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日本の伝統芸について
日本人でないと理解不能の微妙な日本人の心を 表現し演じる演者ですが。 浄瑠璃、歌舞伎、能などの伝統芸のには どうして女性がいないのですか? 男が女の格好で演じるお釜の文化は 日本には昔から脈々とあったのですか? おかまは、ごく最近のキワモノと考えていましたが 日本の伝統文化の一部なのでしょうか?
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能楽師は女性がいらっしゃいます。浄瑠璃での義太夫にも女性がいらっしゃいます(=女流義太夫)。能も浄瑠璃も女性がいないわけではありません。 歌舞伎の演者が男性のみになった経緯などについての詳しい話はこちらのサイトで。男性が女性を演じることについての日本以外の例も記述があります。 http://sundyayano.spaces.live.com/blog/cns!6C4E895F581E8B52!2280.entry http://www.tamasaburo.co.jp/kangae/onnagata.html オカマ(=根が女性の部分がある男性)と女形(=仕事上女性を演じる歌舞伎役者)は根本が違うものですから、そのあたりご理解を。ま、歌舞伎役者の女形の役者さんでも極めて内面が女性に近い方もいらっしゃいますが、実生活はモロに男性、という方がほとんどでしょう。また、男性(歌舞伎では男性役を『女形』に対して『立役』と言います)か女性かどちらかを演じるばかりの歌舞伎役者もいますが、男性も女性も演じる歌舞伎役者が多いです。伝統芸能の歌舞伎が好きな私としては、オカマと女形を同列に論じることに少々抵抗感を覚えます。
お礼
オカマと女形は、少し違うのですね。 なかなか日本の伝統文化は、純潔日本人でも理解が難しいですね。