ユーザ側から見た場合、
ADSLは局から5km以上離れていると十分速度が出ません。その為地域によってはADSLの工事をしてサービスを開通してもかなり遅い場合があり、ISDNを勧められることもあります。アナログのインフラを使うため、一部古いケーブルや接続端子などのままの場合があり、速度が十分出ないこともあります。
また、NTTのアナログ回線を所有していないと利用できないため、ISDNタイプ2やケーブル電話利用者は加入権取得が前提となり、場合によっては割高になります。スプリッターを取り付けて、1回線で音声通話も確保できます。
ISDNは現在全国的な普及率はかなり高く、地方でも受けられるサービスとなりました。フレッツISDN(定額制)にすると比較的安くなります。ただし64Kbpsでは、大きなファイルに対してはかなり遅いです。マルチメディアファイルの送受信をなさるのでしたら、ADSLや光、ケーブルなどのブロードバンドのほうが快適です。デジタル回線なので、音声通話やファックスなどアナログ機器の利用にはTAが必要になります。1回線で3つまで電話番号が利用できます。