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ANAマイレージについて
こんにちは。調べてもよくわからなかったので質問させてください。今の今までマイルは100円=1マイルがカードで支払いすることによって無条件に積算され、さらにマイルを貯めるにはクレジットカードのポイント(ワールドプレゼント)をマイルにかえることが可能でその移行手数料が2100円がかかると思っていたのですがこの解釈は間違ってますか??クレジットカードの支払いをマイルにかえるのはワールドプレゼントのポイントを移行するという方法のみなのでしょうか?今までコンチネンタルのワンパスに入会していた時はクレジットカードをきってたまるマイルとクレジットカード会社のポイントは別のものだったので、今ふとANAカードのシステムがそうじゃなかったのかなと疑問に思ってしまいました。ご存知のかた教えていただけると幸いです。
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「ワールドプレゼント」ということは、三井住友カード株式会社発行のANA VISAカードもしくはANA Masterカードをご検討ということですね。ANA VISA/ANA Masterでのマイルの貯まり方は以下の通りで、ワンパスUFJカードの仕組みとは異なります。 (1)クレジットカード利用1,000円ごとにワールドプレゼントのポイントが1ポイント貯まります。それ以外のポイントが同時に貯まることは基本的にありません(*1)。 (2)ワールドプレゼントのポイントは1ポイント単位でANAマイレージクラブのマイルに移行できます。移行手数料は2,100円で一度支払えばその年度の間(次の3月31日まで)有効です(*2)。その間は何回でも移行が可能です。 (3)マイルへの移行を行わずに、ポイントをワールドプレゼントの賞品に引き換えることもできます。この場合は移行手数料は不要です。 (4)ANA VISA/ANA Masterではクレジットカード利用でマイルが直接貯まることはありません。必ずワールドプレゼントのポイントを経由することになります。 ワンパスUFJカードのマイルの貯まり方は特殊なものです。既にご経験の通り利用額100円に対し"OnePass"の1マイルが貯まり、さらにUFJの「スマイルポイント」が重複して加算されますが、このように2種類のポイントが貯まるカードは極めて稀です(*3)。大半の航空会社系クレジットカードはマイルのみが直接貯まる設定になっています。 その意味ではANAカードも、マイルとしては直接加算されずにクレジットカード会社のポイントのみが貯まる点でやや特殊と言えます。ただしそのポイントを最終的にマイルに換算したときの換算率は、他の航空会社のクレジットカードと同等です。 さてANA VISA/Masterカードですと、クレジットカード利用でマイルを貯めるには上記の通りワールドプレゼントのポイントを移行するしかありません。では他のクレジットカードを利用してANAマイレージクラブのマイルを貯める方法はどうでしょうか。結論から申し上げればそれらのカードはANA VISA/Masterに比べ一般に不利です。 参考ページ[1]はポイントをANAのマイルに移行できるクレジットカードの一覧です。これらのカードは以下の2種類に大別されます。 (A) 年会費やマイル移行手数料がかかるが、利用額→マイルの換算率はよいもの (B) 年会費やマイル移行手数料はかからないが、利用額→マイルの換算率が低いもの (A)のクレジットカードはだいたい利用額100円→1マイルの換算ですが、移行手数料が6,000~8,400円かかります(*3)。そのクレジットカードが年会費無料だったとしても、結局は移行手数料でANA VISA/Masterカードより高くついてしまいます。 (B)のクレジットカードは移行手数料不要ですが、利用額→マイルの換算率は100円あたり0.2~0.5マイルに留まります。「あと80マイルで特典航空券に交換できる」ような時の上乗せには適していますが、メインのカードとして積極的に貯める目的には向きません。 以上を考えますとクレジットカード利用でANAマイレージクラブのマイルを貯める場合、選択は自ずとANA VISA/Masterカードに落ち着くでしょう。 さてANA VISA/Masterカードが最善であることは分かりましたが、今までワンパスUFJカードを使っておいでだったとすると「移行手数料」には釈然としないものが残るかと思います。そこで移行手数料について補足説明いたします。 アメリカ系航空会社のクレジットカードは移行手数料をとらない代わりに年会費が全般に高く設定されています。例えばアメリカン航空の三井住友AAdvantageは年会費8,400円、デルタ航空のりそなスカイマイルVISAも8,400円、ユナイテッド航空のマイレージ・プラスUC Masterセレクトは年会費10,500円、ノースウエスト航空のシティ ワールドパークスVISAクラシックは10,500円です(*4)。ただしワンパスUFJは例外的に、ゴールドカードでありながら年会費5,250円の良心的設定です。 ANAカードは年会費2,100円と移行手数料2,100円の合計4,200円が必要ですが、それでもアメリカ系航空会社のクレジットカードにくらべればまだ有利です。またポイントの有効期限が2年であることを最大限活用すると、移行手数料は3年に一度の支払で済ませられます[2]。 参考までにJALカードは年会費2,100円で、利用額200円あたり1マイルが直接(ポイントなどを経由せずに)加算されます。これに加え年間2,100円を払って「ショッピングマイル・プレミアム」制度に参加すると換算率が利用額100円あたり1マイルに上がり、ANAカード(年間費用4,200円で100円あたり1マイル加算)と横並びになります。JALカードとANAカードの比較についてご興味があれば[3]などをご覧下さい。 【まとめ】 (1)ANAカードでは、クレジットカード利用額→マイルの変換は全てクレジットカード会社のポイントを経由して行われます。クレジット利用に対し直接マイルが貯まることはありません。 (2)ワンパスUFJカードではクレジットカード利用に対し100円=1マイルが貯まり、その上でクレジットカード会社のポイントも貯まりますが、このように1回のクレジットカード利用に対し2種類のポイントが貯まるシステムはむしろ珍しいものです。 (3)ANAカードではクレジットカード会社のポイントからマイルに移行する際に「移行手数料」が必要になりますが、年会費まで含めた比較ではアメリカ系航空会社のクレジットカードより安上がりです。 参考ページ [1] http://www.ana.co.jp/amc/reference/tameru/other/credit.html [2] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2816254.html [3] http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3375732.html *1 ANAマイレージクラブと提携している特定の店舗(ショッピングアルファ対象店)では、ANAカードで支払うと100円あたり1マイルが直接加算されます。クレジット利用額に対するポイントは通常通り1,000円あたり1ポイント加算されます。このポイントは後で10マイル分に移行できますので、合計で1,000円あたり20マイルということになります。ANAカードでマイルとポイントが同時に貯まる例外です。 *2 No. 1のご回答にあるように、ゴールドカードでは移行手数料が免除されます。 *3 ダイナースカード(ANA ダイナース除く)は移行手数料でなく「年間参加料」という形で費用を徴収しますが、その額は年4,200円でありこれも決して安くありません。 *4 アメリカ系航空会社のクレジットカードにはワールドパークスJCBテイクオフカード、マイレージ・プラスJCBクラシックカードなどのように年会費1,575円以下のものもありますが、換算率は利用額200円あたり1マイルと半分になってしまいます。アメリカ系航空会社のクレジットカードでお勧めできるのはワンパスUFJと、マイレージ・プラス《セゾン》(マイルアップメンバーズ制度併用前提)くらいのものです。
その他の回答 (1)
- mini-monky
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移行手数料は2100円かかります 毎年4月から翌3月までの1年間は何回でもOKです ゴールドカードだと無料なようです ポイントをカードに移行するのはそれしかないと思います 私も利用者の一人として自動的に移行してもらえたらいいなと思ってる一人です しかもボーナスポイントは対象外ですので残念です
お礼
ありがとうございます!2100円を払ってクレジットカード会社のポイントを移行させることの意味が理解できました!!
お礼
細かに教えて頂きありがとうございます。ワンパスはパラオに憧れて作ったのですがよくよく考えると海外にそう頻繁に行くこともないのでカード支払いでマイルがたまるなら国内の航空会社のカードを作ろうと思い立ちANAカード(VISA)に入会しました。しかし頭の中で自分の都合よく解釈していたようです…。メリット、デメリットをわかりやすく教えて頂き大変助かりました!ありがとうございます。