニメ化だったようです。 このアニメの素晴らしさは、試合中の激しいアクションや興奮する演出もあるのですが、それ以上に日常の生活やジョーを取り巻く登場人物たちの描写にあります。 アニメでドラマをやっている感じが伝わってくるアニメは、近年あまり見かけないです。 今回は2箇所の場面を例に紹介しておきます。 ・ウルフ金串というジョーに顎を砕かれボクサーを追われた男の話。 彼はボクサーを引退する事になりヤクザのような汚れた世界へと足を染めてしまいます。 そして、彼はジョーからお金を借りる事になるのですが、ジムの娘(昔の婚約者)がそのお金をたてかえに来るのですが、ジョーはその女からお金を受け取らないのです。 「いいんだウルフは必ず返しに来る。あんたが信じているように俺も奴を信じる」なんていう訳です。 そして、王者ホセ・メンドーサとの試合前日にウルフがお金を返しに来るのです。 その時の演出がまたにくいのですが、ジョーとウルフが同じボクサー仲間として語り合っている所にゴロマキ権藤がジョーに気づいて話しかけようとするのだけど、彼らボクサーの中にヤクザ者の自分が入るのは野暮だと一人ジョーの試合の勝利を願って飲む訳ですよ。 本当に男いや”漢”の哀愁がアニメなのに漂ってくる凄い演出でした。 ・矢吹丈に恋焦がれていた?紀ちゃん(林紀子)の結婚。 紀ちゃんは西と結婚する事になるのだけど、明らかにジョーへの想いが度々描かれています。 ジョーにとっての青春(ボクシング)を辛そうに見守っている一人なんですが、私は彼女はジョーに友人としてではなく異性として恋していたと思うのです。 その紀ちゃんの結婚式。 ジョーはいつものようにおちゃらけてみせるのだけど、その時見せる紀ちゃんの淋しそうな目といったら…。 こんなに複雑な表情を表現したアニメは本当に無いですね。 たくさんアニメを見てきましたが、この時の表情は忘れられないです。 この「あしたのジョー2」は原作どおりに作られていなくて、出崎監督のジョーへの想いをアレンジされた物語が追加されています。 この監督さんが作る原作付のアニメ全てにいえる事ですが、原作を離れて監督本人の言葉に置き換えて再構成させるクリエーターなんですよね。 賛否両論を受ける作り方ですが、とても作品へのプライドを感じさせる作品が多いので私は好きです。 大人にならないとジョーが見せてくれる「青春」の輝きに惹かれる事はなかなか出来ないでしょうね。 このような群像劇をアニメでも見せてくれる時代がまた訪れてくれる事を願ってます。 長々と書いちゃいましたが、これで最後にします。
- toshikisbal
- ベストアンサー率54% (17/31)
御礼、補足、ありがとうございました。 コメントに対して色々語っていただいて、嬉しくなって、またのこのことコメントさせていただきに出てきてしまいました(苦笑) akakame様とは、本当に好みの方向性が似ているようで、一緒に熱く語ってただけそうで、私も大変嬉しいです(^^) 『ロードス島戦記』は、なかなか周りにも知っている人間は少なく、また小説まで読んでいる人はおりませんでしたので、正直なところを申し上げましたら、驚きが嬉しさを上回った気がしました(笑)私も、TV版の方は、OPやEDは好きでしたが、ストーリーや作画に関しては、あまり乗れなかったところがありました(苦笑) 余談ですが、小説の『ロードス島伝説』の方は御覧になられましたか? 私は本編以上と言えそうなほど、こちらのストーリーにも引き込まれてしまったのですが…。 映画『攻殻機動隊』は、実は一番初めの映画の方、またその続きにあたる『イノセンス』しか、きちんとは見てないんです。TV放映版の方は、私が好きな菅野ようこさんが曲を担当されるということもあり、何回かは見たのですが、結局継続して見るほどには至らず……おそらく、初めに見た、映画『攻殻機動隊』の印象が強すぎたのだと思います(苦笑) 『攻殻機動隊』については、作画や、設定の目の付け所などは、作られた時期を考えますと本当に驚くところで、一種の気味の悪さみたいなものが、むしろ魅きつけられたところでした。人の肌の色も不健康そうな白い色合いが目に付き(セルだったせいもあるかもしれませんが)、また全体的に暗めの画面、自問自答するようなストーリーが印象的でした。あと、私的には、『攻殻機動隊』の画に関しては、川井憲次さんの音楽が合っていると感じられたようです。キャラクターデザインもTV版とは違ってリアルな感じ(アニメとすると、やはり少し逸脱して見えるような)のする、『攻殻機動隊』・『イノセンス』のほうが好みのようでした。 ですので、リアルなキャラクターデザインがあまりすきでないなら、TV版の方が面白いかもしれませんね。まだ御覧になっていないということなら、まず原点ともいえる映画『攻殻機動隊』を御覧になってみては如何かと思います。 以下、全く話がそれてしまいますが、逢坂浩司さんの訃報について、じつはこちらで知りました。 つい昨年の秋頃まで、『妖奇士』で、作画監督を担当されながらすばらしい原画も描き上げるというご様子に、本当にすごい方だと改めて思っておりましたのに……いつ頃からご病気だったのでしょう。アニメ業界にとっても、アニメーターにとっても、目標とされる方で、本当に脱力する思いです。ご冥福をお祈りいたします。 終わりの方、全く関係の無い話となってしまって、申しわけありません。また、お時間に余裕のあるときにでも、またコメントいただけたら幸いです。
お礼
私の無理なお願いに(苦笑)またしてもご回答いただきありがとうございました!! コメントでは私もなんだか熱く語ってしまいまして(^^;そうなんです、ロードス島戦記を知っている人が全然いないんですよね!!!(涙) 私もTV版のOPとEDは映像と曲がスキでした。坂本真綾さんの主題歌が透明感のある声で映像と合っていましたし。でも本編は、うーん。パーンとディードが出ていたから見ていたというのが正直なところで・・・(^^;やはりOVAが好きな私でした。『ロードス島伝説』は読んだことありませんでした!本編以上にすばらしい内容なのですね。ものすごく読んでみたくてたまりません・・・!!ぜひとも読んでみたいと思います!(そして久しぶりにロードス見たくなったのでビデオを探して見たいと思います・笑)あ、菅野ようこさん私も好きなんです・・・(^^;なんだかホントに色々と重なる部分が多く嬉しいです(笑) 映画の『攻殻機動隊』は最初のはちょっと気味悪い感じで映像が綺麗なのですね~!!薄気味悪い感じなのでしょうか。最近のアニメのほうのイメージしかなかったので、その”ちょっと気味悪い”感じも見てみたいです。どうもありがとうございました! 逢坂さんの訃報は私もびっくりで、ご病気だったことも全く知らず。本当に、ご冥福をお祈りしたいです。
- ZAZAN
- ベストアンサー率38% (287/748)
製作者側が丁寧に作ってるなと思ったという意味も含めて、というのであれば、すみませんが1作に絞れませんのでそれぞれについて説明します(笑)完成度という意味で潤沢な予算と時間の許す劇場版は置いておくとして、TVシリーズにもかかわらず完成度の高いものをいくつか。 まずはメジャーですが「カードキャプターさくら」 あまりにメジャーですので内容については割愛します。人気が出て「もうしばらく続けてくれ」というパターンは結構ありますが、集めたカードを書き直すという設定で物語の寿命を倍に延ばしたのは並のひらめきではありません。アニメオリジナルの話も丁寧に作られていて、作画の大変な毎回コスチュームが変わるというような原作の遊び要素も完全にアニメは応えています。TVでオチをつけずに映画でトドメを刺すラストは賛否あるかもしれませんが、(当時まだ人気があったにもかかわらず)スッパリとキレイに終わっています。 次に「クロノクルセイド」 森山大輔氏の、きっちりとして見やすい絵を丁寧に描いています。ちなみに主人公の女の子ロゼットはギルティギアのブリジットのモデルとなったことでも有名です。コミックでも説明がありますが、原作が緻密なスケジュールで結末を見据え描かれている中、アニメが始まり同時期に終わるという(しかもそれぞれ違う結末で、それぞれに感動できる結末です)ヒネたことをやってのけた作品です。完成度という意味では他のアニメの追随を許さないレベルだと思います。が、氏の作品はあまりにその完成度が高いためにどこかハジケきれておらず、大ブレイクすることがないですね。今連載中のワールドエンブリオにも期待です。 現在放送中の作品では「スカイガールズ」 今後どうなるか分かりませんが、無駄に細かいところが凝っています。いわゆる美少女系萌えアニメのはずなんですが、いやらしくなく女性でも普通に楽しめると思います。80年後の未来の神奈川が舞台なのですが、現在の電車がそのまま走っていたり、その音が無駄にリアルに再現されていたり、ヘンなところが芸が細かいです。ただ、少女がメインで兵器に乗るという不自然な設定を自然に見せるために「先の大戦で2~30代の男性を中心とした人類の9割が死滅した世界」という設定にしたり、そのため背景の通行人が女性比率が異常に高いなど細かい部分の演出が非常によくできています。でもまあ基本は萌えアニメだと思います。 逆に否定的な意見で申し訳ないですが、こういう視点だと作画が間に合わなく抽象的な表現でごまかし、映画で間に合わせようとしたもののその映画も期日までに3分の1しか作れずにTV版のダイジェストをつなげて上映したエヴァンゲリオンや、「ガンダムっぽさ」を意識して複線はりまくった挙句、それを拾いきれずに広げた風呂敷を畳めなかった(例えば結局「SEEDを持つ者って何だったの?」「あの羽はえたクジラの化石はなんだったの?」というような)ガンダムSEED(と続くDestiny)などは逆に完成度が極めて低いと言わざるを得なく、論外となります。(もちろん作品を見て面白いと思うかどうかではなく、単にアニメの完成度としての話です) バイブル、というか人格形成には幼少期に観たアニメはおそらく全部、と言わざるを得ないでしょうから難しいですが、物心ついてからアニメにハマるきっかけとなった作品は勇者特急マイトガインかもしれません。お約束を上手くまとめた上である意味スケールの大きい最終回にはショックを受けました(笑)#10様の言われている機動武闘伝Gガンダムも全てにおいて名作ですので同じくプッシュしておきます。 あと、ガンダムシリーズでは敬遠されがちですけどもターンAを一度見てほしいです。ガンダムの原作者であり監督でもある富野さんが「自分は成長しているはずなのに、常に過去の自分を追いかけている」という状況に苦悩し、それを乗り越えた末に生み出した作品であり、(ちょっと核兵器の扱いや描写がチープだと感じた部分はありますが。SEEDの核の描写は論外です)富野節全開です。老練の富野監督にしかできないクセのある、それでいて緻密で完成された構成は他では見られないと思います。ヒゲがカッコワルイから観ないとか言ってる輩はガンダムファンを名乗る資格はありません(笑)
お礼
「お礼」続き・・・ 『クロノクルセイド』初めて聞いた作品でしたが、ネットでサイトを見させてもらいまして、シスターのような服装の主人公が魂をすり減らしながら闘う(?)お話なのでしょうか。原作がまだ続いている中で原作と違うラストを描いたアニメというところが、私の大好きな『鋼の錬金術師』と同じで、ものすごく興味がわいてしまいました!!ぜひ見てみたいと思います(原作も!) 『スカイガールズ』無駄にこだわってるあたりがものすごく面白そうですね(^^)そういう作品大好きです!!萌えアニメは見たことがないのですが、女性も見やすいのならぜひ見てみたくなります。 エヴァやSEEDへのご意見も興味深く拝見しました!「広げた風呂敷を~」のあたり爆笑してしまいました(笑)たしかにそういう印象がありますよね。DESTINYは私もちょっと・・・うーん、という感じでした(ファンの方を否定するわけではありません)逆に魅力的なキャラクターばかりなのにもったいないなぁと思ったんですよね。「ハーレム!?ハーレムかコラァァァ!!」というのが某アスラン(全然某じゃないし)というキャラクターと制作サイドへの私のちょっと嫌味を込めた心の叫びです(苦笑)・・・脱線しました、すみません。 『勇者特急マイトガイン』私も見ておりました~~!!!!(><)もしよろしければ、ぜひZAZAN様のマイトガインへの熱いお気持ちをお伺いしたく・・・!!超お金持ちなマイトと、すれ違いまくるサリー(だったかな?)の関係とかもすきでした(笑)懐かしいです・・・! 『ターンAガンダム』は私もちょっと苦手な気がして見ていなかったのですが、今度見てみようと思います。緻密で完成された構成・・・興味わいてしまいました!!
補足
すみません・・・「お礼」がおさまりきらなかったのでこちらのスペースも使って書かせていただきます(^^; 『カードキャプターさくら』私も大好きな作品でした!! 丁寧に描かれているアニメシリーズでしたよね。ふんわりとした印象の子供向けアニメではあるのですが、大事な気持ちを伝えてくれるところはさすがCLAMP作品というか。小狼との関係にきちんと答えを出してくれた劇場版が私はとても大好きでした(^^)当時すでに社会人でしたが、友人とふたりで映画館へ見に行きました(笑)
- zeon-bell
- ベストアンサー率16% (5/30)
機動戦士ガンダムSEEDです。 私の住んでいる地方では、アニメの放送がほとんどなく、最初にテレビで見たガンダムがこれです。ここからGジェネをし、スパロボをしてアニメを見るようになり、ロボット系以外のアニメも見るようになりました。(たぶん特殊な例だと思います。)ファースト世代の方々には気に入られてないようですが、主人公が敵をバンバン倒していく爽快感が味わえるのと、モビルスーツのデザインが魅力ですね。SEEDを気に入っていなかったらほかのアニメにも見向きもしなかったと思っています。そういう意味ではとても感謝しています。 本当は新機動戦記ガンダムWと続編の新機動戦記ガンダムW Endless Waltzをセットでおすすめしたかったのですが、それ以外ということだったので。(新機動戦記ガンダムW Endless Waltzは単品だと話がわからないと思うので。)
お礼
ご回答ありがとうございました!! ガンダムWと続編のEndless Waltz、両方見ております(^^) 中学時代ものすごくハマった作品でした。 『ガンダムSEED』も実は私も見ていた作品でして、放送当時ではなく、続編のDESTINYが始まる頃に急に気になってビデオをレンタルして見たのが最初でした。 アニメを見るようになったきっかけの作品て、やはり特別ですよね(^^) モビルスーツのデザインは私もかっこよくてスキでした!! 私は戦闘シーンというよりも登場人物の心の機微(というとおおげさかもしれませんが)や複雑な人間関係にハマりましたね。アスランとキラが親友同士で敵になり闘わなければならなくなったこと、その後お互いの大事な友人を、お互いが戦闘中に殺してしまうこと。それによりアスランがキラを殺そうとし、その後殺してしまったと後悔するあたりとか。カガリも真っ直ぐで大好きなキャラクターなので、アスランとのその後が気になってDESTINYも見ていたのですが、どーにも不憫になってきて見るのを断念してしまいました(><)こんな見方をしている私はガンダムファンの方のお怒りを買ってしまうかもしれませんが、アスランとカガリがめちゃくちゃ大好きだったのであります。
- disease
- ベストアンサー率18% (1239/6707)
僕の地球を守って これがとてもいい出来でした。 単行本も全部そろえたくらいです。
お礼
ご回答ありがとうございます! 『ぼくの地球を守って』は私もダイスキなOVA作品です。 もう12年以上前になりますが、夏休みのNHK衛星第2のアニメ劇場で見てから大ファンになり単行本もそろえました。 ビデオを持っているのですが、今見てもめちゃくちゃ綺麗な映像、すばらしい音楽、主題歌、と、 本当にすばらしい作品はずっと色あせないのだなと思いました。 ぜひ単行本をオススメさせていただきたいです(笑)
では、お言葉に甘えて逢坂浩司さんの追悼も込めて回答します。 『機動武闘伝Gガンダム』 本放送の時はちらちらと見る程度で、ファースト原理主義のガンダムファンの一人として罵詈雑言の的になっていたアニメでした。 第一印象は、「一番最高!」に程遠かった。というより、「最低」でした。 それが、私の中でロボットアニメの最高峰と考えている「機動戦士ガンダム(ファースト)」と双璧をなすくらい評価が一変することになるのです。 ゲームの「スパロボ」の中に凄くカッコイイガンダムがいたのがGガンダムで、作品にちゃんと向き合って見直す事になったのが切欠ではありますが…。 ここまで貶していたアニメを何故ここまで再評価させたのか。 ・「リアル系」という言葉が一人歩きして閉鎖的になっていたロボットアニメ(ガンダム)の中で、エンターテイメントを目指そうとこれまでのガンダムがまとってきた鎧を脱ぎ捨て楽しめる娯楽性を前面に押し出したアニメの原点を見つめ直していた。 表面的にはロボットプロレスでありながらオリンピックの闇を見せ単なるお子様アニメではなくて、全ての物事の善悪の白黒を決め付けずに考えさせられる要素を練り込んでいたわけです。 ファーストガンダムを見たらわかりますが本来ガンダムは戦争アニメではなく群像劇であって、戦争云々を語るようなあつかましい驕った反戦アニメではないのですよ。 それに流行の格闘ゲームをネタにしたガンダムと思われがちだけど、この作品の根底には「家族愛」「師弟愛」「男女愛」と恥ずかしいまでの愛が語られていて実は挑戦的な内容だったりもする訳です。 ・ミスター味っ子で初監督をした原作クラッシャーとして有名な今川泰宏監督の爽快なまでの過剰演出。 一部熱狂的なファンがいる今川演出が、ガンダムの固定的な演出をぶっ壊して思わず笑いが出てしまう楽しいアニメへと昇華させていた。 笑いあり涙ありで全話見終わった後の気持ち良さがある。 他にもファーストガンダムの安彦ガンダムの動きがリスペクトされていて、ロボットに人間的なしなやかさや爽快さがあって見ているだけで楽しい訳です。 島本和彦がキャラクター協力で描いた一部のキャラクターが熱く見ていて力が入るし、子供向けなのに何故か必要以上にレインの衣装がエロかったり、ごった煮で無茶苦茶なのに統一感があってまとまりがある不思議な調和が奇跡を起こしている。 神格化されてしまったガンダムの破壊と再生をやってのけた唯一のアニメ。 それが、機動武闘伝Gガンダムなのです。 このアニメがガンダムである必要が無いという意見をよく耳にします。 確かにこのアニメがガンダムである必要は無いですが、このアニメが「ガンダム」でなければ「ガンダムの破壊と再生」という宿命をもっているのでガンダムが必要として誕生したアニメなのでガンダムである必要がある訳です。 ガンダムであるが故に正当な評価を受けにくいアニメですが、ガンダムとはいえ他のアニメ同じ少ない制作費であれだけのクオリティを生み出せたのはガンダムをクラッシュさせたいという情熱がスタッフに強くあったからだと思います。 数多くのアニメを見てきましたが面白いアニメは多々あっても、クリエーターの「熱」が伝わってくるようなアニメって実に少ない。 ガンダムファンに刺されても自分達の作品を作ろうとした「熱」がひしひしと感じる訳です。 一切のガンダム知識・SF知識を必要とせず、純粋に子供に返って見れたアニメ。 本来アニメってそういうものなんだけど、なかなか童心になれるアニメってのも少ない。 「自分のなかでこれが一番最高!」といえるのは、放送当時あれだけ不満だったのに大人になってこのアニメをちゃんと見てみた時に初めて童心に返って楽しめ「目から鱗」の心境を味あわせた私にとって唯一のアニメだったからです。
お礼
うわうわ~!!!(><)ご回答ありがとうございました!無理にお願いしてしまいまして申し訳ありません!でも熱く語ってくださって嬉しいです。私は放送当時、単純にアニメファンとして見ていたので、ガンダムに対しての熱いこだわりも特になく(おそらくファーストの世代ではないからなのか・・・ガンダム自体にハマったのも次のWからでしたので)、楽しく見ていました。ガンダムで格闘技、というのが面白くて。ホントに純粋に見れる面白いアニメですね。私も大人になった今また見てみたら、放送当時に感じなかったことも感じられるかもしれません。 たしかに、今までのすばらしい歴史から、崩せない”ガンダム”という世界の固定観念をぶち壊した作品ですね。 途中からレインも戦い始めたり、なんかボディスーツがエロかったり、ドモンとレインの愛のラブラブ必殺技で最終回が大団円だったり、色々思い出すとすごい記憶ばかりですが(笑)あと、EDテーマの『海より深く』(だったかな?)がすごくスキでしたね~。カラオケで歌ってました(笑) 熱くご説明いただき本当にありがとうございました!!(^^)
毎回1番の回答が違うけど… 二十歳前後の頃に衝撃を走らせたのが、「カウボーイビバップ」 5年に1作あるかないかの初監督作品がスパークしたアニメ。 多くを語らず実写映画のような芝居やスタイリッシュな音楽とアニメーション。 どれをとっても近年稀に見る若い情熱が溢れるアニメでした。 テレビ東京系の本放送の時は、録画して1週間に4回は繰り返し見てスロー再生までしてコマ送りも見たいと思った初めてのアニメ。 WOWOWで完全版が放送された時、26話で終わってしまうのが本当に辛く悲しかった。 終わりを悲しく感じたアニメは、これが初めてでした。 アニメ漬けで育ったアニメクリエーターが多い世代の中で、実写志向が強く映画が作りたいという情熱を強く感じました。 最近のクリエーターはオタクっぽくて、どのアニメも同じように見える。 このアニメに参加されていたアニメーターの逢坂浩司氏が亡くなられた訃報を目にしたので、今日のところはこれが1番という事で(どうせ機動武闘伝Gガンダムを熱く語っても仕方ないと思ったので)
お礼
ご回答ありがとうございます。 『カウボーイビバップ』やはりとてもすばらしい作品なのですね!!音楽がとにかく印象的で、TVシリーズを見ていなかったのですがテーマ曲だけは未だに頭の中で流れてくるほどです。放送当時中学生だった私にはちょっと大人っぽく感じて見ていなかった作品だったのかもしれません。今すぐにでもレンタルショップへ探しにいきたいくらい見たくなってしまいました!!逢坂浩司氏の訃報、私もボンズHPのほうで拝見しました。 個人的に、『機動武闘伝Gガンダム』への熱い想いもぜひお聞きしたかったです。この作品は私も全話見ていた作品ですので内容は知っているのですが、やはり同じ作品を見ていて大好きだった方の感想はぜひお聞きしたかったです。
- Pochi67
- ベストアンサー率34% (582/1706)
こういう質問では絶対出てこないですが、私は「名探偵ホームズ」です。 (^^; キャラクターが犬の、20年以上前のアニメです。 今のアニメみたいに過激な表現は一切ないですが、のんびりとした雰囲気と、ちょっとしたアクションやコメディチックなところに癒されます。 ホームズの声の広川太一郎さんの独特の喋り方も好きでした。 私は今のジブリ作品より、この頃を含めた宮崎監督作品の方が好きですね。
お礼
ご回答ありがとうございます!! 「名探偵ホームズ」私も見てました!!なんだか嬉しいです・・・!! NHKかなにかでやってましたよね?私もあのほのぼのした雰囲気がすごく好きで、いつも見てました。でも宮崎監督作品だというのは知りませんでした。私もジブリ作品は昔の作品が特に好きですね。ホームズもまた見てみたくなってしまいました!レンタルしてこようと思います。
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お礼
ご回答ありがとうございます。たくさんオススメを挙げていただけてめちゃくちゃ嬉しいです!! 当初TVシリーズの作品で面白いものがないか探していたもので、『自分が感動した作品』にはTVシリーズのものしか書かなかったのですが、OVAも入れますと、実は『ロードス島戦記』『機動戦士ガンダム第08MS小隊』と、あと『ぼくの地球を守って』という作品がものすごく大好きなのであります!!toshikisbalさんのご意見を拝見していると、なんだかちょっと自分と好みが似ているかも・・・!!と思えて嬉しかったです。『ロードス島戦記』は小説もOVAも見てまして、ホントに大好きです!声優陣・作画・ストーリー・音楽と、どれも本当に素晴らしく今なお色あせない作品だと思ってます。TVアニメでもシリーズが放送されてましたが、私はやはり最初のOVAのこの作品が大好きでした。そして『第08MS小隊』ですが、私もちょうどガンダムWの頃にこの作品を見て、めちゃくちゃハマった作品でした。主人公のシローがとてもまっすぐな人間で、そのキャラクターの魅力と、アイナとの敵同士の恋愛模様、ラストの結末、とどれも感動した作品です。『ミラーズリポート』も見ました(笑)OPもカラオケ定番曲です!機体もファースト時代なので最近のガンダムに比べたら旧型ですが、でもそこがまたイイなと。最近またDVDをレンタルしてみていました(笑) 『カウボーイビバップ』音楽とキャラクター(スパークが山寺宏一さんでしたよね)がかっこいいなと思った記憶はあるのですが何故か見たことのないアニメでした。やはり見てみたいと思います!『サムライ・チャンプルー』『スチームボーイ』『イノセンス』も興味はあったのですがやはり見たことがなかったので、ぜひ見てみたいと思います!
補足
私の質問の仕方が悪かったのですが、『ロミオ×ジュリエット』『DARKER THAN BLACK黒の契約者』『攻殻機動隊』は、気になっているのですがまだ見たことのない作品だったのです。 もしtoshikisbalさんが『攻殻機動隊』をご覧になっていてオススメと思われる作品でしたら、ぜひぜひご紹介いただけないでしょうか? お時間があればでかまいませんので、どうぞよろしくお願い致します!!