> ジャイアントの自転車の多くははアメリカやヨーロッパの物とサイズ企画が違い
私は聞いたことがなかったので興味深く感じ
とりあえずロードのTCRだけ、日・米・伊のモデルを比較してみました。
以下、カタログスペックの比較と、そこからの推測のみで考えを述べます。
米・伊の方がサイズ展開が豊富でしたが
(米・伊はXXSからXLまでの7サイズ展開、日本はXS/S/Mの3サイズ)
同じサイズのフレームジオメトリーは同じようでした。
つまり、日本だけジオメトリーから変えているということはないと思います。
ただ、上に書いたようにサイズ展開は少なく
あと、もうひとつの発見として投入モデルは結構違います。
例えば日本で人気のESCAPEシリーズはアメリカではラインUPされていないようです。
きちんと検証していませんが、ESCAPEなどは日本主導のモデルなのかも知れません。
これは、フルラインUPでグローバル展開するジャイアントならではの特徴で
ヨーロッパの中規模以下のメーカーには当てはまりにくいことだとは思います。
さて「ジャイアントは日本独自のサイズ企画」というのは聞いたことがないと書きましたが
「ジャイアントの小さいサイズはクランク長も短いサイズ(165mm)が使われており
足の短い日本人には合いやすい」といった意見は聞いたことがあります。
ピナレロやキャノンデールなどの完成車はよく「日本人にはハンドルが大きい」
なんて意見を聞きますが、これはつまり
フレームサイズによってアッセンブルするパーツサイズを変えておらず
かつ、(平均的日本人には)大きいサイズのパーツがアッセンブルされている
ということだと思います。
ジャイアントの場合は(販売量が多いだけあって)、パーツサイズもきめ細かく設定されている
ということはあるのかも知れません。
もうひとつ、ジャイアントの特徴として極端なスローピングフレームがありますが
これは足の短い人が大きめのフレームに乗っても
とりあえず足は着く、ということで
ジャイアントは日本人に合いやすいと評するケースもあったように記憶します。
ただし、足が着けばイイのか?といった問題は残ると思いますが。
最後に、欧米のメーカーは小さいサイズのフレームづくりの
ノウハウが少ないといった意見はよく聞きます。
この点で、ブリジストン(アンカー)などは小さいサイズの設計が上手い
といった評価はよく聞きますが
ジャイアントが小さいサイズづくりが上手いといった評価は
私は聞いたことがないのですが、どうなんでしょうね?
アジアのメーカーですが元はアメリカの自転車の生産拠点でなかったでしたっけ?
お礼
ご丁寧にありがとうございます! とっても参考になるご意見ありがとうございました!!