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昔話を変えたのはいつ??誰??
最近、昔話を親戚の子供に読み聞かせることがありました。 『昔話』といえば、当然代々語り継がれた話。 さるかに合戦といえば、意地悪なサルと、正義のかにの話ですね。 『正義がかつ』『意地悪はだめだよ。』という勉強になる話しだったと 記憶しています。 しかし、僕が読み聞かせた話では、最後にサルとカニが仲直りを します。最後に一緒にダンスをして遊びます。 驚いて調べてみると、wikipediaに 『“敵討ちは残酷で子供の教育上問題がある”という意見の為である』 とありました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E8%9F%B9%E5%90%88%E6%88%A6 時代にあうようにストーリーが変わるのはいいと思うのですが、 この意見は誰の意見でしょうか?? このとおりに発言した個人を探しているのではないですが、 誰かが働きかけてストーリーが変わったと思います。 保育士の代表の意見なのか、文部大臣の意見なのか・・・? 『いつだれが、どこで、なぜ』といった明確なものを探している のですが、なかなかそういったサイトにたどりつけません。 いいサイトや、キーワードなどありましたら教えてください。 また、サルカニ合戦以外にも結末が平和に変わった話があれば 教えてください。
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昨年、良書?の薦めのような講演会とシンポジウムに参加しました。 主催は図書館とか読書を推進する団体でした。 司書や文学者が講師となっていましたが、真っ当な?児童書を取り扱う出版社では書き換えはしていませんし、まともな図書館では最後にダンスをというタイプの本を薦めません。 そのような点を考えると、過剰反応した文筆家が、過剰反応する親に向けて書き直しをしているということではないかと思います。 はっきり言って、そのような書き換えをしている本は安価です。 素晴らしい文章とちゃんと絵で構成された本は、高くて売れにくい時代ですが、子どものことをきちんと考えている出版社は書き換えのない本を出しています。 書き換えの本を与えるくらいなら、創作で素晴らしい本がたくさんありますので、そちらを選んだほうがベターではないでしょうか? 書き換えを行っている人と正統派の昔話の再話者の討論をテレビで見たことがありますが、これも全くかみ合わない変な話し合いだったと記憶しています。 特に書き換えた人の話はナンセンスでした。 一部にそのような本が存在するということだけで、昔話の多くの本は、あなたがご存知のようなストーリーのはずです。 書き換えが行われている本で、今思い出せるのは「かちかちやま」「シンデレラ」です。 いずれもスーパーなどの書籍コーナー(本屋さんではない)に置かれているようなものが該当すると思います。・・・まとものなのもあります。 回答になりませんが書き込ませていただきました。すみません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 その道に詳しい方のコメントをいただけて嬉しく思います。 実際書き換えはほとんど行われていないのですね・・ 僕はてっきり、大々的に書き換えがあって、今の子供は、僕らとは 違う昔話を読んでいるのだと思い込んでいました。 やはり昔から何の問題もなく伝わっていった話を急に変えるのは おかしいですよね。 図書館も、ほんの『質』を考えて選んでいるのですね。 まったく知りませんでした!! かちかちやま や シデレラがいったいどのように変わっている のか疑問なので、探してみたいと思います。 本当に参考になりました!ありがとうございます☆