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母がしてくれた話
昔、母が話してくれたお話の、元の作品が何なのか教えていただきたいのです。 小説なのか、映画なのか、作り話なのか何なのか・・・ 自分じゃ調べられませんでした。 ちなみにタイトルも作者も何のメディアなのかもまったくわかりません。 内容もうろ覚えで・・・ かなり昔の話なので、記憶も曖昧なのですが、覚えている範囲でお話しします。 主人公は男の人で、どこかで不思議な絵を手に入れます(手に入れた経緯は不明) その絵には草原に立つ、女の人の後ろ姿が描かれています。 主人公は、その絵を(たしか枕元)に飾って床につくのですが、その絵を飾って以来、不思議な夢を見るようになります。 夢は日によって内容は違うのですが、どこか繋がっているようです。 何日目にみた夢かは解りませんが、夢の内容のいくつかをお話しします。 (1) 主人公は洞窟を歩いています。しばらくすると通路の先がT字路になっていることに気づきます。そして、T字路に差し掛かろうとしたとき、頭の中に女の声が聞こえます。 たしか「その先に注意しなさい」と(台詞は正確ではないかも) 男性はちゅういしながら通路の先を陰から覗くと、通路の奥に一つ目の牛のような怪物を見つけます。 すると、また頭の中に「上着を脱いで反対の通路に投げなさい」と 声が聞こえます。 主人公はどうしようか迷ったあげく、いわれたとおりにします。 すると、怪物はその投げた上着の方へと走り去ってしまいます。 そして無事、男はその先へ進める事ができ、その日の夢は覚めます。 (2) その日の夢の中で、主人公は幅のとても広い川の岸に立っています。 その川はとても汚れていて、真っ黒でタールの様にドロドロしています。 主人公はどうやって川を渡ろうかと考えていると、川から点々と岩が突き出ているのを見つけます。 主人公は、その石の上をジャンプして 渡っていくことにします。 しかし、飛び石を続け中程に差し掛かった頃、ものすごく喉が渇いてきます。 汚い川の水でも飲みたいくらいに。 耐えきれず、真っ黒な川の水を両手ですくい上げたとき、また頭の中で女の人の声が聞こえます。「その川の水を飲んではいけません」と 主人公は、迷ったあげく飲むのをあきらめ、飛び石を続け、反対側の岸にたどり着きます。 すると、岸にたどり着いたとたん喉の渇きが嘘のように無くなります。 そして、目が覚めます。 (3) おそらくこれが最後の夢になります。 主人公は草原に立っています。 草原を少し歩くと、先の方に女の人の後ろ姿が見えます。 主人公は、女の人のすぐ後ろまで近づきますが、女の人はこちらに振り向こうとはしません。 女の人に声をかけようとしたとき、また、頭の中で女の声が聞こえます。 「彼女の顔を見てはいけません」と 主人公は、いつものように悩みますが、どうしてもその女の人の顔がみたくて仕方ありません。 主人公は、等々誘惑に耐えきれず女の人の肩に手を置いて、声をかけてしまいます。 その後女の人は振り返ろうとしますが、その後どうなったのか、残念な事に肝心な落ちが思い出せません・・・ 暇なときでよろしいので、このお話に聞き覚えのある方がいらっしゃいましたら、コメントいただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。
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- mapato
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#3です。 ストーンカは何か手がかりになりそうでしょうか。 私もストーンカについての物語でも知っていたらもっとお役に立てたかもしれないのですが、生憎その印象的な姿かたちが頭の隅っこに残っていただけで、何からそれを知ったのかもよくは思い出せないという体たらくでして・・本当にすみません。 私のこのどんどん読み取れなくなってしまっていっている記憶に比べると、質問者さんはあんなに細かくお話を憶えておられて感心することしきりです。 あの後暇を見つけては色々なものを斜め読みに読み漁ったりして、それらしいものに出会ったり自分の記憶を蘇らせるきっかけを得られないものかと思っているのですが、かなしいかな今のところ芳しい成果は得られておりません。 川の途中で喉が渇いて仕方なくなる話も、何だか抹香臭いものだったような感じもするのですが、記憶へのアクセス状態はよくなりません。 そんな如何ともし難い状態なのですが、先日「千夜一夜物語」で美しい顔を絵に盗み取られてしまう女性の話に出会いました。 もしかしたら何か手がかりになるかもしれないと思い、粗筋を書いてみます。 あるところに長者の息子がおり、ある時行商人から美女の描かれた絵を購入します。 そのあまりの美しさに虜になってしまった男は「モデルがあるに違いない」と行商人から情報を得て、その絵を描いた人物に会いに行きます。 そこで絵描きが言うにはその絵の娘は絵描きの従姉妹だが、あまりの美しさに絵描きは結婚を申し込み、断られてしまった為せめてもと絵に描かせてもらったということ。 娘に一目会いたいと切望する男に、絵描きは「あれはひどい男嫌いだ」と忠告しますが、男の熱意にほだされ「もし出会えたら絵描きのもとに一度連れてくる」という約束で情報を与えます。 その後紆余曲折あって(長者の息子ということでかなりのことをお金で解決します)遂に娘のいるお城に忍び込み、その顔を拝むことが出来ましたが、それは醜い化け物の顔でした。 娘は顔を見られて男を殺そうとしますが、絵のことを知り涙ながらに事情を打ち明けます。 話によると絵描きは性根が悪く、結婚を断られた腹いせに娘の美しい顔を絵の中に盗み取ってしまったということでした。 それを知った男は絵描きのところに置いてきた絵を取り戻すべく娘と共に絵描きのもとへ。 危うく絵描きの罠に嵌められるところでしたが、男のほうが一枚上手で見事絵を取り戻し娘も美しい顔に戻って二人は結婚し、めでたしめでたし・・。 ざっとこんな感じのお話で九百五十九番目の夜に語られるものです。 読み始めた時は何かもっとお伺いしたお話の手がかりになるものではないかと期待したのですが・・・。 またさっぱりでしたらすみません。
- mapato
- ベストアンサー率69% (493/705)
こんにちは。 参考にはならないかもしれませんが、「一つ目の牛」でブルガリアに棲息すると伝わる怪物「ストーンカ」を思い出しました。 ストーンカは確か青銅のような堅い皮膚を持つ一つ目の牡牛であったと思います。 お話を伺った感じでは「千夜一夜」のように、色々なところに出典のあるストーリーを集めて一つの物語にしてあるような印象を受けますね。 (2)の川の途中で喉が渇いて・・という話は何か聞いた事があるような気がするのですが、もう一つはっきりとは思い出せません。すみません。 全然参考にならない話で申し訳ありません。
お礼
回答ありがとうございます。 ストーンカ! 検索したところグラフィックはゲームの中の物しか出ませんでしたが、自分がイメージしていた物にかなり近いです! イメージ的にはこの怪物かもしれません。 もう一つ、川で喉が渇く話についても、何か解り次第教えていただけるとありがたいです。 貴重な回答ありがとうごあいました。
振り向いてはいけないという話は確かに神話的。 ギリシャ神話ではオルフェウス、日本ならイザナギが、振り向いて失敗しました。 牛のような怪物というのはミノタウロスを連想させますが・・・・ これもギリシャ神話です。 川でなく、迷宮。 でもいずれの話も女の人の絵は出てきませんし、当てはまらなそうです。 関連する作品がありますかどうか? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%82%A6%E3%82%B9 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B6%E3%83%8A%E3%82%AE http://members3.jcom.home.ne.jp/dandy2/works/works_14_k.html
お礼
回答ありがとうございます。 ん~イザナギよりオルフェウスの方が近そうですねぇ ミノタウロスの件については、二足歩行だったかは定かではないですねぇ。 すみません、記憶が曖昧で。ただ、牛の怪物の話?に関してやや明確なのが「怪物は牛の姿をしている」「主人公は上着、またはそれに変わる何か、牛の注意をそらす物を反対の通路に投げた・・・」 曖昧なのですが、もしかしたら上着に何かをくるんで投げたのかもしれません。 ほんとすみません曖昧で・・・ あと、一番鮮明に覚えているのは川でのシーンですね。 「川はドロドロに汚れている」「川を渡る途中、主人公は喉が渇く」 あと、全部に共通しているのが、悩んだ末思いとどまる。 たしか、女の人の声で思いとどまったと思うんですが。 「女の人の声」についてはあくまで「思う」の域をでませんね。 なんか、オカルト類の話が好きな人だったしなぁ。 映画も小説もマンガもドラマも国内外の作品問わず見てたし・・・ どちらかといえば洋物の方が好きな人でしたね。 混乱することばかり言って申し訳ないです。
- myeyesonly
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こんにちは。 最初の変な動物がケルベロス、次の汚い川が三途の川、だとすると多分ギリシャ神話の中のお話、もしくはそのアレンジじゃないかな? とすると、その女の人の顔を見た主人公は恐怖のあまり石になってしまいました。 その女の人はメドゥサだった…って事になりそうな。
お礼
回答ありがとうございます! 神話ですかぁ・・・ たしかに、最後女の人を見たあとは恐怖でどうにかなる?みたいなバッドエンドだったような気がします。 ミステリーとか、ホラーとかそういった類の小説が好きな人だったんで、てっきりそういう物かと思っていたのですが。 そっちの方向でも調べてみます。 本当にありがとうございました。
お礼
ん~ 絵を買ってきてそこに描かれている女性と会いたくなる。 という部分には、雰囲気的にかなり近い物があるんですが、最後は ハッピーエンドでは無かったような気がします。 もしかしたら最後まで話してもらっていないのかもしれません・・・ それにしても、959番目・・・・・・すみません!熱心に調べていただいて 本当に感謝です。 千夜一夜物語ですか・・・自分も今度読んでみようと思います。 大変参考になりました! ありがとうございます。