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プリンタの耐久性について

hpのphotosmartと言う、写真印刷を高速で行えるプリンタを購入しようと考えています。 耐久性について、サポートセンターに電話した所、「写真プリントは1ヶ月3000枚」と訳の分からない事を言われました(ー_ー? なぜ累計ではなく、「1ヶ月」なんでしょう? 累計1万枚とか2万枚という表現なら分かるのですが、「1ヶ月3000枚」と言われても耐久性がどれだけあるのかピンときません。 通常、プリンタの耐久性はどれくらいあるのでしょうか? 写真プリントでも、1万枚や2万枚はプリントする事はできますでしょうか。 サポセンの話しによると、頑丈なヘッダなのでヘッダが壊れる事はほとんどないと言われました。 不具合が出るとすると、どの箇所に出てくるものですか? よろしく御願いします。

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  • 4G52GS
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回答No.3

プリンタの修理屋です。 広告は確かに写真印刷を強調していますが、それと耐久性を関連付けた広告は見た記憶がありません。 そもそも、(一般論ですが)とんがった性能の機械は寿命が短いのが常識。 市場の要求に安直に対応してコストダウンを繰り返してきた商品に耐久性を期待するのもどうかと思えます。 また、別の側面ですが、私の様にメーカー外の人間が修理業を出来るのはキヤノンだけのはずです。 他のメーカーでは聞いたことがありません。 エプソンは修理センターでの集中修理が基本ですし、HPも基本的に同じようです。 受付窓口も非常に少なく、基本的に販売店まかせ。販売店なら新しい機種もたくさん並んでいますし、店員に言葉巧みにまるめこまれると言うこともあるでしょう。 非常に悪い言い方ですが、壊れたら買い替えを促すような体制をとっているともいえます。 これは一概にメーカーを責めることは出来ません。 修理代金は確実に新品より安くても、修理は高いと言う思い込みで新品購入にはしる人が非常に多く、私のところでも修理件数は、ここ3~4年で1/2~1/3程度まで落ち込んでいます。 メーカーでも窓口を維持することは難しいでしょう。 そういう状態ですから、耐久性に関してのデーターは取りようが無いというのが現実。故障の頻度に関しても同様です。 キヤノンに関しては把握できていますが、これもメーカーサイドの人間とはズレがあります。 写真印刷となると、当然フチナシ印刷ですが、フチナシ印刷は非常に不安定で動作保証が(本来は)出来ないくらい、いい加減なモードなのです。 高画質な印刷の場合、紙の送り精度も重要になります。 当然のことですが、幅の広いローラーでキチンと挟み込んで送る必要があります。 しかしながら、紙にインクを吹きつけた後では挟むことが出来ません。乾燥が間に合わないからです。 たいていのプリンタでは下の方の約20ミリの区間は「印字可能領域」となっていて、「印字保証領域」とはなっていないはずです。 非常に力の弱い拍車で挟んで送っているのがほとんどです。 用紙のメーカーや保管状況などで、いとも簡単に印字不良が出てしまいます。 過去の経験から言えば、写真印刷に特化した使い方では(印刷枚数にもよりますが)1年もたないと考えたほうがいいでしょう。 前回の回答で答えた機械的な磨耗の他に、飛び散ったインクの霧が各部に溜り、泥のようになって故障の原因となります。 メーカーの設計寿命でもフチナシ印刷は2割程度の見込みです。

Cuty_Cat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 専門家からのアドバイスは、大変参考になり感謝しております。 家電屋さんに行っていろいろと聞いてきましたが、やはり故障した場合は新しく買い替える人が多いようです。 または購入時に、お店の保証延長(?)のサービスに入るようにお客さんに勧めているようです。 お店でエプソンやcanon、hpのプリンタで何枚もテスト印刷をしてもらい、画質と印刷時間を計測してきました。 エプソンのA820では、画質はそこそこ良かったです。 hpのC5180は、画質に関してはツブツブ感が出てしまいますね。 A820では滑らかでした。 A820もC5180も、印刷時間がほぼ同じ。 ですが、お店の人が言うにはインクの消費量がエプソンの方が圧倒的に多いとの事でした。 クリーニングをするたびに、大量のインクを消費してしまうようです。 印刷時間とコストパフォーマンスを考え、C5180にしようと思います。 あとhpのヘッドは、エプソンやcanonよりは遥かに耐久性があると言っていました。 世界シェアNO1だけあって、耐久性についても考えられているのかな。 4G52GSさんの回答は、本当に専門的な事まで詳しく記載して頂けるので、本当に助かります。 またプリンタ関係で分からない事があれば、質問させて頂きます。 丁寧に回答して頂き、ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • 4G52GS
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回答No.2

プリンタの修理屋です。 耐久性については一般には公表されていないことがほとんどでしょう。 #1さんが廃インクについて触れられていますが、廃インクは関係ありません。 耐久性に関しては、ヘッドの劣化、ヘッド移動に伴う磨耗(ベルトやガイドシャフト)、給紙ローラーなどの磨耗、経年劣化などが考慮されているようです。 最後の経年劣化がわかりにくいと思いますが、ゴムのローラーなどは使わずに放置しておくと硬化して滑りやすくなったり、ガイドシャフトなどもグリスが劣化したり、サビが発生したりして機能的な障害を起こす恐れもあるわけです。 印刷枚数が少なくても故障が起こる可能性があるわけです。 プリンタに限らず、どんな機械でも適度に使うことが寿命を延ばします。 我々が聞いている数字としては3~5年もしくは4,000~20,000ページのどちらか早いほう、となっています。 数字に幅があるのは機種でかなりの差があるからです。 耐久性が一番低いのは10,000円以下の低価格機種です。次が写真画質を謳う高画質機、スタンダード機が超寿命と言うのが一般的です。 高画質のプリンタは印字品位を確保するための精度に対して厳しく見ていたようで、磨耗等の劣化に関してはスタンダード機種と変わりありませんでした。 ただ、普通の文書なら一往復で完了する印刷が写真になると5~6往復もして印刷していくわけですから、高画質機は寿命が短くなっても不思議ではないわけです。 最近の機種では対策されたようで寿命が延びているものもあります。(あくまでも設計寿命です) さて、質問のプリンタですが、専門外ですので断言は出来ませんが、二通りに取ることが出来ます。 一つは毎月3,000ページ程度なら持ちますと言う意味。 もう一つは写真ばかりやっていれば、3,000ページが機械自体の寿命で、一ヶ月程度で印刷してしまうでしょう、と言う意味。 価格的なことは分かりませんが、hpなどの海外ブランドの機械は比較的低価格なものが多いこと、アメリカでは日本よりも「修理せずに買い替え」と言う傾向が強いこと(そう聞きます)、アメリカではプリンタで写真を印字することは少なく、その面の耐久などの設計が甘い、等が考えられますので、後者を考えるのが妥当ではないかと思います。 ヘッドは丈夫と言う話ですが、photosmartは一部の上級機種を除き、ヘッドとインクが一体型になっていますので、インクがなくなったらヘッドも交換となり、ヘッドの耐久性が問題になることは無いはずです。 これは機種が分からなければ断言は出来ません。 最近、他の質問でも答えたのですが、やたらに写真ばかり印刷すると言う悪い習慣は見直すべきでしょう。 先ほども触れましたかが、普通の文書なら一往復で完了する印刷が写真になると5~6往復もして印刷していくわけです。10,000ページ使えるものが2,000ページになっても不思議ではありません。 さらにインクの消耗も激しく、インク代の負担も多くなるわけです。 その結果、インクジェットプリンタは高いと言う認識が広まり、プリンタの本体価格は急速に低下しました。現在の大半の機械が赤字ではないかと思われます。 (12,000円程度で販売されているプリンタについてくる、インクとヘッドの価格だけで8,000円以上になるものがあります) また、ユーザー側も壊れたら修理せずに買い替えと言う動きが多く、耐久性を持たせることに意味がなくなりつつあります。 コストダウンの限界はとっくに過ぎていますので、耐久性も割り切って落とす傾向があります。 現実問題として、低価格機で10,000ページ近くも使った機械では回転するシャフトの受けの部分の磨耗が多かったり(実はフレームでじかに受けてます)、キャリッジ(ヘッドの受け)のガイドシャフトが通る部分が磨耗してヘッドのガタが非常に大きくなっていたり、通常のプリンタでは考えられない磨耗の仕方をしています。 メーカーも部品の設定は合えてせず、修理は現品交換で対応しています。修理代は7,350円ですが、10,000円程度で購入した機械ですから、直す人もいないのが現実です。

Cuty_Cat
質問者

お礼

専門家の方から直接回答を頂けたので、大変参考になりました。 いくつか候補があります。 hp…photosmartD7360,photosmartC5180 canon…MP600 エプソン…PM-A820 hpは写真が11秒で世界最高速というものです。写真の速度を売り文句にしているので、そこそこ耐久性も考えられていると思うのですが、どうでしょうか? MP600については、写真印刷速度が24秒(メーカー発表)との事で、hpの倍以上かかってしまう。 エプソンについても、写真印刷速度が25秒となっているが、フチ有り標準で印刷すると、20秒程度で印刷できる。 canonやエプソンはCMでも、写真プリントを主に広告しています。 要するに、キレイに写真プリントができる事をCMしていますよね。 と言う事は、そこそこの耐久性があると期待してしまうのですが、どうなのでしょうか? hp,canon,エプソンで壊れ易い、壊れ難い、と言うのには差がありますか? これまでの経験上でも結構なので、参考にしたいと思いますので、お教えして頂けると助かります。 よろしく御願いします。

  • star0119
  • ベストアンサー率30% (7/23)
回答No.1

たくさん印刷したり、クリーニングをすると廃インクタンクエラーというものが起こります。 廃液吸収材の交換になるのですが、これはヘッドから出てきたインクを吸収するためのスポンジのような部品です。 キャリッジベルト(ヘッドを左右に動かすベルト)が不具合を起こすと、印刷中ギーギー音がしたり。 電源が入らない症状は、電源ユニットの交換になります。 給紙時複数枚用紙を吸い込む症状や右側にくいこむように給紙される。まっすぐ給紙されない。全く給紙されない症状に関しては、自動紙送りの部分が交換になります。 必ずしもヘッド原因ではありません。 ヘッド交換は半年に1回とか、1年に1回というはがきシーズンしか使わない方でインクが乾いて目詰まりを起こす確率が非常に多いです。 月1くらいで電源を入れると自動的にヘッドクリーニングをしてくれます。 インクが乾いて全く使えなくなるのを防ぐ一番の方法ですね。

Cuty_Cat
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 不具合が出てくる箇所を、具体的に症状とともに上げて頂けたので、大変参考になりました。 プリンタはあまり使わないと言うより、逆にたくさん印刷する予定でいます。 主に写真プリントになるのですが、1日数十枚以上を予定しています。 一般的に、どれくらい耐久性があるものなのでしょうか? 保証期間(月数)×写真プリント3000枚=累計耐久枚数 と考えれば良いのでしょうか(ー_ー? よろしく御願いします。

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