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国立大学の特任教授とは?
特任教授とはどのような形態なのでしょうか? いま少しお世話になっている教授が、特任教授だからあと4年でいなくなるといううわさを聞きました。 また別の先生で、1年前にいらした若い助教授が、近いうちに他に移りそうな口ぶりもしていました。学部のゼミ生の面倒をみるのに2年はかかりそうですが、国立大学には短くて最低何年在籍するものなのでしょうか?
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給料の出所が違います。 通常の教授・準教授は大学の予算です。 特任教授は、寄付講座や大学内でのプロジェクトの予算の中で雇われます。寄付講座は文部科学省の決まりとして、三年から五年となっております。(特例として延長もありますが、その場合でも寄付講座の寄付者の追加寄付が必要)プロジェクトも基本的に期限限定となります。 寄付講座の場合、客員教授という身分の方もおります。これは、講座には準教授あるいは教授を置くべしという決まりがあるからです。 なので、その特任教授の所属している寄付講座なりプロジェクトの期限が来れば、特任教授の任期は切れます。 例 http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/people/staff-anai_motonobu.html http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/topics/2004/040223invite.html この予算での特任準教授だと記憶しております。 教授 準教授には定年はありますが、●●年在籍しなければならないという決まりはありません。 ※ 国立大学法人によっては、五年契約とかになっているところもあります。東工大がそのシステムにしたと聞いております。
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- tatsumi01
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特任教授は、定年退職になった教授に、リメディアル教育や就職の世話などで特別にお願いするときの称号だと思います。したがって、研究指導などはできません。また、4年も任期があるとは思えません。 准教授の任期については全くわかりません。1年で移ることもあります。ただ、大学院の学生の面倒を見ているのが普通なので、その学生の身の振り方を決めてから移るのが礼儀でしょうね。
お礼
ありがとうございます。参考になりました。
- water-cooled
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私の知っている特任准教授っていうのは名前はすごいけど、 ほとんどポスドク(博士号取得後の任期付きの職)とかわらないものでした。 また、いったん教授として定年になったかたが何らかの方法で特任教授というポジションを得ていることも考えられます。 おそらくプロジェクトなどの任期がついていると思われます。 助教授のかたは特任がつかない助教授ですか? それならばふつうは1年で移るようなことはないけれど、 よほどの事情があれば移ることもあると思います。 結局いつでも移籍する可能性があるといったほうがよいでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 特任教授と聞いたのは、他の国立大学で長く勤めていた先生で、その分野ではかなり偉い先生です。いまの大学に招聘されたと言っていました。年齢はプロフィールからは60歳前のような気もするのですが、日本の大学の卒業年度がはっきりせず、正確に推測できません。恥ずかしいことに国立大学教員の定年も調べていないので調べてみます。 准教授のほうは特任といううわさはなく、自分の意思でこられた方です。語弊を恐れずに言えば、今より地位が高い学部から移ってこられた方で、前は講師でしたので、いまの学部でワンランク上がったことになります。いまの学部ではなんというか表現とかさばき方を観ても、レベルが突出しているように感じます。「来てみたけどものたりないから予定を短縮したのでは」と思いました。野心的で仕事もできる方なので、もっといい国立大学の助教授に移るのかなあと思いました。でも短いなあと思ったり、国立の教員でもそんな外資のサラリーマンみたいに移るのだろうかとか、さみしかったりでつい質問してしまいました。
お礼
ありがとうございます。例がもう非常に参考になりました。なるほど。私が気になっていたお二人の先生は、着任した時期も同時期ですし、二人とも特任なのではないかと思いはじめました。お一人の先生は、ほかの先生より研究費を多く持っているような気がするのですよね。そして、お一人の先生はたぶん寄付ではなく、大学のプロジェクトだと思いました。見極める方法があると助かるのですが、本人とかまわりの教授しかご存知ないのですよね。ありがとうございます。