荒っぽく言うとコーディング規約と言うのは、言語のもっている豊富な機能を
ある目的で、制限して使おうと言うものです。
従って、ローカルルールですから、外部に公表される事は殆どありません。
有るとすれば、言語の「入門書」に「こんなコーディングは避けたほうがいい」と
書いてあるぐらいでしょう。
作成の手順を書いてみます。
(1)目的を明確にします。
(2)目的に照らし、過去に起こった問題点、ヒヤリ、ハットの事例などを
集めます。実際の財産をサンプリングして問題点の抽出をするのもいいでしょう。
(3)規約案を作り、核になる関係者で審議して決定します。
決めたからには全員で必ず守るということの徹底が必要です。少しでも違反を許すと、「堤防がありの穴から崩れる」事になります。必要に応じて見直し、改定する事も重要です。
最後に、「標準化は技術進歩をとめる」と言う言葉があります。標準化はしないと困るのですが、技術や社会情勢の変化に対応し、適宜、改定していかないと取り残されてしまいます。標準化担当者の心すべき事です。
お礼
おかげでうまくいきました。 ありがとうございました。