一生物の時計として、ジャガールクルトが欲しいです。
40歳近くになり、機械式時計が欲しいと思っています。
1年程、ずっと調べていました。
(*奥山清行さんの本等を読んで、すごく腑に落ちる部分がありました。文末に、引用文をつけますね。)
結局物欲だ...といえばそれまでなのですが、最近、自分が死んでから、子どもに形見として残すものとして...やはり、最適なのは、機械式時計じゃないか...と思うようになっています。
本当は、例えば100万円を、子どもの教育の為に置いておくのが正しいのかもしれません。
でも、もし自分が死んで、子どもたちが父親のことを想う時、「この時計を愛用してたんだね」と、大切にしまっておいてもらえる...もしくは、使ってもらえるのって、すごく大切な事じゃないかと思っています。
色々と調べていて、最初パネライが欲しかったのですが(デザインが好きで)、各ブランドの歴史等を学んだ上で、自分に合っているのは、ジャガールクルトが良いのかなと思っています。
自分は、海外で自分で会社を立ち上げて、とある商品の輸出業をしています。
その市場においては縁の下の力持ちだ...と、自分で思いながら、仕事をしています。
=ブランドとして派手さの薄い、ジャガールクルトが、自分のライフスタイルに合ってると、勝手に思っている次第です。
時計のコレクターにはならないと思っています。
愛用品として、一生に一つで良いと思っています。(むしろ、ずっと愛用したい。それを、自分がいなくなったあと、子どもに渡したいです。)
前置きが、長くなってすいません...。
悩んでいるのは、以下の三つです。
どれも素敵ですが、アドバイス頂ければ幸いです。
1)マスターコンプレッサー クロノグラフ2
←かなり欲しいです。現時点で、自分のデザイン趣味に合っています
...ただ、年をとったら飽きるのかな?、と心配しています。←ここがすごく引っかかっています
でも、普段も満足して使えないと意味が無いと思っています。
実際にしてみて、「革ベルトであれば、スーツでもカジュアルでも合うのはこれか!?」とも思っている次第です。
(例えば、夏のポロシャツスタイルにばっちり合う。私は革ベルトでも良いと思っています。)
悩む...。
2)マスターホームタイム
←今の私には、ちょっとシンプル過ぎて、買ってから後悔するのかどうか?
後々、シンプルなものを買って良かったと思うのか...と悩んでいます。
特に、カジュアルな格好では、時計がドレッシー過ぎるかなと...。
海外勤務中は、カジュアルな格好も多いためです。
3)マスタージオグラフィーク
←これについては、旧デザインの方が良いのを知って、躊躇しています...。
でも、素敵な時計です。旧デザインが手に入るなら、これにしているかもしれません。
(但し、中古で買うのは止めておこうと思っています。)
*すいません、レベルソは、今の自分の趣味には合わないと思っています...。
時計に詳しい方...すいませんが、ご自身による(年齢による)時計趣味の変遷という経験も含めて、アドバイス頂ければ幸いです。
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デザイナー奥山清行による「ムーンショット」デザイン幸福論の引用です
http://gigazine.net/news/20110908_moonshot_design_cedec2011/
例えば日本の時計メーカーが必死になって作って1969年に作ったクオーツですね、セイコーが発明したクオーツ時計、あれによって正確な時間の民主化が起こりました。ところがすばらしい偉業を成し遂げた日本のメーカーがどんどん売るために価格ダウンをしていって、挙げ句の果てに電波時計で太陽電池がついてて100年間で2秒しか狂わない時計が3万円で買える時代です。ところが右側のロレックスのデイトナっていうのは僕が買いたくても、これは定価が98万円なのですが、プレミアムが付いて150万円でもものが見つからないです。3日間机の上に置いておくと止まります、この時計は。こっちは100年間で2秒しか狂わないです。何でこっちの方が150万円で、こっちが3万円なのって思うじゃないですか。ところが僕らがなんで機械式の時計を買うか。考えてください。全部機械でできてる、エレキが入ってない時計っていうのは、今土の中に埋めて100年後に掘り起こしたならば、ちゃんと動くんです。機械屋に持って行って、油注ぐだけで、この時計は一生動くんです。人間がものを作っている中で、自分が生きた証をこの世の中に残すためにモノとかコトを作ってる。僕もそうだと思うんです。だから、自分の50年とか80年とかそういう自分の人生を超えて、自分が何を残したのか、自分の人生の前と後に何があるのかってことを考えるのは、これは人間として、これ当然のことなんです。
こっちの時計は実は100年使おうと思っても、電池の形式が変わるし、中の半導体がもたないし、実は4年しかもたないです。100年で2秒しか狂わないって言ってる時計が実は4年しかもたないんです。こちらの時計は振ってさえいれば100年でも200年でも部品を換えながら使うことができる。だからなにか、この時計を最初に買った人がこの世からいなくなっても、この時計はその人たちが生きた証としてこの世に残るんです。なにかすごくロマンを感じるじゃないですか。なんか、日本人の宗教観が、全てのものに神が宿るというのが宗教観であれば、実はものをつくる、ことをつくるというのは、神が宿るほこらを作る、実は非常に貴重な仕事だと思うんです。そういうことを一番よく表しているのが、実はスイス式の機械式の時計だった、と。だから150万円するわけです。
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お礼
yuyuyunn様。 ご回答、アドバイスありがとうございます。 >横にスライドした状態で見えている底がSS? そうです、回転するのが本体とすると動かない部位です。 >中古は手を出さない方がいいんじゃないですか? >壊れて修理しても結構な金額するし 偽物でなければ、そういうリスクを覚悟して購入します。 貧乏人の銭失いになってしまうかも知れませんが。