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父の幻想
私は“戦争”と聞くだけで気分が悪くなります。 原因は多分、次のようです。父は27才位で出征しました。銃で敵と撃ち合い、隣にいた戦友らが弾にあたり“ウー”と言って死んで行ったそうです。食料供給も悪く、何日も現地の畑の南瓜を食べ、水溜まりの水の上澄みをすくって飲んだそうです。高熱を伴う疫病にかかり生死をさまよいながら、将校が乗っている馬の尻尾を掴み、それを放すことは死を意味する状態で行軍にしがみついて行ったそうです。…私の脳裏にはっきりと、父の姿も焼き付いています。 母は昭和10年頃一度嫁ぎ、ご主人は戦死。次男が病死。長男を置いて実家へ戻っています。終戦後再婚し、母41才ころ一人息子の私を授かっています。 戦後の時代を生き抜くことの厳しさ、そんな生活の中で得た一条の光明ともいえるニ世の誕生は、自分達を被っていた人生の不幸色と苦しみを拭い去る“神”に思えたのかも知れません。がその神は二人の荷を背負わせるには余りにも無力で、自らの精神構造に不具合が生じました。 不快感を和らげる名案をお教え頂ければと思い、投稿した次第です。 尚、宗教的な手段は拒否反応が出ます、回答ご遠慮下さいませ。
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- taku1937
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あなたが日本人であると仮定すると若くとも40は超えている年齢ですね。 さて、「戦争」と言う言葉を聞くと不快になるとのことですが、世界では戦争が満ちています。そして、おそらく貴方が死ぬまで、このような状態が続くでしょう。日本においても「戦争」という言葉を聞かずに済ませる事は不可能だと思います。どうしても聞きたくないと思えば、山奥に引きこもり、メディアや他人とは一切、付き合わないことしかないでしょう。 そんな非現実的な対応は無理でしょうから、私は精神科へ相談に行かれることをお勧めします。現在は昔と違って、メンタル系の医療機関は普通の人でも訪れることが多くなっており、尻込みする必要はありません。早めに相談に行かれたら良いでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。一般の医療機関の手法ではなく、例えば催眠療法のようなものが良いのではないかと考えていますが、自分の心の中で親を失った精神的なショックと、その親が戦争により受けた不幸に対する憎しみとが相乗して、“戦争”にそのやるせない思いを凝縮させているようで、一生無くなることはないと思います。