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パリに暮らすように旅するためには?
パリには2度ほど、ショッピングや観光を主にした旅行をしたので、 今度は、現地の人のように暮らすような旅行がしたいと思っています。 アパルトマンタイプのホテルで、自分で料理をしたり…、と考えているのですが、現地の人のように暮らすには、どんな事に気をつければいいのか、すでにご存知の先輩方のアドバイスがいただけたら、と思っています。 そのほかに、 お店に入るときに、ボンジュールをいうとか、 何かしてもらったら、すぐにメルシーという、 信号は、赤でも、車がいなかったら渡っても平気、 とか、いろいろ現地の人っぽいことを聞いてはいますが、 他に何かありますか? 教えていただけたらたすかります。 よろしくお願いします!
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すてきですね、こんな経験こそわたくしが皆さんにお勧めしているパリの楽しみ方、そして旅のスタイルなんです。 まず大切なことは、パリでは、東洋人だから異邦人.....と縮こまってしまう必要は全然ないということです。そりゃあ我々はたしかにフランス人じゃないことは確かです。でも、パリは古くから人種のるつぼですし、現にいろいろな人種が入り混じり行き交うのがパリです。そのせいか、あまり肌や髪の色にこだわらないのもパリジャン。ですから、パリに住んでいたころによく冗談を言っていたのですが、通りがかりに道を聞かれて答えられたら、もうそれでイッパシのパリジャンだ....と。 そうなんです。通りがかりに道を聞かれるような溶け込みよう、たとえ答えられなくったって......、まずはこれを目指しましょう。 わたくしに言わせていただければ、アパルトマンタイプのホテルで自炊......までやらなくてもかなりパリジャン(パリジェンヌですよねえ)になり切ることが出来るんじゃないか....と思うんです。もちろんそこまでやれば気分的にも経験の上からもかなり本格的ではあるんですが。 それと、パリでは同じアパルトマンのお隣さんや近隣の人とあまり挨拶を交わしたことはありませんでした。挨拶を交わすとしたら大家さんか管理人のおばあちゃまぐらい。ということは、わざわざアパルトマンでなくても、なんならプチオテルでもいいと言えるんじゃないでしょうか。 まあとにかく、お部屋はホテルでもアパルトマンでもいいですから、その近隣のお店に何度か行きましょう。まあ普通、続けて3度も行けば顔を覚えてくれてお馴染みさんになります、これが第一歩。町に馴染むことが「現地の人」になる第一歩というわけです。キャフェでもレストランでも同じ、とにかく顔を売りましょう。 「サヴァ?」「サヴァ・ビアン・メルシー」とか、挨拶を交わす相手が多ければ多いほど「現地の人」になれますから。その点では、自炊なんかしていると、それだけ触れ合いが減ってしまいかねません。当座の果物と野菜と飲み物とパンとチーズを買って....、これだけだってずいぶん「現地の人」になれますよ。 さて、その次、自分のスタイルを街に馴染ませましょう。それにはまず、とにかく街の人たちをじっくり観察することです。街のみんながどんなものを着ているか、どんなスタイルに髪をまとめているか、どんな歩き方をしているか、どんな手つきや肩のすくませかたをするか......。 ふむ、なるほど......と分ったら出来るだけそんなスタイルを真似ましょう。早いハナシが「保護色」になることで溶け込もうということです。 そして、あとは習慣、これ実は案外、あの狭いパリでも街というか地域によって少しずつ違うんです。ですから、細かいところは現地で調整しなくてはならないでしょうが、基本的な習慣をまず身につけたいところです。といって、ここで長々と書いているわけにも行きません。 ただひとつ言えることは、フランス語が話せるよりも習慣を知っている方がよりパリに溶け込みやすい......ということです。 そこで、わたくしがいつもお勧めしているのがお料理研究家の玉村豊男さんがお書きになった「パリ 旅の雑学ノート」とその続編の「パリ 旅の雑学ノート・2冊目」 (新潮文庫)の2冊です。出版されたのはもうかなり前のことですが、今なおパリの生活と習慣を知る上でとても役に立ちます。なによりもユーモラスな文章がとても楽しくて.....。 さてさて、あとは......と。お店に入ったからといってすぐさまボンジュールと言う必要はありません。いえ、言ってもいいんですが、お店の人と顔が合ったらその時にボンジュールと言うという程度でタメが大切、あまり肩に力を入れないように。メルシーも同じこと。つまり、この日本でコンニチハと言ったりアリガトウと言う、その感覚でいいということです。 それと、ボンジュールは出会った時だけに言うわけでもありません。別れる時にも「今日一日がいい日でありますように.....」といった感覚でよく使います。もちろん夕方や夜のボンソワールも同じこと。 ところでこのボンジュール、案外発音が難しいものです。ボンは口の中で軽く爆発したような感じ、そしてジュールのジュは口をトンガラかせてシューとジューとズーを足して3で割った感じ....かな。そして最後のル、ルの字は飲み込むように.....、分りますでしょうか。 話が横にそれましたが、赤信号、たしかにそういう人も居ます。彼らは比較的社会な通念や常識といったものを大切にします。その一方で、自己責任ということも徹底しています。社会的なマナーと自己責任との釣り合いの上で、オトナとしての判断に基づいて行動しているのです。ですから、そうした表面的なことだけを真似てもただ危険なだけ...ということだけは忘れないでください。 こんなことを、まあ、とりあえず適当に頭の中に入れておいて、あとは日頃の自分自身を大切にしながら、いつもの「そのまんま」でパリを歩きましょう。パリジャンは他人がかなり異色であっても、こちらが心配するほどには気にかけてはいないものです。むしろ、パリに溶け込もう溶け込もうと顔に出るほど意識することの方が不自然だと言ってもいいかと思います。 とにかくパリの下町で呼吸をすることです、あとは前に書いたようなことを思い出しながら気楽に過ごしてください。ニ三日も過ぎると、面白いもので、鏡の中のあなたはちゃんとパリジェンヌ(だと思いますが)になって来るから不思議です。とにかく一番大切なことは、鏡に映るご自分を見て、ああパリに溶け込んでいるなあ.....と思えることですから。 ついでに書きます。残念ながら...パリではとうとう溶け込めなかった......と感じたとします。ところが......です、帰国したあなた、誰がどう見ても、いえ、歩くあなたの後姿を見ただけでも、あなたははっきりと並み居る普通の日本人とはどこか違うのです。不思議なものです。いい旅を..........。
- Luka-911
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暮らすように旅する・・・わたしも旅の中でいつも心がけていることの1つです(^^) パリには1度しか行っていませんが、宿泊場所は最初からアパルトマンと決めていました。 わたしがその時に泊まったアパルトマン予約サイトを紹介しますので よかったら参考にしてみてください。 http://www.parisattitude.com/apartment-selection.asp 仲介会社のスタッフは英語ができるのでフランス語ができなくても大丈夫です。 オーナーさんの中にはフランス語しかできない人もいるようですが なるべく英語もできる方の持つ物件を選べばどうにかなると思います。 その中からわたしが選んで泊まった物件がこちらです。 http://plaza.rakuten.co.jp/aoiroom911/diary/200605030001/ アパートメントホテルも悪くはないですが、アパルトマンのほうが より現地の人との交流があるとおもいますよ。 建物の中で階段やエレベーターなど同じフロアに住む人に会う機会が 増えるのでそういう時にお互い不信感を持たないように挨拶や 軽く会話することも多いのでより「暮らしているような感覚」を実感できると思います。 食事なども何度か同じブラッセリーに通ったりしているとお店の人も 顔を覚えてくれて話しかけてくれたりしました。そのお店で他のお客とも 話をするようにもなりました、ただパリに住む外国人で英語ができる人に 限られてはしまいましたがそれでも楽しいひと時でした。 でも現地人ぽいというのはちょっと無理があるとは思います。 やっぱり所詮は観光客ですから、フランス語がちゃんとできるのなら もっと溶け込んでいけると思いますが、そうでなければできることは限られてしまいますよね。 なので現地のカルチャーセンターなど何か参加型の催し物(例えば料理教室とか) そういうものにトライしてみるとまた違った一面もみえてくるのではないでしょうか? >信号は、赤でも、車がいなかったら渡っても平気、 こんなのを真に受けて実践するのは馬鹿のすることですよ。 フランスに限らず、アジアでも他のヨーロッパ諸国でも信号無視を する人はたくさんいますが、危ないことに自ら突っ込んでいくのは ある意味旅のマナーに反すると思います、安全に旅してこそ後に 良い思いでとなってよみがえるのであって、危険なことをすれば 自分の身も危なくなるということはちゃんと理解して行動すべきです。 例えば現地で誰かと仲良くなって、すぐにその人の家に行ってしまうとか 日本ではまずしないようなことは外国でも絶対しないようにと心がけることも大切ですからね~。 挨拶などはやはり現地語を使うほうがいいです、どの国でも同じですけど。 それ以降は自分の分かる言語を使うほうがいいかも知れませんね。 あまり参考にはならないかもしれませんが、安全な楽しい滞在になるといいですね☆
お礼
早速のアドバイス、ありがとうございます! 確かに、アパルトマンの方が現地の人との接点があるかもしれないですね。でも、ちょっとまだ怖いような気がしますが、考えてみます。 ブログもごしょうかいありがとうございました。いろいろ参考にさせていただきます。どんな料理をつくるのかとか、スーパーで買い物をするのとか、楽しみです! あと、現地の人っぽくって、気張りすぎてもダメなんですね。目からうろこです。ありがとうございました。
お礼
とってもたくさんのアドバイス、ありがとうございます!! なるほど、現地の人と話すには、自炊より、外で食べた方がいいのですね。両方混ぜてやろうと思います。 いろいろ小さな習慣とかが知りたいと思っていたのです。お勧めされた本、早速探して読んでみます。 私は、パリジェンヌ(です)を目指しています!本当にありがとうございました。