我慢するのであれば、「従業員の持ち帰り=雇用経費の一旦」「お客さんへあげる=顧客サービス」と、とらえるしかないと思います。
また、実家の問題という事ですので、店主(親)がそれを分かっていて良いというならば、それは経営判断だと受け止めるのが良いと思います。
我慢せずに注意して改善するのであれば、以下に、こんな対応はどうだろうという提案を記載します。
まず、実家の魚屋の問題という事ですので、あなたの親が経営する魚屋の状態に対して、経営者の子供であるあなたが、問題提起をしたいというのがポイントだと思います。
一般的に古くから貢献してきた従業員というのは、長年をかけて築いた店主(親)との関係がありますので、店主の子供であるあなただけで注意をしても、気にしないと思われます。
ですので、まず、店主(親)が、その状態を見過ごしているのであれば、理由を確認しましょう。
もし、店主(親)が問題を把握して、改善したいと考えているのであれば、初めて、あなたが注意を出来る環境になると思います。
具体的な方法ですが、まず、「経営状態が苦しくなってきているので、給与ダウンやリストラをしないために、経費の見直しがしたい。協力して欲しい」と、まず従業員に協力を求めます。
その上で、在庫の管理と経費の明確化を行い、いくら分が従業員のおかずや、無意味なサービスに使われているかを洗い出しましょう。
数字が分かったら、過去の従業員の行動は咎めずに、赤字になるとお給料が払えなくなるので、経費節約に協力してもらうようにお願いするのです。
「あなたが原価○○○円分の魚を無料であげてしまうと、その赤字をカバーするには、売値で○○○○円分の買い物してもらわないとダメ。だから、○○○円以上の品は勝手にサービスしちゃダメですよ。」
「持ち帰った商品は、明日セールをすれば、○○円で売れる。無料で商品を持って帰えられると、その分、赤字になるから、5掛けの料金は支払ってね。」などと言いつつ、それはあなたをリストラしないためという理由をつけるのです。
具体的な根拠無しに、ずっと行ってきた事を非難されると、どんなに正当な言葉でも反感が出ます。いかに、従業員の言うことは認めながらも、経費の節約に協力させるかがポイントになると思います。
もっとも、お願いしても聞かない人は解雇するしかないと思いますが^^;
お礼
ありがとうございます。