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非常識な情報操作
「<クジラ>ウオッチングの観光客の目前で捕獲 知床沖」 Yahoo!で、この見出しを見たとき、観光客の目の前で、わざと捕鯨したのかと思いましたが、「約3.5キロ先に捕鯨船とクジラの噴気を発見し、近付くと、クジラが銛(もり)を撃ち込まれていた。」とありました。 >ウオッチング船エバーグリーンの長谷川正人船長(46)は「私は見せるのが仕事。彼らは捕るのが仕事。でも、何とかならないものか」と話していた。一方、網走市の捕鯨会社は羅臼町に対し、「観光船が接近し、大変危険だった。危険運航に当たると思われるので、注意してほしい」との要請を出した。 どう考えても、捕鯨の現場に接近して行ったのはウオッチング船です。 >捕鯨船はクジラを追っていて偶然、この海域に来たとみられる。世界自然遺産登録海域の近くで、結果的にクジラの生態を楽しむ観光客の前で捕鯨した事態になり、波紋が広がりそうだ。【本間浩昭】 この本間浩昭という記者は、捕鯨船と鯨がいることを知って接近していったウォッチング船の船長の非を指摘せず、船長の行動の結果起こった結果のみを非難しています。こういうことは、情報操作に当たらないのでしょうか? また、こういった情報操作は、公正を要求されるマスコミとして、許容されるものなのでしょうか?
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お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になります。 ただ、「知能が発達している動物を殺してしまうことに罪悪感を感じる」という意見には、賛同しかねます。 中国人は、四足のものは、机以外なら何でも食べるといいます。 人肉食すら、未だに有るといいます。 これは極端な例としても、牛、馬等、彼らにも知能はあります。 知能の程度が低いから、食用にしても良いと言うことでしょうか? 「可愛いけどね、野菜を育てているつもりです。」 これは、あるマンガ本の中に出てくる養豚場の経営者の息子さんの台詞です。 私は農業高校中退なので、鶏の屠殺・解体はやりましたし、幼稚園のとき、送迎のバスの経路に食肉処理施設があり、解体される牛・豚を見たことがあります。 もちろん、彼らの出産・産卵、そして成長していくさまを見て、世話をして、そしてよく懐いてくれました。 牛など、私を見ると、広くもない仕切りの中で、私を求めて鳴き、近づくと手や服をなめ、鼻面をこすりつけて親愛の情を示してくれました。 でも、彼らは肉牛だったので、もういないでしょう。 >いつも捕鯨の映像を見るとそう思います。 私としては、「それはないんじゃないんですか。」と言いたいです。ならば、牛や豚等の家畜の生まれ、育ち、食肉とされるまでもきちんと報道し、それが「我々の原罪」なのだということをきちんと知らしむるべきだと思うのです。 それが、彼らに対する礼ですし、感謝の気持ちを表すことだと思います。 つい反論ばかりになってしまいましたが、同意できる点も多く、非常に有意義でした。 重ねて御礼申し上げます。