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・・・乾いた音?・・・枯れた音?

 よくギターの音の表現に、「枯れた音」・「乾いた音」とありますがイマイチ想像できません。  どなたか、分りやすく説明してください。お願いします。

みんなの回答

  • too3
  • ベストアンサー率56% (143/252)
回答No.1

楽器に使用する木材は最低でも、伐採されてから数年~十年以上「乾燥」さしてから加工されます。(モノによっては数十年) 材の水分が抜けてから加工した方が木の狂いや反りが少なく、音響的にも有利になります。 簡単に言うと、まだ切り出してきたばかりの生木を板にした物を「コン」と叩くと「ゴン」とか「ボコ」みたいな音が鳴りますが、乾燥さした同様の板なら「コーン」とか「ポーン」と綺麗に響きます。 基本はそのイメージだと思います。 楽器として完成されてからでも木材の乾燥は多少進んで行きます。 ギターは弦の振動をボディーが(だけじゃないですが)増幅して音量を稼ぎますので、材の質や状態が直接音色に反映されます。 湿った木だと弦の振動を殺してしまうので、音の全てを反響出来ずサスティーンも短くなってしまいます。 よくビンテージギターなどの表現に「新品にはない乾いた音/枯れた音」と言われます。 ただ、最近はこの類の表現が多くて「乾いた音と言っておけばOK・・・」みたいな気がしないでもないですが、音色に関しては「好み」だと思います。 どうであれ色々と比べて「好き/嫌い」が一番大切かもしれませんね。 (楽器としての最低限の事はクリアしなければいけませんが・・・)

666-555
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。とても詳しい説明だな~と思ってたら、専門家の方でしたか!! 「乾いた音≒枯れた音」と考えていいんでしょうかね・・? >ただ、最近はこの類の表現が多くて「乾いた音と言っておけばOK・・・」みたいな気がしないでもないですが ↑非常に同感です。このような情報が流れていると混乱してしまいます。  個人的には「木材が時間を経て作り出す音=乾いた音」、「PUや配線材等の電気系の劣化が作り出す=枯れた音」だとような解釈が一番近かったんですが・・・・。

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