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退学を願いでたのに指導教官に許可もらえず…これって違法では?

すみません、また皆さんのお力を拝借させてください。 私は以前以下のような質問をさせていただきました者です。 http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=321871 その後大学院を退学する決意も固まって、いざ退学願いを記入し指導教官へ面会に行くと、 「退学するのは自由だが、今すぐというわけには行かない。いまの研究内容をきちんとした資料として提出してからでないと許可はしない。」 と言われました。それでは、数ヶ月もかかってしまい結局修士論文を書き終えるころになってしまう、自分が考えていることとに全く反してしまうと思いました。 教官がこのようなことを強要する権利はあるのでしょうか?自分が思う所としては、自分は年間数十万もの授業料を支払っている顧客であって、サービスを受ける側であるし自分の意志・自由を主張しても良い立場だと思います。ある意味、これは法律に反するものではないかとも感じたのですが、それについてどうかみなさんのご意見をいただけないでしょうか? またすこし話題とは外れるのですが、以前研究室の友人が大学を離れる際に、教官から直接電話があり同じようなこと言われた後、 「…そうしなければ、私からあなたの上司に連絡して、就職先での君の昇進を難しくすることもできるのですよ。」 と言われた事を告白されました。これは明らかに越権行為で、相手に不利益を与えるような脅迫行為だと思います。 実際、たかだか大学教授に可能なことでは無いと思うのですが、このような内容を発言しただけでも脅迫罪(刑法222条)ではないのでしょうか? この事を聞いたことが、この指導教官のことを人間的に不信になってしまったきっかけでもあります。 はぁ、こんなに悩んでいると、実は自分が社会的にだめな人間なんじゃないかとも思うようになってきました。一体、何が正しいんだろう…

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noname#5336
noname#5336
回答No.5

すでに教育的問題は出尽くしていますので、私からは法律的な回答を出します。2段に分けます。 1.教官の退学拒否の可否について 法律には何ら規定がありませんので、教官の態度は違法ではありません。 「違法」とは、法律違反のことを指しますので。 このことについて裁判で争っても、訴えは却下される可能性が強いと思われます。つまり、裁判所が介入できる問題ではないのです。 要は、「大学のことは大学で処理して下さい。裁判所が法律上の秩序以外の秩序を扱うことはできません」ということです。 なお退学そのものが認められるかどうかも、裁判所が判断できるかどうかは疑問です。例えば、授業料未払いで除籍の可能性があれば、退学願が受理されなくともおかしくはありません。 (単位の認定は裁判の対象になりません。これに対して卒業・修了認定は身分に関わる重大な問題であるゆえ、裁判の対象になります。「富山大学事件」、最高裁判所昭和52年3月15日第3小法廷判決を参照。退学については聞いたことがないが、このような訴訟があるとは考えにくい) 2.ご友人の教官の脅迫罪成立について 具体的にはわかりませんが、文面だけだと脅迫罪は成立します。 教官側に刑法222条に定めるものを、個人に対して脅かす意思があればそれだけで成立します。 ただ、ニュアンスによって成立するかどうかは当然変わって来ますので、正確なことはここでは何とも言えません。第三者の主観的伝聞は、できる限り排除されるべきです。 ちなみに2例とも、損害が立証できれば、民法709条の不法行為に基づく損害賠償を請求することができますが、そこまでできるのかどうか。 何か、ご質問の事例は大学だと日常茶飯事みたいですね。大学教授に関する文献を読むにつけ、そう思います。

Anakin_Skywalker
質問者

お礼

とても専門的に回答いただけてありがたいです! 自身のことは法律的に難しいということわかりました。 自分としては、教授にたいし誠意をあらわすことを前提として、自分の意志を貫いていけるようにもっていきたいなと思います。 友人の件まで説明いただきありがとうございます。 彼に言わせれば、いまでも「当時の会話をなにかで録音しておけばよかった!!」と怒っているほど、ひどい仕打ちをうけたということでした。 ただ今となっては既におそいので、もうあきらめているとも語っています。  これからは教官との話をするときには、自分もICレコーダーなどを持参して、あくまでもしものためにですが、記録することを忘れないようにしようと考えています。 こう考えると、授業料を支払っているとはいえ、学生って弱い立場なんですね。

その他の回答 (4)

  • kgu-2
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回答No.4

 そのような非人間的な研究室を選んだのが不幸の始まりです。教員の世界は、奇人変人の世界ですから、常識の欠如している人も少なくありません。  退学になるだけなら、後期の授業料を払わなければ、どなたかもアドバイスをされていたように想いますが、強制的に退学になります。学則を読まれれば明示しているハズデス。  問題は、円満に退学できるかですが、ご様子からは難しいと想います。昔は、自治会があったので、こんなバカな話は出てこないと想いますが、今はそんなダサイことをする人はいませんし。  話の分かる教官が一人や二人はいると想うので、相談されてはいかがですか。学長補佐クラスなら、常識のある人が多いかと。  私大の教員が結構弱いのは保護者なのですが。  有名校なら、企業に対してもそれなりの力を持っています(ただ、最近は、旧帝大でも、教授が研究職を求めて、企業廻りをするようです)。その教授が、学会の重鎮だったり、特別のコネを持っているかどうかですが、同じ研究室から先輩が送り込まれていたりすると、ヤバいかも。そうでなければ、教授の脅しは及ばないということです。あとは、あなたの実力次第。  昇進も実力次第ですが、教授の脅しに負けるような非社会的な企業で昇進したい、などのスケベ根性の方(こちらが普通の人ですが)なら、修士を取得してから修了されるべきかも。  最後に、研究のデータは、あなたのものでもありますが、研究のアイデアは、指導教員からテーマを与えられているなら、研究室に所属すると判断します。それは、きちんとまとめて渡すのがマナーです。

Anakin_Skywalker
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 いろいろ複雑なことになりそうなのですが、なにはともあれ自分が研究データをまとめて提出するべきと判断しました。さっそくそれにとりかかって終わらせてしまおう、と思っています。

回答No.3

 自信はなしですが・・・  大学は会社と違って、教育機関だからだと思うのですが、退学するにも許可を必要とするようです。つまり、「今退学しない方があなたにとっていいですよ。」ということで退学を許可しないことができるのだと思います。今の場合に則して言えば、「いまの研究内容をきちんとした資料として提出してから退学するのがマナーで、それを実行することによってマナーを身に付けるのが、あなたにとっていいですよ。」とでもなるのかな?なぜマナーかはもう回答されている通りです。  ですから、なぜ自分は退学してはいけないのか、なぜ自分にとってその方がいいと教授は判断するのか、さらに大学に残らせることによって何を学ばせようとしているのか、といったようなことをよく教授に聞くことでしょう。  でも往々にしてありがちなのは、単に教授にとって不都合だからというのです。もしそのような答えが返ってきた場合、それは理由にはならないことを説明すればいいと思います。退学を許可しないのは教育的配慮でなければならないと思います。  冷静かつ十分な話し合いができれば、お互い納得する結論が得られると思います。

Anakin_Skywalker
質問者

お礼

physicist_nakaさん、ありがとうございます。 非常に難しいですね、ただいま大変混乱しています。 自分に一般的な感覚がなくなってきたのかもしれないと非常に危機感を感じてます。はぁ…

  • kawakawa
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回答No.2

はじめに,ご存知ないと思われますので経費の関係について述べますネ。 学生(院生)一人当たりに必要とされる大学負担の経費は,国立であっても私立であっても,理科系であれば概ね年間300万円弱なんですヨ。 もし,Anakin_Skywalkerさんが国立大学に在籍されているのであれば年間250万円程の税金を使われていたということになりますネ。 そして,これらの経費を使って研究を行い,その成果を蓄積していくというのが現在の大学(院)なんですよネ。 学費を払っていたのだから,何をするのも自由だと考えられている学生さんや院生さんがおられますが,場合によっては税金が充当されていたり,ということもあります。 また,定員枠を巡る競争で,真剣にやり遂げようと思っていた人が一人,夢を諦めたり,遠回りしなければならなくなってしまったということにも想いをめぐらせてくださいネ。 選抜試験に応募して何かに取り組むということには,そういった見えない面もあるのですヨ。 Anakin_Skywalkerさんが院に在籍中に行なった実験や研究や調査については,学生か院生か,いずれにせよ後進が同じテーマを引き継ぐ可能性は高いでしょうネ。 少なくとも,調査して得た資料ファイル,実験ノートといったものは後進のためにも提出するべきでしょう。 ただ,それをきっちりと纏める必要があるかどうかということはケースバイケースでしょうネ。 事例は異なりますが,動物実験などの場合は引継ぎがあれば無駄に動物達の命を奪うことを防げるわけですし,臨床試験などの場合は(詳細な記録がないということはありえないですが),協力していただいた患者さん等に対する最低限の礼儀だと思いますからネ。 ところで,まとめるのに数ヶ月かかってしまうというところが,よく理解できないのです。 指導教官の責任かもしれませんが,きちんとした記録を作ったり,ファイルを作ったりしていなかったのでしょうか? 本来はきちんとしたものを作りながら,纏めながら,考えながら,検討しながら,模索しながら研究を進めるものなのですが。 そして,それらの資料一式と一緒に退学願を持っていくのが普通ではないかと思うのですが。 特に社会人学生をされていたのであれば,けじめのつけ方として当然の行為と考えるべきではないかと思うのです。 これは,会社で退職する際に仕事内容についてきちんと引継ぎしなければならないということと全く同じだと思うのですヨ。 Anakin_Skywalkerさんは会社から派遣という形で院に在籍されていたのかと思いますが,その時点で会社の代表として所属されていたわけです。 Anakin_Skywalkerさん個人として,そして,会社を代表して在籍していた者として,また,研究を引き継ぐであろう後進の為にも,ケジメはつけるべきでしょうネ。 最後に,担当教授の「脅し」については,どのような事情があったのかは存じませんが,誉められたものでは在りませんネ。 けれども,私の知っている教授や助教授の中にも,こういった言動をするのがいます(実際にアクションを起こすケースも聞き及んでいます)。 心情的には途中で退学してしまうものは,事情によっては「裏切り者」として憎く思えてしまう場合もあるのでしょう。 しかし,そうであっても「強迫」するということはダメですネ。 会社で上司に相談されてもよいでしょう(提訴したいとかいうのではなく,こういった脅しを受けたということを)。 ご参考までに 以上kawakawaでした

Anakin_Skywalker
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 >学生(院生)一人当たりに必要とされる大学負担の経費は,国立であっても私立であっても,理科系であれば概ね年間300万円弱なんですヨ。 このことについては存じてました。国立の大学院に所属しているため、授業料以上に経費がかかっている部分は税金であることも存じています。 これについて反論する気持ちはありません、しかし自分もその税金を支払って支えている一人であるという立場だとも思っています。 >調査して得た資料ファイル,実験ノートといったものは後進のためにも提出するべきでしょう。 実験系の研究科ではないため、そういった作成した資料というものはこれといってありません。それであれば、これまで発表などに使った資料や、これまでに書いたセミナー用論文などで毎期ごとの報告は行われているため、それをまとめて提出というのでも充分だと思っていました。 それにこのことについては別の悪い予感があるのですが、そうやって教官の許可が出るまでは退学の許可をしないという状態にして、いつまでも手のひらで好きなだけ操作できるなと考えられているような印象を受けたためです。(友人の告白であったことを聞くと特に…)

  • ururai
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回答No.1

大学院の場合は、指導教授との人間関係が非常に重要です。それだけに今回のような問題が起こりがちです。 しかし、指導教授と院生との関係にこだわらず、自分の人生を大切にしたらいいと思います。 まずは、指導教授とよく話しあって円満に解決することがベストです。 しかしそれができないときは、さっと退学すべきでしょう。 会社の方が常識的であれば、指導教授からどんな話がこようと、それは顧客からのクレームと同じ対応をしてくれるでしょう。 自分に自信をもって、あらたな夢に向かって進むべきです。 おかしな教授にかかわって人生を棒をふるようなことは避けたいですね。 大学教授は、学者としては優秀かも知れないが、社会人としては劣っている人もいるということを認識し、割り切ることです。 世の中には、おかしな人がいっぱいいます。 これからも、おかしな人に出会ったら、できるだけかかわりをもたないこと、かかわりをもたざるえなくなったときは、早く縁を切れるように努力し、自分の夢実現のためのエネルギーを無駄にしないことです。

Anakin_Skywalker
質問者

お礼

ururaiさん、ありがとうございます。 おっしゃるとおりなんですよね、自分もそのように思います。 でも、実際そうしようと思ったところ、今回のような事になってしまって、結局自分が思っていることってただの理想論なのかもなと思ってしまっています。