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■倒錯的な恋愛小説を探しています

ちょっと変わり種な恋愛小説を探しています。 どうぞ皆様のオススメ書籍を教えてください。 倒錯的な恋愛と書きましたが、官能小説(SM系など)ではありません。 破滅的な、歪な人間関係を描いた小説を読みたいと思っています。 過去に読んだ本で、これに該当すると私が思う作品は 「嵐が丘(E・ブロンテ)」、「李歐(高村薫)」、 「嗤う伊右衛門(京極夏彦)」、「ハンニバル(T・ハリス)」などです。 恋愛小説とは括れないかもしまれませんが、なんとなく求める作品の雰囲気が伝わりますでしょうか。 ちなみに、映画作品では「セクレタリー」、「セックスと嘘とビデオテープ」、「リード・マイ・リップス」などが倒錯的で良いなあと思うのですが、 小説で同様な作品がありますでしょうか? よろしくお願い致します。

みんなの回答

  • jlrsmama
  • ベストアンサー率21% (150/693)
回答No.9

6番です。 度々失礼します。 8番さんの回答を見て思い出したのですが、もしSFがお嫌いでなければかなり風変わりで微妙な関係が出てくる本があります。 アン・マキャフリー『歌う船』 男性は宇宙船乗り、少女は…有機コンピュータ搭載の宇宙船です。 生身の体は持っていませんが、ロボットではなく人間です。 ですから普通の恋愛関係にはなり得ません。 切ないです。

参考URL:
http://www.tsogen.co.jp/np/detail.do?isbn=4-488-68301-0
kuchomu
質問者

お礼

再度、ありがとうございます。(^^) SF系はあまり手をつけていなかったジャンルなので、オススメを紹介していただけて助かります。

回答No.8

タニス・リー 『銀色の恋人』 ハヤカワ文庫 ジェーンという少女が、シルバーという美しい男性型ロボットに恋をする話です。 周りの大人達は、初めての恋の相手がロボットというのは、望ましくない事だといいます。 恋人としてのシルバーは完璧で、少女の望む反応を返し、少女の望む行動を取ります。 それらはプログラム上に組み込まれたものなのか・・・。 全てがコントロールされた紛い物のような世界の中で、何故かロボットのシルバーだけが人間的に見えてきます。 涙なしでは読めません。 SFとして刊行されていますが、FTのような言葉の色彩の美しい物語です。 最近20年ぶりに続編が発行されていて驚きました。

kuchomu
質問者

お礼

お返事ありがとうございます。 概要だけでも、気になる内容ですね・・・ ご紹介いただき、ありがとうございます。(^^)

回答No.7

ストライクゾーンではないかも知れませんが、吉行淳之介の「鳥獣虫魚」などは、結構倒錯した恋愛小説のような気がします。ただし、一方では、とてもピュアな恋愛小説という見方もできますが・・。これ以外にも、吉行作品には、そういう意味での秀作が多いと思います。また、吉行と同じ第三の新人の括りに入る庄野潤三の「プールサイド小景」なども、ある意味、倒錯した恋愛世界かも知れません。良かったら、読んでみて下さい。

kuchomu
質問者

お礼

お礼を返すのが遅くなりました。申し訳ありません。 色々とオススメをありがとうございます。 当分、読書で楽しめそうです。

  • jlrsmama
  • ベストアンサー率21% (150/693)
回答No.6

『李歐』を読まれたのであれば既読かもしれませんが、同作家の『神の火』『黄金を抱いて翔べ』はストライクど真ん中だと思います。 ちなみに、『李歐』の元の作品である『わが手に拳銃を』も、同人物・同舞台ながら全く違う作品です。 こちらも楽しめますよ。

kuchomu
質問者

お礼

ありがとうございます。挙げていただいた作品は既に読みました(^^) わが手にも読みましたが、李歐が一番きました。

  • MAY1814
  • ベストアンサー率71% (1816/2527)
回答No.5

質問者様の考えている小説とは違うかもしれませんが。 「ダメージ」ジョゼフィン・ハート http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30904419 ↑息子の婚約者と関係をもってしまう、政治家の破滅の話です。映画化もされました。(http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id14223/) 「ラブ&デス」ギルバート・アデア http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30455967 ↑お堅い初老のイギリス人作家(男)が、いつのまにかアメリカのアイドル的な俳優に恋をしてしまう話です。色々言い訳しながら切り抜きを集めたりしてしまう所が何か切ないです。これも映画化されました。(http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id84475/)  ご参考までに。

kuchomu
質問者

お礼

ともに映画化されている作品なのですね。 楽しみが増えました。ありがとうございます。

回答No.4

ナボコフの「ロリータ」あたりはどうでしょう? 恋愛というより、一方的な片思いかもしれませんが。

kuchomu
質問者

お礼

ありがとうございます。映画でこの作品を見たことがあります。キャストがあまり好きになれなかったんですが、小説版のほうが良いのかも知れませんね。

noname#38837
noname#38837
回答No.3

「春琴抄」 でしょうかね。目を突く場面はちょっとのけぞり気味で読みましたが。 「暗夜航路」も破滅気味と思いました 映画だと 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」 「存在の耐えられない軽さ」

kuchomu
質問者

お礼

ありがとうございます。春琴抄は谷崎潤一郎の作品ですね。昔、教科書かなにかで目にしたような・・・ 映画の推薦もありがとうございます。どちらも未見だったので、見てみようかと思います。

  • tenten019
  • ベストアンサー率38% (124/321)
回答No.2

赤江瀑 はいかがでしょうか。 絢爛、耽美、幻想、そして倒錯的・破壊的な登場人物。 呼んでいると、湿度や匂いさえ感じるような文です。 しかもミステリーとして読める小説です。  書評のサイトです。 http://mystery.parfait.ne.jp/wiki/pukiwiki.php?%C0%D6%B9%BE%DF%C6  Wiki http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%B1%9F%E7%80%91

kuchomu
質問者

お礼

ありがとうございます。作品をざっと調べてみましたが、のめりこみそうで、やばそうです。まずは一冊試してみます。

noname#70726
noname#70726
回答No.1

こんばんは。 上記に挙げていただいた中では、「嵐が丘」しか読んだことがないので他のものとマッチするかどうかはわかりませんが。。。 宮本輝著 「避暑地の猫」 http://www.amazon.co.jp/%E9%81%BF%E6%9A%91%E5%9C%B0%E3%81%AE%E7%8C%AB-%E5%AE%AE%E6%9C%AC-%E8%BC%9D/dp/4061841831 恋愛小説といえるかどうかは微妙なのですか、ストーリーは破滅的ですし、人間関係もかなり歪です。そして、登場人物の恋愛(といえるのかな?)模様は、相当に倒錯してます。でも、不思議と心に残る小説です。 ご参考になれば幸いです。

kuchomu
質問者

お礼

ありがとうございます。あらすじを読んでみましたが、良さそうな感じですね。