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脳死寸前だった人の後遺症
兄が3メートルの高さから落ちて、救命救急に運ばれました。 頭を強く打って脳の手術を受けたのですが、脳の潰れてる部分を 取ったそうです。その後、脳が腫れてきて頭蓋骨を一部外したり 髄液(?)を脳から吸い取ったりしてしのいできました。 事故から1ヶ月経ちますが、片目は開いたまま閉じないし(救急車が 来たとき片目の瞳孔は開いてたそうです)もう片目も開いて瞬きするけど 何も見えてないみたいに反応がありません。手足は動かしたりしますが。 お医者様は「脳死になってもおかしくない状態だった」とおっしゃってます。 こういう状態の患者は、どのような後遺症が残るのでしょう。もう兄が元の ように考えたり、他人に意思を伝えられるようになることは難しいのでしょうか。
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- catwalk
- ベストアンサー率34% (43/125)
お兄さんのこと,さぞ心配なことと思います。担当の先生がはっきりしたことを言わないのは,日々変化があって必ずこうなるとは言えないからだと思います。私の知人の息子さんは先天的脳動脈瘤破裂で,危ない状態でした。左側の脳に損傷があったため,右側麻痺,そして言語中枢に障害が出ました。失語症です。20代で若かったことが幸いして,命も危ないと言われていましたが,少しづつ自分の意思を伝えられるようになって来ました。補そう具をつけて少しですが歩けるようになりました。ここまで来るのに6ヶ月かかっています。お兄さんも毎日闘っているのだと思います。もう治らないなどと思わず,長い目でお兄さんを励ましてあげてください。看病も大変だと思いますが,まだ30代,これからの変化がよくなるように祈っています。
- masus
- ベストアンサー率33% (1/3)
私も今脳神経外科に勤めています。私もwhitecaさんのいうとおりだと思いますよ。人間の機能の中で耳で聞くというものは最後まで残ると聞きます。 ですから、今は聞こえていてもそれを表現できない状態なのだと思います。手足が動かないような状態からでも少しずつ人間は回復しています。今は新しいネットワークを脳の中で再生している段階だと思います。その再生に必要なものは私の中で感じていることで申し訳ないのですが、声をかけたり、手を握ったり、という家族からの応援だと思います。ですから、声をかけ、お兄様の毎日の変化を見逃さないでください。家族だからこそわかるそんなサインがあるはずだと思います。時間がかかることかもしれませんが負けないでください。
お礼
ありがとうございます。 「新しいネットワークを脳の中で再生している段階」 なんて、とても希望の持てる表現ですね。主治医は最悪のことしかおっしゃらないので(安易な気休めを言えないのはわかってますが)そう言われるとホッとします。後遺症も最悪を考えておこうと思うのですが、その最悪がどんな状態かわからない。それは誰にもわからないのでしょうが、予想でも教えてくださったらと 思ってしまいます。ただ身体的に不自由になっても、兄の心が帰ってきてくれたらと思います。 本当にありがとうございました。
植物人間状態になった人や、意識不明と言われた人でも、 自分のそばで話している内容を聞いている、と以前聞いたことがあります。 つまり、反応できないだけなのだと。 反応が無くても話し掛けたり、心をこめて手を握ったりするのは、決して意味のないことではないと思います。 回復には、回復意欲などの精神的要因も非常に大切です。 反応が無くても伝わってるんだと信じて、お兄さんを激励してあげて下さい。
お礼
お返事ありがとうございます。意識不明状態でも、兄に届いてると 思うと話しかけるのも力が入ります。というのも眼も開いてるのに 全く焦点の合っていない兄に言うべき言葉が私には見つからなくて 「お兄ちゃん」と呼びかけるしか出来なかったのです。両親は 何だかんだと話しかけていて、その姿を見てるのも辛かったからかも しれません。怖くて兄の手を握ってあげることもできてなかった。 兄が一番辛い思いしているのに、私のほうが負けてしまいそうでした。 気持ちを強く持って、両親のサポートも頑張ります。 本当にありがとうございました。
- inoge
- ベストアンサー率45% (510/1116)
もっとも障害の残りやすいのは記憶障害ついで高次機能つまり認識 意欲 情緒などのいわゆる人間らしさ次いで意識障害の順です 言語機能は左側にあることが多いです 片目は動眼神経麻痺です お兄さん産ははおそらく30代前後の若さではないかと想像しますが、症状はこれから必ず少しずつ2ヶ月から4ヶ月ほどかけて改善傾向を示します。若い方が回復力が高いです。どの程度まで改善するかは厳密にはだれにもわかりません。高次機能回復の可能性はないとはいえない、ということです。主治医はある程度までは予想されていると思います。 リハビリ・介護などについても含めて主治医と相談してください。 検索するならキーワードは 胴部外傷 後遺症 です ご看病無理しない程度に続けてください
お礼
お返事ありがとうございます。 主治医の先生は「後遺症のことはまだまだ先」と おしゃって(軽々しく口に出来ないのでしょうが)聞くに聞けない 状況でした。「あせらない」と家族で話していたのですが、先を急ぎすぎてたようです。何かを失うのなら高次機能以外であって欲しいと。 兄は意識のないまま37回目の誕生日を迎えました。 inogeさんの教えてくださったキーワードで、検索をしてみます。 ありがとうございました。
お礼
catwalkさん、ありがとうございます。 初めは、意識不明で眼も開いたまま口からパイプをくわえて 舌も伸びてる状態の兄を見てられなかった。 「いっそのこと・・・」という人もいました。正直、こんな状態なら 自分なら死にたいとも思いました。でも、このままじゃないんですよね。 事実、救急救命に運ばれて「脳死の覚悟を」と言われてから、どんどん 兄の点滴の数は減ってるし、体も動くようになってきてます。元に 戻らなくても「生きてて良かった」と、兄が思えるようにこの先を 考えていきます。 前向きに考えることが出来るようになりました。感謝いたします。