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映画ディアハンター
映画ディアハンターについて 教えてください! お願いします!
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- JUNGHANS
- ベストアンサー率50% (3/6)
私の感想としては、この映画においては ”地理としての戦地ベトナム”と ”敵としてのベトナム兵”は あくまでも「装置」だと思います。 主題は 「日常と非日常」 「残された者と、戻ってきた者、戻れなかった者」の 対比にあるように思えます。三者とも、映画のラストまで悩み続けるのです。 あと、主人公たちが「ロシア系移民」であり、そういう人たちが戦場の前線に率先して送られた、という歴史的背景の方がこの映画では「反戦」よりも強く打ち出されているようにも感じました。
- Movies
- ベストアンサー率30% (6/20)
「ディア・ハンター」・・・ベトナム戦争を題材にした映画で前半部分は若い工場労働者達の日常を一見明るそうに描いている。しかし、彼らの背景にベトナム戦争への徴兵の陰が何時もつきまとい、暗い影が感じられる映像です。題名は彼らが最後に山へ鹿を狩に行く場面から来ているようですが「ディア=鹿」=「deer」というのは「やさしい」=「dear」とかけているのではと思います。後半のベトナムでの様々なシーンは鹿狩りから「人を殺す」戦争によって彼らの人生が狂っていく様子からも監督の意図を感じるのですが・・・考え過ぎかも?普通の生活をしている若者達が泥沼の大儀のない戦争によって、それぞれの人生の歯車が狂っていく過程が何とも悲惨です。当時のアメリカの若者達が抱えてしまった人生の重さを象徴しているように思います。クリストファー・ウォーケンが「ロシアン・ルーレット」にのめり込んでいく演技は戦争の狂気そのものです。デ・ニーロ、メリル・ストリープが若くていいです。ただし、この映画が上映されたときには内容に批判もありました。というのはアメリカからの一方的なメッセージであり、その当時戦っていたベトナムの人々を公平に扱っていないし、アメリカの責任はどうなのかというような批判だったと思います。ベトナム戦争は1975年、サイゴン陥落によりアメリカの敗北に終わっています。それまではアメリカ国内は勿論、全世界的に反戦運動が盛んなときでしたので、前述のような批判も当然だとは思いますが・・・ちなみにこの作品は1978年作です。その後、「プラトーン」「ハンバーガー・ヒル」などの映画が作られていますが描き方は似たようなことになるかもしれません。この作品は登場人物の性格がうまく表現されていて内容的には優れていると思います。
- hnacl
- ベストアンサー率40% (27/67)
1978年のベトナム戦争を題材にしたアメリカ作品で、同年のアカデミー賞では作品賞・監督賞・助演男優賞を受賞しています。監督はマイケル・チミノ、主演はロバート・デニーロ、助演男優はクリストファー・ウォーケンでした。又、テーマ曲をギターリストのジョン・ウィリアムスが書いて、演奏も本人がしています。(このジョン・ウィリアムスはスターウォーズやインディー・ジョーンズの作曲者とは別人です。) 内容については、下記URLがご参考になるでしょうか?