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坂井さんの肺への癌転移に関して。
全く医学とは無関係のものですが、 坂井さんの訃報を知り、とても心が病んでおります。 そこで、お聞きしたいのですが、 坂井さんは子宮頸がんが治り、一度退院した後、 肺への転移が分かり、再入院したという事でしたが、 この場合、助かる確率はどの程度でしょうか? 完治するのは難しいのでしょうか? すみませんが宜しくお願い致します。
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肺のどの部分か?で ぜんぜん違います。 子宮頸がんも本当に初期で完全に取りきっていれば 転移することは少ないと聞きます。お仕事の都合や見た目の都合で抗がん剤などの治療を拒否されたのかもしれませんね… 年齢的に40歳未満だと出産を前提に治療法を薦めることもあるようですし、K大など大きい病院だと「最先端」という名前の「小さ目の手術」をすることもあります。 もし昨年の時点で40歳以上で、もうちょっと旧式の手術で(傷が大きく入院期間が長い・後遺症が大きめかも…)あったなら、昨年の治療で治っていたかも。 現在の病気の治療は 本人の意思が一番に考えられるようになっています。告知も本人にします。 肺に転移したことが悪いとかいう話ではなくて、いろいろな都合で本人が望んだ治療法が「弱かった」のかな… という印象があります。 ただ 本当に 人とガンの出来た場所で 治療法も「(治療で)出来ること」も違ってきますから、肺がんであっても切って治る人も居れば、小さいのに切れない人も出てきます。 ↓とりあえず肺がんの解説 http://www.okayamasaiseikai.or.jp/gan/hai.htm 肺の原発ではなくて 子宮頸がんの転移性肺がんですね 私の乳がんは今どこに巣食っているのか…(血液検査の結果はどんどん悪くなるけど どこにも塊がないので 抗がん剤以外の治療ができない)
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- kitakanjin
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「子宮頸がんが治り」と言う事は、一応の治療は済んだが、「肺への転移」が起こったと言う事ですね。 原発巣の子宮癌が肺に達して、成長したと言う事は、血行性の転移です。 確率的には血液に乗って更に全身へ拡がっていると考えます。 肺の次には、骨とか脳とかへガン細胞は拡がっていきます。 一般的には完治は難しいでしょう。 「がんが治り」と言いますが、癌治療後には5年生存率とか10年生存率とか言われますが、5年後でも、10年後でも再発、転移は見られます。その確率は、臓器や細胞の種類や悪性度によりまちまちです。
- ureds18
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先ずは、坂井さんのご冥福をお祈りします。 婦人科ではありませんが、医師です。 最初の時点での癌のステージ(進行度)、どのような手術・治療がなされたのかが分からないので、ご質問に対する明確な答えは出せません。また、例え、知り得たとしても、このような場で、根治率等を公にする事は、ご本人が他界されていても、適切ではないと考えます。 一般に、癌においては、手術して全て終了、めでたしめでたし、と手放しに言う事はできません。術前検査で明らかな転移がなく、手術でも目に見える癌を全て取り除いても、再発のリスクがゼロになるわけではなく、場合によっては、追加の化学療法が必要になる事もありますし、数年してからの転移再発という事もあり得ます。このため、術後の定期的な検査は必要で、術後の経過をみて、根治し得たかの判断がなされます。もちろん、早期癌で適切な治療がなされれば、根治率は高くなります。