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夫婦別行動は、田舎だけですか?

地方都市でのツアーの最中のことです。 40人ツアーのうち、カップルは二人だけでした。 他には女性客ばかり、男性客がほとんどいないのは何故かと質問されました。(質問は、海外から観光に来たカップルからです) 日本では、一般に休みが少なく、同じ時期に休めないこと、あっても男性は個別にゴルフなどの会社の接待に参加していること、 結婚していても男女別行動もありえること・・・ などを友人が説明したのですが、 『そのように夫婦別行動をとるのは伝統的な考えのある田舎や地方都市だけで、東京などの大都市では、若い夫婦は常に一緒に旅行しているはずでは?』 と更に質問されました。 (質問したカップルにとっては、夫婦別行動をとることは日本の古い伝統的な考え方から来ているというイメージがあるようです) 自分や同僚のまわりには若くても別行動をとっている夫婦がとても多いので、特に今まで意識していませんでしたが・・・もしかしたら、そういう理由もあるのかもしれません。 たとえば 主婦は主婦同士だけの旅行に行くことがある ふだん友達に会うときも、夫や妻は誘わないで、友達だけで会うことがある ゴルフ、釣りや野球など、夫だけで、夫婦一緒に出かけない場面がある など、自分のまわりの知り合いは、ほぼこんな感じが普通です。 ツアーは年代に関係なく女友達同士や、特に娘と母の組み合わせのお客さんがとても多いことは前から気になっていたのですが、きっと日本人夫婦は人目を避けて、ふたりだけで旅行する傾向があるからだと思っていました。 夫婦での別行動は、ある意味古い習慣なのでしょうか? 皆さんの地域・まわりの友人夫婦などはどうしているのでしょうか。 以上、長くなりましたが、これに関し、どんなことでもよいので、教えてください。

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  • ベストアンサー
  • ucok
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回答No.2

「伝統的」と言うなら「日本的」のほうが、まだ正確だと思います。 外国多しといえども、その方々は欧米西側諸国の方々だとお察しします。その地域の人は、(むしろ伝統的に)“意識的に”夫婦で行動するのを美徳とします。つまり、ラヴラヴな新婚さんならいざしらす、プチ努力をして、夫婦で行動するんですね。男の子も、そうするよう教えられて育ちます。 反面、日本では、夫婦で行動する必要がある場は極めて稀で、冠婚葬祭くらいしかありません。ツアーだって、パーティだって、一人あるいは同性の友達同士で行っても何の違和感もありません。 これを伝統的と見ることもできますが、都市部に住む主婦である私の周囲では「合理的」と見る向きがあります。むしろ、明治・大正生まれのお嬢様育ちだと、ご亭主が一緒でない外出は苦手、なんていう人がざらにいますが、近年の女性は自立しています。 実は欧米でも、こうした議論はあります。かつて、「一人でカフェで座っている女性は娼婦くらいしかいない」と豪語したフランス人がいましたが、その後「いや、男女平等の今、女性が一人でお茶を飲んで何が悪い」という同国人からのクレームがあったとかで、前言撤回しました。また、レディーファーストは女性を弱いものとして見た悪習、という考え方も近年の西洋諸国で台頭しています。 なので、「夫婦それぞれの幸せのための夫婦別行動」なら、むしろ、近年、世界的にも評価されるものだと思うのですが。ちなみに、旅行業界に長くいた経験から言っても「日本人夫婦は人目を避けて、ふたりだけで旅行する傾向がある」とは到底思えません。ただし、「夫婦で行動するのが照れくさい」という日本人は少なくないでしょうね。まあ、一番多いのは「夫婦で行動すると面倒」という妻だと思います。日本の伝統的な男性は手がかかるので。

ttyop
質問者

お礼

なるほどよくわかりました。回答くださったおふたり、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#61653
noname#61653
回答No.1

面白い質問ですね。 夫婦別行動が田舎の習慣だとも古い習慣だとも思ったことはありません。 都会でも田舎でも、まあそのご夫婦それぞれと言うところじゃないでしょうか。 とくに年輩のご夫婦に言える事だと思いますが、男性って妻につき合うのが苦手な方が多いようです。 買い物でも観光でも、女性と男性の違いもあり共感する場所が違う、恋人同士なら辛抱強くつき合ってくれる男性も多いけど、妻だと遠慮がないせいか、妻につき合いきれなくなって不機嫌になる男性も多いようです。 その逆もあるようですがね。 その点、女同士だと話も合うし見たいものや買いたい物も一致するから盛り上がります。 だから母と娘、女友達同士の旅行が多いんだと思います。 休みがとれないとか合わないというのも理由の一つだと思いますが。 まあでも、それはそれとして夫婦の記念日などには夫婦で旅行できる関係を女性は望んでいます。 古来の日本ではたしかに男性と女性は行動を共にしない傾向があったと思います。 村単位で行事を執り行うので、たとえばお盆やお正月の習慣等の中にも男性の役割、女性の役割がしっかり決まっており、男性だけの集まりや女性だけの集まりというのがある地方もあります。 女性に市民権が与えられてまだ歴史が浅いこともそうですが、女性というのは家の中にこもっているのが普通とされた古い時代がありました。 外へ出て行くのは常に男性。しかし、だからと言ってそれが現代にまで引き継がれて夫婦別行動が多くなっているとは思えません。 日本人男性は働きバチで、バカンスを楽しむ余裕がないこと、それであぶれた女性達が自分達で楽しむケースが多いということでは。 新しいも古いも、都会も田舎も、関係なく、昨今の諸事情のせいだとその外国人に説明してあげて欲しいと思います。 また、結婚しない人が増えているのも一つの原因かも? 夫婦で行動もなにもそもそも独身の方が多いのじゃないでしょうか? また、夫婦には子供がいるものですよね。 子連れでの家族旅行ならともかく、子供を置いて夫婦だけで楽しむというパターンもまだまだ日本では少ない習慣だと思います。 夫婦で旅行を楽しむのは日本人にとっては特別な事なのかも知れませんね。 ちなみに私は、年に一度の結婚記念日には子供を置いて旅行するようにしています。…が、やはり学校もあるし、そうそうは行けないのですよ。 去年と今年は食事だけで済ませました。