• 締切済み

ガンダムは必要か?

ガンダム等の人型兵器の装甲で戦車を作れば、ガンダムよりも強い戦車を作る事は可能ではないでしょうか? ガンダムの足程度の戦車を作れば、全重量、駆動装置を考えればガンダムよりも分厚い装甲が作れると思います。 とすると、ガンダムが数発耐えられる弾丸ならば戦車は数十発耐える事が出来、製造コストも抑える事が出来ます。 また、砲弾も同じ技術で作れば大差ないものが作れると思います。 何故ガンダムなどの人型兵器が必要なのでしょうか? 戦車と戦闘機の中間のような巨大な人型兵器を作った意味が分かりません。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.14

再度言いましょう。 「それを言っちゃぁおしめぇよ。」 巨大ロボットは男の子(或いは女の子)にとって夢であり、その必然性を設定する(こじつける)ことは大人の知的遊びなのです。 発想が逆なのです。 あなたの場合現実社会に於いての「ガンダム不要論」から話を始めていますから理解出来ないのです。 「人型兵器だとどのようなメリットが有るか」「人型だとどのような運用が効果的か」等を考えてみて下さい。 つまりディベートです。 あなた自身が「人型兵器肯定派」となって理論を展開してみるのです。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88
  • rx-78gp03
  • ベストアンサー率43% (138/314)
回答No.13

最初に答えを言ってしまうとおっしゃるとおり兵器としてロボットである必要はありませんね。 但し、他の方も書かれていますが、それなりにはもっともらしい理由は一応あります。 まずはレーダーが使えない事が一番ですね。 先のお礼に戦闘機の速度を書かれていますが、レーダーの使えない状況でマッハ3で飛ぶなんて自殺行為ですし、現実的にも遠距離からの誘導ミサイル攻撃が出来ないとすればドックファイトになりますが、その状況ではマッハの速度で戦闘するなんてありえません。 ただ、戦車等の兵器が有効ではない訳では無い事になっています。 連邦軍の宇宙での主力機は胴体にマニピュレーターと砲塔をだけをつけたいわば宇宙版の戦車であるボールですし、08小隊と言うOVAではガンタンクIIと言う、いわばMSサイズの戦車が敵基地侵攻の主力です。 TV版のガンダムでこれらの活躍が見れないのは、やはりエンターテイメントとして派手な部分だけを映像化していると思うのがいいかと^^; (但し、目視戦闘が前提の世界でMSが人間型とした場合の敵と正対するのは被弾面積が大きくなるため、やはり現実的でないのはどう理由をつけてもうまく説明できそうにありませんね。。。)

  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.12

>しかし、ガンダムを製造するコストを考えたら戦闘機や戦車は何台製造可能でしょうか? 攻め側ならば、いろいろな状況を考えて攻めるために汎用兵器を準備しなければなりませんが、守備側は適切な兵器を準備して守るのではないでしょうか? コストはハッキリ言って解りません。 現実世界で言えば最新鋭の戦闘機F-22ラプターは1機200~220億円だと言われています。 対して旧型のF-15は100億程度、F-18が80億程度、もっと旧型のF-4だったら大体60億円で買えます。(全てかなりアバウトで正確では有りませんが) 現状では米国以外がF-22を装備することは有りませんが、米国はこのF-22に切り替えて始めています。 製造コストだけで言えば、性能的にもそんなに悪くないF-15をまだまだ現役で使った方が良い筈ですよね。(まぁ実際はF-22の価格が思った以上に高くなったので旧型と併用することになりましたが。) F-22なら1機しか買えないのにF-15なら2機買える。 翻ってガンダム世界に目を向けてみると、兵器は製造コストだけでなく開発コストも考えなければなりません。 戦闘機と戦車、戦艦を別々に開発、製造するのと、ガンダムだけを開発製造するのとどちらが長い目で見てコストを抑えられるかです。 汎用兵器と言うことは攻撃だけでなく守備に着けることも出来るのです。 極端な話、サッカーのMFは攻撃も守備も出来ますよね。 野球で言えばバッターであり野手である。(DHの話は置いといて下さい。) 例えば、野球で守備の選手と攻撃の選手を別々に揃えるとどうなるでしょう? 現在の倍の人員が必要となり、彼ら一人一人に払う契約金を考えるとどうでしょう? 球団としては恐ろしいことになると思います。 ※コスト以外にも現実的には(ホワイトベースに)ガンダムが1機しかない状況はありえません。 F1ですらTカーと言う予備が有りますから。

  • alidon
  • ベストアンサー率26% (292/1091)
回答No.11

現在の技術、状況から推し量ればロボット兵器なんか無駄でしょう。 しかし、ガンダムには、モビルスーツを有効にする設定が作られて居ます。物語全てに言える事ですが、『それ』が必要になる前提を作っています。 先ず、核融合炉の発明によって、稼動に関してのエネルギー問題は解消されて居ます。 武器や推進剤の消費、補給は有りますが、稼動するだけならばエネルギーの補給は必要有りません。 つまり、ただ歩くだけならば何処まででも歩けるのです。 空間に於いての推進剤の節約に関しては、前の方の回答に有るAMBACシステムが貢献しています。 まさに人型汎用兵器と言う部分です。 航空機では、噴射による推進しかありえませんから(ありえない物語設定になっています)、エネルギーの消費に伴い使用不能になります。 また、他の方が書いているように、搭載火力も汎用性が持たせられません。 戦車等の戦闘車両では、駆動に掛かるエネルギーが解決しても、地面を車輪で装甲する以上、地形から受ける影響が大きく、汎用性という面で劣ります。 また、これ等の兵器は作品中でも存在します。 地上での戦闘指揮用に夫々の軍が使用する陸戦艇は、質問者さまがまさに仰るような重装甲、高火力の言わば巨大な戦車です。 が、その火力と装甲により確かにモビルスーツ単体では落とせないようですが、その分巨大な車両でも有る為(連邦軍の物はホバークラフトを使用しているようです)に地形を選びます。また、白兵戦闘は勿論出来ません。 航空機としては、やはりモビルアーマーが存在し、これは高機動、高火力、重装甲と言う条件を全て備えて居る事から局地的な戦闘ではモビルスーツよりも有効です。しかしながら、他の方が回答されているようにやはり汎用性に劣ります。 もう一つの物語上の必然として、ミノフスキー粒子の存在により、電子戦闘が出来なくなっていると言う事です。 ロックオンによる自動追尾が出来ない場合、やはり有効なのは如何に早く自分の向きを変えるかと言う事が重要になります。 すれ違った戦闘機を、いち早く振り返り狙う事が出来ると言うのはやはり有効でしょう。 ご質問者さまの考え方を、あの物語世界に適用して見ましょう。 先ず、強い戦車を開発したいとします。 動力、火力、装甲は飛躍的な進化を遂げたのでより大きく、強力な物を作りましょう。 更に、地形から受ける影響を軽減する為に、駆動に関しては軸車輪ではなく、フレキシブルなアームを組み合わせた物にするのが良いでしょう。当然、その部分の装甲が脆弱になる事を避ける為に、少し大きめで、装甲もしっかりと出来る物にしましょう。 と言うわけで、足みたいな物になります。 そして、レーダーの無効化や、電子戦闘が出来ない現状を考慮して、砲塔はより早く、自分の本体の向きとは関係無く大きな範囲を移動出来るように作りましょう。 当然、多関節のアームが必要になりますが、これも脆弱性を減らす為に重装甲化し、大きくなるでしょう。 また、弾薬の補給をより早くする為に、砲自体が簡単に取り替えられる物がいいでしょう。その際に更に武器の種類を状況によって選択出来るようにしたいですね。 では、アームと砲塔を別の構造体にして、本体側で自由に取り替えられるようにしましょう。ちょうど、手で物を持ち帰るように。 まだ、様々な事柄が挙げられますが、結果的に出来上がった強力な戦車は人型汎用巨大兵器になってますね。 航空機に関しても、やはり同じように従来の航空機の制限、弱点を克服するように考え始めると、やはりモビルスーツに行きつきます。 これらの類推は、飽く迄もガンダムが必要だから考え出された物語設定を受け入れる事で初めて「ありえる」内容となります。 その設定自体が受け入れられない世の中(例えば現実とか)では、ガンダムは無用の長物です。

  • orihalcon
  • ベストアンサー率50% (155/307)
回答No.10

もうモビルスーツは歩兵だという結論が出ていますが、補足します。 もともとモビルスーツは人型ロボットではなく兵器化されたパワードスーツです。(番組の企画的にもハインラインの「宇宙の戦士」に出てくるパワードスーツが原点で、ガンキャノンはそのデザインの名残が濃くあります。) 現在、大学などで開発が進められていますが、そのままだと人間の体が表に出ているのでそれを宇宙服代わりに装甲を厚くしていったらあのサイズになってしまった、ということでしょう。動力源に核融合炉を積んでいるので、その大きさが影響していることもあります。 モビルスーツが歩兵であるなら、それに対応する戦車や戦闘機もそれなりに火力を積まなければならないので、必然的に大型化しなければなりません。それがモビルアーマーに相当します。 モビルスーツが特殊な宇宙服であるので、通常の宇宙服はノーマルスーツと呼ばれるようになった経緯があります。

DarkBerry
質問者

お礼

ありがとうございます。 ガンダムは核融合炉で動いているんですか。とすると、少しの燃料で半永久的に動くんですね。知りませんでした。 ガンダムの駆動力を得るためには核融合炉を載せなければならない。そうすると大きくなってしまう。大きくなると戦車や戦闘機は重くなってしまい装甲、駆動力、製造コストなどがあまり変わらなくなってしまう。 これは結構納得できました。 >それに対応する戦車や戦闘機もそれなりに火力を積まなければならないので、必然的に大型化しなければなりません。 別にモビルスーツが乗り込むわけではないし、倒すのはモビルスーツなのですから、どんなに大きくても同程度の大きさで十分ではないでしょうか? 戦闘機や戦車は対人用の兵器ではないですよね?

  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.9

>戦闘機であればガンダムに狙撃されるほどの速度では無いため、弾丸の回避能力の点でもガンダムを使う理由が良く分かりません。 ガンダムはエヴァンゲリオンではないですが「人型汎用兵器」なのです。 地上で戦車並みの運用が出来ます。 流石に空は飛べませんが、有る程度のジャンプ力があり「空対地」も可能です。 また、短い時間なら水中での運用も可能です。 そして宇宙空間でも戦闘が可能です。 そして最も大きなアドバンテージとして「腕」が有ることによって巡洋艦並みの火力を持つビームライフルを持つ事が出来ます。(敵のジオンはザクの頃は持っていなかった。) 戦闘機の場合ミサイルを全弾発射してしまえば再換装するにはかなりの時間がかかりますが、ガンダムの場合新しい銃を持ち替えるだけで済むのです。 戦車X=上空からの攻撃。水中及び宇宙空間での運用。 戦闘機X=低速または停止しての運用。水中及び宇宙空間での運用。 艦=局地的な運用。 ガンダムはこれら全てを一機で賄えるのです。

DarkBerry
質問者

お礼

ありがとうございます。 汎用性がある点ではガンダムが有利なのは分かりました。 しかし、ガンダムを製造するコストを考えたら戦闘機や戦車は何台製造可能でしょうか? 攻め側ならば、いろいろな状況を考えて攻めるために汎用兵器を準備しなければなりませんが、守備側は適切な兵器を準備して守るのではないでしょうか?

回答No.8

開発経緯についてはNo.4さんの発言通り。 しかしながら、開発されたものは建設重機と言うよりは、農業用トラクターと偽って戦車を開発していたと考えた方が適切ではないかと。  現在の技術力で考えれば、陸戦兵器としての戦車は最強でしょう。 機動性、装甲、回避行動もまともにできない高速の火器、それを有効にする火器管制能力。何より、車体は小さく見つかりにくいです。同じ土俵で戦えば負ける理由はありません。  しかしながら、現在の技術と彼らの技術が同等でなかった場合、結果は異なってくると思います。少なくとも宇宙世紀のガンダムでは、1年戦争以降、まともな戦車は出てきませんでした。航空機についても同様です。  我々の世界で戦艦が絶滅したのと同様に兵器としての生存競争でMSに敗れたようです。  ひょっとしたら、我々の技術を元に語る事は、種子島や同時代の前装砲と後装砲を元に現用の兵器を語っているのかも?もしくは、第2次世界大戦前に、多数の高射砲と対空機銃で武装され水上を高速で移動する戦艦を航空攻撃で破壊するのは不可能、新型の単葉の爆撃機に複葉の戦闘機は追いつけないのだから戦闘機など無用、等と同レベルで考えているのかもしれません。

DarkBerry
質問者

お礼

ありがとうございます。 現在の技術とガンダムの技術がまったく異なっていると考えれば、戦闘機・戦車が実用レベルで無いと言う可能性は十分有りますね。 その辺りは全然考えてませんでした。

  • 4by4-ko
  • ベストアンサー率45% (86/190)
回答No.7

実際の兵器の知識には乏しいので、私の想像(妄想)を交えて回答してみます。 ガンダムは兵器でいう 『モビルスーツ』 という分類になります。 スーツ(服)ですので動きは人そのものです。 卵を割らずに持ち上げる事も可能なら、それを割って目玉焼き作れるほど繊細な動作が可能です。 携帯兵器が無くとも、パンチやキックなど肉弾戦も可能です。 ミサイルの代わりに岩を投げてるのもアリです。その命中度も正確です。 走ったり、伏せたり、ジャンプしたり、上半身だけで避けたりと……つまり、痛みや疲労などを感じない巨大な歩兵です。 しかも、歩兵以上の仕事もしてくれます。所謂、戦車や戦闘機としての代用です。 ミノフスキー粒子散布で誘導兵器が全く役に立たない戦場なら、汎用性に優れる巨大歩兵は便利だと思います。 また、操縦者にとって人型はイメージ(操縦)し易いです。 サーベル同士で鍔迫り合いなどの複雑な動作も、人間の動きなら操作し易いでしょう。 この作品にも戦車や戦闘機は出てきますが、それを進化させたのが 『モビルアーマー』 でしょう。 単純に攻撃力や火力は上ですが、汎用性は余りありません。対モビルスーツ戦用には脆く、対艦戦で戦火を上げるタイプです。 ガンダムのパイロットが凄すぎるせいでもありますが……。

DarkBerry
質問者

補足

ありがとうございます。 >パンチやキックなど肉弾戦も可能です。 出来ない事は無いと思いますが、果たして・・・ 相手も同程度の装甲を持っているんですよね?パンチは論外(手は繊細な駆動部分ですよ?)として、可能なのはタックル程度では無いでしょうか? >操縦者にとって人型はイメージ(操縦)し易いです。 果たしてそうでしょうか? 飛行機ですらスイッチがたくさん有ります。 自分もシロウトですが、動かしそうなところと言えば 主翼・尾翼・エンジン 位しか無いと思います。 一人前になるには何年もかかるらしいです。 人型兵器の場合関節がやたら多いですし、手指まで器用に動かそうとしたら・・・ エヴァンゲリオンの様に考えただけで動くのであればまだ操縦しやすいとは思いますが、操縦しやすかったとしたら当然戦車・戦闘機なんかも同様の操縦方法を採用するのではないでしょうか? >サーベル同士で鍔迫り合いなどの複雑な動作も、人間の動きなら操作し易いでしょう。 銃撃戦なら標準は機械がなんとかしてくれるとして、剣道はやはり中に乗ってる人のセンスですよね? ちなみに、何故モビルアーマーはモビルスーツに負けたのでしょうか? 機動力が無い? 装甲が薄い? もしこれらのどちらかであるとするならモビルスーツは戦闘機(機動力)又は戦車(装甲)には勝てない事になりますよね?

  • ktktnomk
  • ベストアンサー率8% (3/35)
回答No.6

他の方の言うようにもともと宇宙での作業用でありそれを戦闘で利用出来るようにしたのが始まりです。 それを戦闘に利用した事によりそれまでの戦闘の常識が変わってしまったと言った方が正しいと思います。 今までの地上兵器であればそれぞれ対地、対空と分けていたのが部品の付け替えなどの時間のかかる換装を武器を持ち替えるだけで済ませる事が出来、調整も無しでそのまま使えると言う事です(これが人型にする事による利点でもあります) また、対地対空どちらの敵がいきなり出て来ても腕の角度を変えるだけで対応出来てしまいます。 戦車はMSの足(致命傷にならない部分)からしか狙えないのに対して戦車の弱点である上方から狙え、いきなり人の乗る胴体部分を直撃させられるという事です。 いくら装甲が強くても中の人間への衝撃はどうでしょうか? MSであればコクピットへの直撃であっても下がったりする事により多少は衝撃を軽減出来ますが、戦車は地面についていますから衝撃がまともに来るんじゃないでしょうか? そして、戦車より速く移動出来、地形による影響もほとんど無いと言う利点が大きいでしょうね 戦闘機に対してはガンダムがやったように1機1機狙うのではなく本来は複数の兵器により弾幕を張るというのが本来のやり方です(あれはアムロだから出来たんでしょうね) 戦闘機に比べた利点は極端に言えばメンテナンスがあまり要らないと言う事だと思います。 戦闘機であれば飛ばす前にあらゆる整備が必要となりますし、不備がそのままパイロットの死に直結します。 MSは腕や足であればそのまま故障箇所の交換で対応出来ます(もしくは手足の無い状態であっても使用出来ます) そして、兵装の換装にしても戦闘機は一度帰還して付け替えが必要ですがMSの場合、乱暴ですがその場に落としておくだけで持ち替えて使用出来ます(または同僚の武器を回してもらう事が出来ます) つまり運用に手間がかからないという利点があるということです また、戦闘機と違いその場にとどまりそのまま拠点の制圧が可能です。 それまで必要であった戦闘機の制空権の確保、その後戦車などによる地上の制圧の作業をMSだけで全てまかなえる事になります MSは必要だったのではなく戦場で運用してみたら戦闘機や戦車よりも使い勝手がよく、高いコストに見合っただけの成果が上がったということだと思いますよ

DarkBerry
質問者

お礼

ありがとうございます。 >それを戦闘に利用した事によりそれまでの戦闘の常識が変わってしまったと言った方が正しいと思います。 ANo.4さんのザクの話と同じですね。 >いくら装甲が強くても中の人間への衝撃はどうでしょうか? なるほど。それは考えてませんでした。 重量の大きな機械の方が衝撃が分散される分、中に乗る人間に与える衝撃は少ないでしょうね。 結果的に優秀なパイロットを無駄に消費しなくて済むという点では人型兵器の方が有利と言うことですね。 >つまり運用に手間がかからないという利点があるということです 整備や武器の交換に付いては分かりました。 しかし、戦車や戦闘機の何倍もある機体ですからそれなりに燃料を食うはずです。 なので >戦闘機と違いその場にとどまりそのまま拠点の制圧が可能です。 というのは難しいと思います。 戦闘機の空中給油は聞いたことが有りますが、巨大な船の給油は港で行うのが普通では無いでしょうか? 燃料は現地調達するにしても、一度の戦闘で同じ量の燃料を運ぶとすれば戦車の方が制圧は楽だと思います。 もし足つきの燃料輸送用モビルスーツがあったとしても、戦場に連れて行くとすれば真っ先に狙われると思いますので、かなり後方に待機して無いと駄目だと思います。 結果的に燃料補給のための移動に燃料を消費してしまい、実際の戦闘時間はあまり取れない状況と言うのも考えられると思います。

  • char2nd
  • ベストアンサー率34% (2685/7757)
回答No.5

 モビルスーツは、もともとレーダーなどの長距離探知装置が使えない状況における、宇宙空間用の接近戦を想定した兵器です。足があるので陸戦兵器としても使われますが、本来は3次元的運動能力を与えられた機動兵器ですね。  もちろん宇宙空間を高速で移動するだけなら足は要りません。まさしく「足なんか飾り」です。  ただし、用兵上の展開を考えた場合は必要なケースもあります。物語の終盤を見れば判るかと思いますが、戦争というのは相手の艦船などを撃破すればよいというものではなく、各種拠点を制圧しそこを足がかりにしてさらに侵攻、最終的に敵の最重要拠点を陥落(あるいは包囲)することで相手を降伏させるまで続きます。  戦闘機は単なる戦術兵器で、制空権を奪うことは出来ますが、敵の基地などを制圧するには地上部隊が必要となります。宇宙空間においても通常の宇宙戦闘機では要塞などの内部に侵入しての戦闘は無理でしょう。  無重力下の狭い空間で重い機体を保持しつつ素早く動くには、スラスターに頼るよりも足などを使った方が便利でし、反応も早いでしょう。  戦闘機並みの機動力と、戦車を遙に凌ぐ火力と装甲、そして歩兵と同等の対応能力を併せ持った兵器がモビルスーツといえるでしょう。  ちなみに、質問者さんのような思想で開発された兵器も作中には登場します。モビルアーマーと呼ばれるもので、モビルスーツよりも大型で装甲・火力ともより強力です。その分汎用性に乏しく、大きな戦果は上げられずに終わってますね。戦術的な使い方にも問題あったような気がしますが(爆撃機で戦闘機と戦うようなものかと)・・・  尚、地上戦では戦車はモビルスーツの敵ではないでしょう。戦車をモビルスーツ並みに大型化・銃装甲化するとその重量故運動性ががた落ちです。作中にもガンタンクというモビルスーツと戦車の合いの子のような兵器が登場しますが、はっきり言ってやられ役でしたね。搭載する主砲も当たれば威力はありますが、ミノフスキー粒子のせいで追尾システムが使えないので命中率がよくない。実体弾の場合、発射してから命中するまでにタイムラグが発生するので、高速で移動する物体を確実に射撃するには、どうしても高精度の追尾システムが必要となります。それでも、現代の対空機関砲の命中率はそれほど高くないですが。  ガンダムの場合はビーム砲を装備するので、前述のタイムラグがほとんどありません。機体自体の機動力も高く、ねらいさえ付けられれば航空機でも狙撃できますし、実際そういうシーンがあります。  航空機の放つミサイルの類は、そもそも破壊力が大きくないので、戦車以上の装甲を持つモビルスーツを破壊することは出来ないでしょう。ミサイル自体の追尾装置が無効化されていますから、当たることすら可能性が低いです。大型のミサイルを搭載できる機体だと運動性が低くて、恰好の的です。追尾装置が使えないから、遠距離からでは攻撃できません。  劇中だとガンダムのバックアップ兵器としてGファイターが登場します。これは大型の戦闘爆撃機といった代物で、モビルスーツ並みの装甲と火器(ビーム砲)を装備しています。ただ、やはり対地速度が速すぎて地上のモビルスーツを狙撃するのはこんな様です。いくら高速でも直線的な動きしかできない戦闘機と、素早く縦横無尽な動きか可能なモビルスーツとでは、後者の方が相手を狙撃しやすいでしょうね。

DarkBerry
質問者

お礼

ありがとうございます。 そういえばガンダムは宇宙空間での戦闘が主でしたね。 とすれば >本来は3次元的運動能力を与えられた機動兵器ですね というのは説得力が有りました。 >戦闘機は単なる戦術兵器で、制空権を奪うことは出来ますが、敵の基地などを制圧するには地上部隊が必要となります。宇宙空間においても通常の宇宙戦闘機では要塞などの内部に侵入しての戦闘は無理でしょう。 人型兵器が必要な理由がやっと分かりました。 まさに歩兵代わりなんですね。

DarkBerry
質問者

補足

しかし、それに対する対抗策としては人型兵器:人型兵器というコストのかかる戦闘を避けるために、母艦・基地等は人型兵器では侵入できないようなサイズの内部機構にするのではないでしょうか? 人型兵器が来ても破壊しか出来ない状況では制圧するためには人間が降りてきて制圧するしかありませんし、普段も内部にモビルスーツを入れる必要性がよく分かりません。 >地上戦では戦車はモビルスーツの敵ではないでしょう。戦車をモビルスーツ並みに大型化・銃装甲化するとその重量故運動性ががた落ちです。 まず、この部分が良く分からないのです。 ガンダムの装甲、駆動機構を利用すれば同じ素材を使用してもっと速度の速い、装甲の分厚い戦車が製造可能だと思います。 例えば、10トンのものを時速100k/hで動かすことのできるモーターがあるとすれば、それはモビルスーツだけに使用するとは思えません。 同じモーターでギアを変えれば1トンの物を100k/h以上で動かす事は可能だと思います。 装甲に付いても同じです。 人型巨大兵器とその10分の1の重さ(大きさ)の戦車であれば、駆動用のモーターが同じものを使えれば10倍の装甲にする事が出来ると思います。 もちろん装甲を人型兵器と同様にしてその数倍の重さの武器を持たせた戦車も有りだと思います。 >ガンダムの場合はビーム砲を装備するので これも同様です。 ガンダムにビーム砲が装備できるとすれば、戦車にとっては大型になったにしても同様のビーム砲を装備できると思うのです。 >いくら高速でも直線的な動きしかできない戦闘機と、素早く縦横無尽な動きか可能なモビルスーツとでは、後者の方が相手を狙撃しやすいでしょうね。 宇宙空間ではどうかは分かりませんが、少なくとも地上で最速の車は時速400k/h程度ですが、戦闘機はマッハ3位です。 現在の技術でその程度なので、もしかしたらモビルスーツはマッハ1ぐらいは可能かもしれませんが、それでも戦闘機の1/3程度です。 また、四肢があったとしても地面への接触面積が小さく重量の大きなモビルスーツよりも、重量が小さく設置面積の大きな戦車や、重量の小さく(モビルスーツに比べれば)大きな駆動機構を持っている戦闘機を比較するのなら、モビルスーツのほうが鈍重な動きしか出来ないと思います。

関連するQ&A