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精神病院が舞台になっている小説

2007/08/30 19:35

松尾スズキさんの書いた『クワイエットルームへようこそ』が面白かったので、似たような作品を探してみようと思い投稿しました！精神病院を舞台にしていたり、メンタル系を題材にした作品がありましたら教えてください。よろしくお願いします。

sho0126
お礼率22% (2/9)

書籍・文庫
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gardensmay
ベストアンサー率52% (177/335)

2007/09/01 00:08 回答No.9

私の個人的な好みですが、人生のフェイバリット作家、「閉鎖病棟」パトリック．マグラア　をお勧めいたします。このかたのお父様が、犯罪精神病院の院長だったということで子供のころから特殊な環境で育ったせいか、精神病院を舞台にしてないものでもすべてそこはかとなく狂気の香りが漂っているような気がします。わたしは「血のささやき、水のつぶやき」という本のほうがよりお勧めですが... あとは、やっぱり「ドグラ.マグラ」夢野久作。これは、大学のときに読んだのですが途中で頭がおかしくなりかけていったんやめた代物です。幻覚や幻聴、床がかしいでいるような不安感に襲われてこわくなったためです。ちょこ、ちょことなんとか読破しましたが、文体が独特なので、暗示にかかるような感じだったのかも。ご参考になりますように。

noname#145744

2007/08/31 22:59 回答No.8

★　多島斗志之さんの「症例Ａ」　もう、すっごく面白くて、寝食忘れて一気に　読み終えました。

noname#57154

2007/08/31 16:43 回答No.7

『クワイエットルームへようこそ』は読んだことがないので、作品の雰囲気はだいぶ違うかもしれませんが、精神病院を舞台にした作品ということでチェーホフの「六号病室」がオススメです。短編ですが、内容は濃いと思いますよ。

okame21yo
ベストアンサー率53% (30/56)

2007/08/31 11:18 回答No.6

はじめまして。箒木蓬生の「閉鎖病棟」がお薦めです。読み終わってから胸に迫るものと、温かさ、悲しみを感じます。精神科の患者さんの方が人間的に美しく感じられる、という不思議な作品です。図書館にあると思います。

MAY1814
ベストアンサー率71% (1816/2527)

2007/08/31 10:36 回答No.5

こんにちは。No.３の回答者様と同じ北杜夫ですが、「どくとるマンボウ医局記」はいかがですか？北杜夫さんは元々精神科のお医者さん（医学博士）ですので、これは自伝的作品です。どくとるマンボウシリーズの代表作「どくとるマンボウ航海記」（これも船医としてマグロ船に乗り込んで世界中を旅する話です）よりももう少しシリアスな感じです。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/19493277 　小説では「奇病連盟」があります。歩くたびぴょこりと跳ねるピョコリ氏と彼を取り巻く様々な変わった人との交流を書いたユーモア溢れる作品です。北氏は精神科医でありながら自身も躁鬱病を患っていて、実家も精神病院である事から、精神病の偏見を失くすという事にエッセイや小説を通じて尽力しました（彼の後輩でもある、なだいなだ氏も功績を認めているようです）。現在この小説は絶版のようですが、もし古本屋さんや図書館で見つけられると思いますので、良かったら読んでみて下さい。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/01799680 　ご参考までに。 http://books.yahoo.co.jp/book_detail/01799680

youngbald
ベストアンサー率42% (3/7)

2007/08/31 09:04 回答No.4

色川武大の『狂人日記』はどうでしょうか？男が精神病院に入院するところから物語が始まります。主人公の男が幻覚、幻聴、悪夢に悩まされる描写がリアルです。作者自身が体験したことを書いているようです。あと、メジャーなところでは村上春樹の『ノルウェイの森』の中にも、精神科の療養施設（京都にある）が描かれていますよ。

dondoko4
ベストアンサー率12% (1161/9671)

2007/08/30 21:06 回答No.3

代表的は作品では。北杜夫の「楡家（にれけ）の人々」です。文庫にもあります。もとは、青山脳病院でしたがのちに都立松沢病院へ移転しました。現在もあります。メンタルのことが説明されているかどうかはわかりません。いろいろなタイプの人たちが紹介されています。面白さを追求するという点ではかけ離れていると思います。