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高濃度の点滴を末梢にうったことによる血管痛について

細かくのってないことがあったので、質問させてください。 中心静脈栄養など、末梢血管には入れませんよね。 それは、末梢血管には血球が少なく高濃度の栄養を入れると、 血球がすぐに吸収してくれなくて、余った栄養が血管を傷つけたことにより 血管痛が生じるとありますが、 なんで血管にダメージがあるのでしょうか。 よろしくお願いします

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  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 浸透圧の問題です。 血液の浸透圧は主に電解質と血漿タンパクによるコロイド浸透圧でまかなわれています。 そこに浸透圧の更に高い補液が注入されると、その周辺の水分が補液に吸い取られて補液が薄まり、周囲は濃縮して、ある一定のレベルで安定します。 液体だけならいいのですが、血管内には各種細胞があります。 赤血球は変形自在なので、一時的に水分を奪われても多少の変形で済み、水分のある所に移動すれば元に戻ります。 問題なのが血管の細胞で、収縮してしまうと血管内面の面積が減りますが、それを取り巻く組織、特にコラーゲン繊維などは簡単に収縮しませんので、内皮細胞は内側で収縮するのに外側の組織には張り付いたままという状態になり、非常に強い力がかかります。 酷い場合、内皮細胞の剥離が起こります。

tatayan
質問者

お礼

早速のお返事ありがとうございます! とても、詳しく教えていただいて嬉しいです。 ということは、内側の細胞がはがれる時の痛みなんですか?

その他の回答 (1)

  • myeyesonly
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回答No.2

お呼びですね。 先の回答は損傷する機序です。 はがれてしまった場合は動脈瘤や静脈瘤と同じ事になります。 そこまでいかなくても引っ張られるとその先に繋がってる血管の収縮・拡張を制御する神経が引っ張られますし、液体が染み込んでいけば浸透圧だけで、神経末端を刺激しますので痛みは即効で出ます。 これを例えば今現在どちらが原因の痛みか、と類別するのは不可能です。

tatayan
質問者

お礼

遅くなってしまってすみません!それと、呼んでしまってすみませんでした!! 大変参考になりました とても感謝しています。 また何かあった時は(返事が遅くなるかもしれませんが…) 宜しくお願いします!