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ミステリー・ホラーでいい本を教えてください。

今まで純文学ばかり読んできたんですが、最近ずっと敬遠していたミステリーやホラーも読み出しました。 読み出すとすごくおもしろくて、どんどん読みたくなって しまいます。 でも、今まで読んだものが書ききれちゃうくらいこの世界にかなり疎いので、いい本があったら教えてください。 今まで過去の質問とか、ミステリー紹介サイトなどを参考に面白そうなものを読んできたのですが、紹介文を見ただけで面白そう!と思える作品がつきてきたので、質問させていただきます。 重なるといけないので今まで読んだミステリー・ホラーを書いておきます。 牧野修「病の世紀」 東野圭吾「秘密」「仮面山荘殺人事件」「私が彼を殺した」 井上夢人「メドュサ、鏡をごらん」 黒沢ナントカ「回路」 貴志祐介→全部 鈴木光司→全部 作者忘れた人「かまいたちの夜」「弟切草」です。 ホームズとかポーの作品とかは昔ちょっとかじりました。 キングの作品とか、Xの悲劇とかは途中で放り出しました。 ちょっと私にはあわないみたいです。 事件が起きる前に飽きてしまいます。 漫画のコナンみたいな推理ショーをやるミステリーはあまり読みたくありません。 探偵モノもあまり読みたくないのですが、食わず嫌いでそう思っているだけなので、もしおもしろいのがあったら教えてください。 なんかいろいろうるさいですがよろしくおねがいします。

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  • mihuyu
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回答No.1

むむ貴志祐介の黒い家をすでに読まれている・・・。 ミステリー・ホラーといっても 黒い家みたいに人間が怖くなる怖さもあるでしょうし、 リングみたく読んでいて、電話の音がなるだけで びくっとするものとか怖さにもいろいろあると思うんですよ。 私は前者のほうがすきなんですが・・・。 以下のものをオススメします(ミステリー・ホラーというのがどういう定義なのかはっきりわかりませんので、ずれていたらごめんなさい)。 岩井志麻子 ぼっけえ、きょうてえ 島田荘司  暗闇坂の人喰いの木・眩暈・占星術殺人事件 安部公房  砂の女(ミステリーじゃないか) ウーン、ミステリーに比重をおくか、ホラーに比重をおくかで迷いますが。 あとこのミスがすごい!とかはあまり信じないほうがいいですよ。 10年単位で上位にくるのは納得できますが 1年単位くらいだとものすごくつまらないのも入ってきますから。 あと、ホラーじゃないけど高村薫もいいです。  

noname#2306
質問者

お礼

うわあ。「ぼっけえ、きょうてえ」ってこの響きだけで怖いです。 ぞくぞくします。 「暗闇坂の人喰いの木・眩暈・占星術殺人事件」はなんだか2時間ドラマなかんじの題名。そういうのは苦手なのですが、きっとおもしろいのだと信じて読んでみます。 ミステリーとかホラーとかの定義とかってけっこうあいまいですよね。 私の場合はミステリーの場合ラストがまちどおしい感じにされるとか、ホラーの場合後ろが気になる感じにされるとか、そういうのが好きです。 「このミステリーがすごい!」はまだ読んでませんが参考になるだろうと期待していたのでご忠告いただいてよかったです。 どうもありがとうございました。

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回答No.8

僕は絶対、絶対に森博嗣をオススメします! 純文学ばかりお読みだったということで、 美しい文章というものに結構惹かれたりしません? 森先生の文章は、とっても綺麗です。 「スカイ・クロラ」という、ミステリィのような そうでないような、シリーズ外の作品があるのですが、 作品全体、どの文も何かに引用したくなるような すばらしい文章ばかりです。 まず、デビュー作「すべてがFになる」を読んでみてください。 タイトルだけで何か違うものを感じませんか? 森先生のファンの方には、表紙に惹かれて買ってハマった人と、 タイトルに惹かれて買ってハマった人がとても多いんですよ~。 とにかく、本そのものが素晴らしいです。 「すべてがFになる」は、冒頭から、なにやら わけのわからないコンピュータやら何やらの話が 始まって、「ダメだ~」と思ってしまいがちですが、 絶対読むのをやめてしまわないでください。 作中に、森先生の思想を反映するような、すごく 素敵な言葉がたくさん出てきます。 もう、とにかくいいです。 絶対オススメです!

noname#2306
質問者

お礼

そうなんです。 美しい文章に惹かれます。 ミステリー・ホラーって、人気は高いのに文章力は・・・。っていう作品がけっこうあって、ミステリー・ホラーに文章力を求めちゃいけないのかな?と思ってたんですが、そういう最中このような紹介があってよかったです。 すぐに読みます。 どうもありがとうございました。

  • archange
  • ベストアンサー率23% (11/46)
回答No.7

「回路」如何でした? わたしはあの平田篤胤以前の神道の死後の世界観にも似た幽霊の設定に非常に恐怖を覚えましたが。幽霊に襲われる恐怖ではなく、幽霊になる恐怖、とでも言いましょうか……。 さて、「黒い家」をお読みになられているということですので、今回はサイコ・ホラー(サスペンス?)をご紹介します。 「CURE」黒沢清著 「回路」の同著者の作品。本業は映画監督なので、こちらもまず映画があり、それを自ら小説化したもの。ここで描かれる催眠→犯行の過程は作者が自分で考えたものだそうですが、その方法は某カルト教団(オウムじゃないよ)が実際に洗脳につかっているそうな。 「回路」は映画は失敗していますが、こちらは映画も素晴らしいので機会がございましたら御覧下さい。というより、恐怖を味わうならば映画をまず観た方が賢明かも。 「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」トーマス・ハリス著 言わずと知れたハンニバル・レクターもの。 でも昨年(でしたっけ?)公開された三部作の完結篇たる「ハンニバル」は読まない方が良いかと。せっかくのサイコ・ホラーの傑作が三部作通して読むことで凡百のそれに成り下がります。 もっとも「ハンニバル」それ自体の出来が悪いと言うわけではないので、前ニ作を読まずに「ハンニバル」だけを読むならば、それなりに楽しめるかもしれませんが。  

noname#2306
質問者

お礼

回路はラストがだめでした。 ここまで高いところまでひっぱってきてあの低い終わり方はないだろう、ってかんじで。 でも、おっしゃるとおり前半はすごくよかったです。 幽霊になる恐怖というか、死んで「無」になる恐怖がすごかったです。 ハンニバルのご忠告はありがとうございました。 言ってくれなかったら「レッド・ドラゴン」を読んだ時点で「ハンニバル」もよむことになっていたと思います。 続き物でがっかりした経験は多々あるんですけどね。 鈴木光司「リング」とかミステリじゃないけど筒井康隆「家族八景」とか。 どうもありがとうございました。

noname#5789
noname#5789
回答No.6

有名なので既読かもしませんが、小野不由美の「屍鬼」をおすすめします。 日本の山村を舞台にしての吸血鬼伝説ですが、違和感のない世界観が作られてます。 村人の様子が徐々に変貌していく様子がとても克明に描かれていて、じわりじわりと恐ろしさが伝わってきます。 かなりの長編ですが、一度この世界に踏み入れると抜けられなくなること間違い無しです。 季節柄ぜひご一読を(笑) ちなみに書評には『和製スティーブン・キング』なんて書かれていたりしますが、キングが苦手でも恐らく違和感なく読めると思います。

noname#2306
質問者

お礼

吸血鬼というと「呪われた町」を思い出します。 吸血鬼なんていう文字が出てくる前に放り投げてしまいましたが。 和製スティーブン・キング・・・。こんな書評を見たら、v_mさんのご紹介なしには読むことはなかったでしょう。 教えてくださってよかったです。 どうもありがとうございました。

回答No.5

すみません、下の方とかぶっちゃいましたね(^^;) それくらいオススメの本だと思ってやって下さい(苦笑) やはりみなさん「腕の力がつく」って思いながら読んでるんですね~。

noname#2306
質問者

お礼

いいえ。 かぶっちゃっていいです。 多くの人に支持されてるんだな、っていうことがわかりますから。 どうもありがとうございました。

回答No.4

私の一番のオススメは、京極夏彦さんの「京極堂シリーズ」です! 一番好きなのは二作目の「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」ですが、一作目の「姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)」を初めて読んだときは、ホント寝食を忘れて読みふけりました。 最初がちょっととっつきにくいですが、我慢してしばらく読み進めるとその世界にどっぷり浸れると思います。 あの世界を説明するのはちょっと難しいのですが、絶対に読んで損はしないと思います! 今は四作目まで文庫ででているので、手に取りやすいんじゃないでしょうか。ただ、どれもとんでもなくぶ厚いので、電車やバスの中で立ち読みするにはそれなりの腕の筋力が必要です(笑) 私は学校でよく読んでましたが、友達に「辞書読んでんの?」と何度も聞かれました。それくらい厚いです。

参考URL:
http://www.osawa-office.co.jp/k/k_list.htm
noname#2306
質問者

お礼

京極夏彦さん、人気ですね。 有名な人だと知りつつ今まで手がのびませんでした。 でも三方の紹介を見て、すごく読みたい。 どうもありがとうございました。

  • d1293
  • ベストアンサー率50% (18/36)
回答No.3

先の方も紹介されてますが、京極夏彦の京極堂シリーズは面白いです。 私に文才が無いので小粋な紹介などはできないのですが、一言でいうと、売れてます(バカですいません)。 まあ内容としましては、和風のミステリーといった感じです。舞台は昭和27年頃ですのでそんなに和風というわけではないのですが、全体の雰囲気が和風です。タイトルも妖怪だし。 事件については、トリックなどより人の心の闇といったようなところに重点が置かれています。登場人物にもミステリーにありがちな類型的なキャラクターなどいません。非常に濃いです。 シリーズ2作目「魍魎の匣」とか4作目「鉄鼠の檻」が特に私のおすすめなのですが、とりあえず、シリーズ1作目の「姑獲鳥の夏」を読んでみてください。もちろんこれもおすすめです(途中でだれるのが難点ですが)。 京極堂シリーズはどれもやたら厚いですが、面白いし、コストパフォーマンスは良いし、腕の力はつくしで良い事づくめです。読んで損はしないです。

noname#2306
質問者

お礼

小粋な紹介なんてできないといいつつしてるじゃないですか。しかもポイントを捉えて。バカなんてとんでもありません。 あの「ミステリーにありがちな類型的なキャラクター」が嫌でいままでミステリーを避けてきたんですが、読み始めるとそんなのばかりじゃない事を知りました。 この方の本もそうなんでね。 あたらしいファンになれそうな人が見つかって嬉しいです。 どうもありがとうございました。

noname#2287
noname#2287
回答No.2

長文回答で多大な迷惑モノの私もこれは簡略に: ・火刑法廷/J.D.カー/早川書房/ISBN:4150703515 えーと読んでたらどうしよう? ・『匣の中の失楽』/竹本健治/講談社/ISBN:4061815873 こちらは、質問文から読んでないでしょう? 両方既読ならゴメン。これ以上は、又超長文になるので。 どちらも未読なら「うらやましい!」こんな楽しみが残されてる人、自分は「見るべきのほどのものはすべて見つ」の心境なので。 どちらも「とにかく読んで下さい!」それしか無い。両方共に「代表作」(後者は「デビュー作が…」の格言通り) アッ!と京極氏の「中禅寺シリーズ」(安ッポイ響き)はご存知ですよね!サプライズ度では、上記2作ですが、現在進行形の代表として。 では~♪♪♪

noname#2306
質問者

お礼

質問文に書いたもの意外はほんとに読んでないんです。 京極氏も名前しか知らないです。 私も何人かの好きな作家の本もすべて読み終えてしまって、もう読む本なんてないなー、って思ってたのですが、新しいジャンルに挑戦してよかったです。 そんなにたくさんのミステリーを読んできた方の推薦ならきっとおもしろいんでしょうね。 楽しみにしています。 あと、長文も構いませんよ。 むしろそのほうがうれしいです。 どうもありがとうございました。