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CPU?メモリ?グラボ? (パソコンの動きについて)
はじめまして。 パソコンの動きにとりわけ不満があるわけではないのですが、知識があやふやな箇所をはっきりさせたいと思い、質問させていただきます。 1.漠然とした感覚 だいたいの目安として、 『CPU』=パソコンの動作速度にかかわる 『メモリー』=プログラムなどの使用領域 『グラフィックボード』=パソコンの表示速度にかかわる と思っているのですが、これらに間違いはないでしょうか? 2.ページを閉じるときの動作(ネットサーフィン) タブブラウザでタブをぽこぽこ増やしながらネットサーフィンをするのが趣味(?)なのですが、数十とサイトを開いていると結構固まってしまいます。 「タスクマネージャ」の「パフォーマンス」を見ると、「KB」の合計が勢いよく上昇しているのでメモリー不足かなぁ……と安易に推測してしまうのですが。。 また、いっせいに全部を閉じるとやはり固まってしまいますが、場合によっては開くときよりも固まる時間が長いです。 そこで疑問なのですが、開くときに処理が遅くなるのはわかるとして、閉じるときに処理が遅くなる原因って何なのでしょうか? 頭の中では、開くさいに「読み込む」「一時ファイルに保存する」ぐらいで、閉じるときの処理ってそんな複雑なのか(?)と不思議です。 3.グラフィックボードの必要性 オンボードのをずっと使用しているので、経験はまったく皆無です。 グラボというと『3Dゲーム』、最近では『ビスタのエアロ』がキーワードだと思うのですが、これ以外の用途には必要ないのでしょうか? 例えば写真・動画を見る場合や、それらを編集する場合、これらはCPUとメモリーに依存されると考えていいでしょうか? よく見る文句として、「2Dの性能だけなら必要ない」と聞くのですが、またある一方で「描画・グラフィック速度を早くする」と聞き、頭の中がごちゃごちゃしています。 『CPUがメイン処理。GPU(VPU?)がグラフィック処理』という記述もあり、「ではどの範囲でグラボが使われているのだろう」という疑問も生まれます。 長々となってしまい恐縮です。お答えいただけるとありがたいです。 (あと、カテゴリー違いだったら申し訳ないです。。)
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1) 大雑把にいえばそうです。 PCの速度はメモリ等も影響します。メモリ少ないとHDDへの退避も増えるので、速度が低下します。 一番遅い部分に足引っ張られます。 例えるなら、 CPU`:事務員 メモリ:机 HDD:倉庫 GPU:書記(掲示係) 事務員が倉庫から資料持ち出して机に広げて作業、その結果を書記が黒板に書き込む、という感じです。 机が狭ければ、倉庫と机の間の往復増えるので遅くなると。 3) チップセット内蔵のものの場合、メインメモリとグラフィックメモリを共有する形になっています。 両方に同時にアクセス出来ないので、若干ですが速度が落ちます。 独立したGPUの場合、専用のより高速なグラフィックメモリを持ち、 それだけに専念出来る分だけ高速に表示出来ます。 > どの範囲でグラボが使われている 2Dの処理では、GPUは最終的な表示のみを担当しています。 PhotoshopのフィルタとかはCPUで処理しています。 動画もCPUで処理しています。(GPUには支援機能もありますけど) 極端な例えだと、掲示板にプリント貼るだけだと思って下さい。 3Dゲーム等では、GPUの3D専用機能に作業させる事で高速な処理を実現しています。 極端な例えだと、プラモデルの設計図を渡して職人に作らせる。 3D専用の機能が無い(弱い)場合、CPUが行うので遅くなります。 CPUは色々できるけど、専門職人ではないので。 尚、ゲームではなく3DCDの場合、作成途中のプレビューはGPUで、最終的な画像はCPUで演算する場合がほとんどです。 Vistaのエアロは、普段使っていない3D専用機能に透明化処理等を肩代わりさせることで実現しています。
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- maku_x
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> 『CPU』=パソコンの動作速度にかかわる > 『メモリー』=プログラムなどの使用領域 > 『グラフィックボード』=パソコンの表示速度にかかわる > と思っているのですが、これらに間違いはないでしょうか? 基本的にはこの考えで合っています。ただ、パソコンの動作速度に関わるのは CPUだけでなく、周辺のチップセット、メモリ、HDD、ビデオカードなどシステム全体の性能が影響します。CPUだけ高速なものに変え、動画エンコードの処理速度は確かに速くなったが、Microsoft Officeなどのアプリを立ち上げると、あまり速くなったと感じない、と言うのはありがちな話です。 > 数十とサイトを開いていると結構固まってしまいます。 標準のブラウザである Internet Explorer は、タスクマネージャを見てもらうとわかりますが、存外メモリを消費します。1個あたり少なくとも 5Mbytes、多いもので 30Mbytes 以上消費します。数十個も開けば実メモリを使い果たし、表示されていない分(裏で動いているもの)のメモリは HDD上の仮想メモリに退避しますので、HDDのアクセス量が激しく多くなり、処理速度が低下します。メモリを十分に積めば、これらのことは回避できます。 > 閉じるときに処理が遅くなる原因って何なのでしょうか? この辺は Windows がどのような処理をしているのか分かりませんので、想像で書いてしまいますが、HDD上に退避してある仮想メモリから、実メモリに書き戻す処理を行い、更に HDD上の仮想メモリが空いた分を再配置していると思われます。その結果、HDDのアクセス量が激しく多くなり、処理速度が低下するのだと思います。(間違っていたらごめんなさい。) > グラボというと『3Dゲーム』、最近では『ビスタのエアロ』がキーワードだと思うのですが、これ以外の用途には必要ないのでしょうか? 最新の3Dゲームを遊ばなければ、基本的にチップセット内臓のグラフィック機能で十分なことが多いです。ですが、チップセット内臓のグラフィック機能はマルチモニタに対応していない場合がほとんどですので、マルチモニタ機能を使いたければ、ビデオカードを装着することになります。また、チップセット内臓のグラフィック機能は発色がイマイチな場合がありますので、発色にこだわってビデオカードを装着することもあります。ちなみに私が使っている自作PCは、チップセットにグラフィック機能を持っていますが、手持ちのテレビに画像を映したいために、安物のビデオカードを付けています。 > 写真・動画を見る場合や、それらを編集する場合、これらはCPUとメモリーに依存されると考えていいでしょうか? 最近のPCならば、そう考えて差し支えないでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 HDD上への仮想メモリへの再配置……なるほど。そうじゃないかもしれませんが、そうなのかもしれません。考え方には大変納得です。 ごちゃごちゃしていた知識が整理されました。ホントありがとうございます!
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 グラボの範囲はその程度なんですか……一般に言われている(極論ですが)「ゲーム以外にはあまり必要ない」という意味がやっとわかりました。てっきり、画像・動画編集時にも手伝ってくれるのかと思ってましたが、そうでもないのですね。 わかりやすいご説明ありがとうございます!