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秋月電子のシリコンマイクで超簡単に自作できる補聴器!解説つき
- 秋月電子で購入した超小型アンプ内蔵マイク(SP0103NC3-3)を使って、初心者でも簡単に自作できる補聴器の解説をお伝えします。
- 回路図や接続方法をわかりやすく解説し、Term4からTerm1までの役割や接続先などを詳しく説明します。
- また、簡単な調整方法やイヤホンジャックへの接続方法についても解説します。初心者でも安心して補聴器を自作できる方法をご紹介します。
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秋月のシリコンマイクとは [1] ですね。[2] の最後のページが周辺回路に該当するようですが、下図のように配線すれば動作するはずです。 + - シールド線 ┌────────── C3 ─ R2 ─ 芯線 ── 出力(マイク端子へ) │┏━┓4 ┌─ 外被線 ─ 1└┨●┠──┬── +電源 │ 2┌┨ ┠─┐C2 ┌ - (GND) │ │┗━┛3 ├┘ │ │ │ │ │ │ └ R1─C1 ┴─┴───────┘ + - マイクの端子( Term = Terminal )の配置は孔のある面から見たものです。電源は端子4と5の間に加えます。電源電圧が1.5V~5Vの範囲で動作するので、電池1本でも動作します。C2 は電源のバイパスコンデンサで、0.1μF~1μF程度の積層セラミックコンデンサ [3] を、端子3と4の近くに取り付けます(このコンデンサを付けなくてもちゃんと動作すると思いますが)。 R1 はマイクの感度を調節する抵抗で、R1 = 0 (ショート)のとき最大感度となります。感度の計算式は [2] に出ていますが、口元で使って音が割れてしまうようなときに、R1 の値を大きくして(100Ω~100kΩくらいの範囲)感度を調整しますが、普通はこの抵抗は必要ないと思います(C1と端子2を直結する)。 C1 は低い周波数の音をカットするものですが、0.1μF~1μF 程度の積層セラミックコンデンサか、電解コンデンサ [4] を取り付けます。低音が出ないときは C1 の容量を大きくします(マイク自身の感度が100Hz未満で落ちていますので限度があります)。電解コンデンサを使う場合は極性に注意して、図の + - の向きで配線してください。 マイクの出力信号は端子1と3の間に出てきます。図のように、シールド線などで外部に引き出します。C3 は出力信号の直流成分をカットするもので 1μF~10μF程度の電解コンデンサを入れます(極性に注意)。つなぐ機器によっては入力部に直流カット用のコンデンサがすでに入っている場合もありますが、念のために入れておいたほうがいいでしょう。シールド線があまり長いとマイクが異常動作する(ギャーという大きな音が出る)かもしれませんが、そのときは R2 をシールド線の前に入れてください(値は100Ω~1KΩ程度)。R2 が必要なければこの部分はショートしてください。 [1] 超小型アンプ内蔵 シリコンマイクロフォン http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=1&q=SP0103NC3-3 [2] http://www.knowlesacoustics.com/images/data_sheets/Spec%20SP0103NC3-2-14-H.pdf [3] 積層セラミックコンデンサ http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%C0%D1%C1%D8&submit=%B8%A1%BA%F7 [4] 電解コンデンサ http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%C5%C5%B2%F2&submit=%B8%A1%BA%F7
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- inara
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電源端子の記述に間違いがありました(回路図が正しい)。 【誤】電源は端子4と5の間に加えます 【正】電源は端子4と3の間に加えます うまく動作しなかったら、ここで再度質問してください(質問は締め切らないでいいです)。
お礼
ありがとうございます。 とてもわかりやすい解説で役に立ちました。 早速参考にさせていただきます。