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昔の映像はどうして早送りみたいなの?
戦時中の記録ビデオや、チャップリンの初期の映画など昔の映像は なぜ早送りのように撮られているんですか? チャップリンなんかは喜劇映画だからいいけど 戦争の映像なんかも皆チャキチャキ動いてコメディみたいで、どうも変な感じがします。 早送りみたいな映像の理由が知りたいです。 また、現代の技術で普通の映像にすることは不可能なのでしょうか?
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皆様の回答どおりコストの問題だと思います。 テレビの映像は、偶数の走査線と奇数の走査線スキャンを交互に繰り返し2フィールドで1フレーム、30コマ/秒とするインターレーススキャン方式(NTSC方式)です。 一方、劇場用の映写機は、24コマ/秒で再生されます。そこで、テレビと同調させる為、フィルムの1コマ目を2フィールド、2コマ目を3フィールドにと言うように交互に割り振っていきます。こう言った作業を「テレシネ変換」と言います・ テレシネ変換のメリットは、動きを滑らかに再生出来るのと、画質の悪化を最小限に止める事が出来るからです。 なお、放映される映像は、その都度、フィルムからテレシネ変換するのではなく、過去にTV用にテレシネ変換したライブラリーを利用していると思われますので、古い映像ではご指摘のようになるのもやむ得ないのではないかと推測します。
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- taikon3
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技術的には可能です(^_^)v すごーく単純で、昔のコマ速度で映写する機械が無いので、今の早い速度の機械で再生すると早送り状態になります、それをビデオなどで撮るので早いままなんです(^_^; 映画としての放映であれば、きちんとしたコマ数での投影をしてそれをビデオ化しますが(その分予算がある)ニュース報道などではそこまでの編集に掛かる予算が無いから、そのままなんです。ビデオ化すればコマ速度を変えて再編集して通常速度での再生ができますが、何をするにもお金が掛かるのでやらないだけなんです(^_^;
すごく古い作品は手回しのカメラで撮影してました。 チャップリンやキートンの初期作品や報道映画などは手回しで撮影していたので1秒間のコマ数にムラがあるのです。 今の機械で再生したらギクシャクするのは当然です。 欠けているコマが多いので現代の技術でも今の映像のようにすることはできません。 お金と手間さえかけたらデジタル処理などである程度スムーズにすることはできますが、それでは欠けた部分はCGで作ることになるし画面のブレを抑えるためには1コマ1コマ修正する必要もあります。 映画好きはオリジナルにこだわるのでそんな作品は見たくないという人が多いと思います。 モノクロ映画に着色したものがありますが、それも嫌だという人がたくさんいます。
- Denkigishi
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皆様の回答に補足しますと、TVは30コマ/秒です。
- silverakun
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現在のフィルムのコマ送り速度は、1秒間に16コマ、18コマ、24コマ、等ですが、昔の映写機のコマ送りは、1秒間に8コマ(詳しくは不明)ぐらいなので、8コマで撮影した、画像を、16コマ~24コマで、再生すると、動く速度は、16:8で2倍の速度に見えます。 現在では、8コマ用の映写機が殆んど生存していないそうです。
- sukelock
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昔の映画は1秒16コマとかで撮影していたので、現在のスピード (1秒24コマ)で見ると早く動いてしまうのです。
- natuko_
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一秒間のコマ数が多いのかなと思いました まったくの素人で、想像なのですが (でも気になった質問なので書かせていただきました)