- ベストアンサー
富士登山競争走者の高山病回避策について
高山病の回避は一般に馴化と後戻りが有効と本に見ました。 しかし、富士登山競争走者はそのような方策を採る余裕を与えられません。 時間を競う登りは高山病の誘因となるものばかりです。 走者達は、競技中に見舞われる高山病のリスクを最小限にするために、どのような日頃の訓練、加えて競技中の心掛けをしているのでしょうか。 ご存知の方、よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
登山競走ランナーです。高山病予防のために、やはり数回の試走を行っています。 私の場合はシーズン最初の段階では上部に雪もあり、七合目位で引き返し次は八合目・頂上と試走ごとに標高を上げ身体を慣らします。また経験上寝不足などの体調が悪い日は五合目位で”頭痛”や”ふらつき”や”むかつき”が出る場合が多く、体調管理が一番重要だと考えています。 ちなみにレース中に高山病に似た症状になっている人は八合目から上部では結構いますよ。(極端に遅くなったり、ふらついていたり、這っている人すら見たことがあります) 高山病に関しては日本山岳会医療委員会のHPのコラムで色々な文献があり、俗に言う高山病は過換気による一過性脳虚血だそうです。コラムの中で”高山病の症状は、高所は到達してから6時間ないしそれ以上の時間経過の後出現してくる”とあり、厳密に言うと遅くても4時間半で頂上に達し1時間半で五合目に戻ってくる登山競走の性格上高山病にはなり難いと思われます。
その他の回答 (1)
- Hiro-N
- ベストアンサー率32% (56/175)
やっぱり富士を登るしかないようです。 ランニング雑誌 ランナーズを読む限り、上位入賞者は何度か試登しています。それが高度順化になるようです。 加えて、雑誌を読む限り出走者で高山病になった、という記事は見受けられません。高山病にならないとは考えがたいですが、そもそもハードなので高山病になる前に筋肉痛や日射・バテでリタイヤ・下山しているのでは。
お礼
回答ありがとうございました。 高山病は、もっと短時間のうちに閉じた問題だと思っていました。 つまり前日に十分な高所に登ったとしても、 一度下山したら、耳の圧が抜けるように、効き目も抜けてしまうものと。 参考になりました。
お礼
回答ありがとうございました。 まず私の疑問は、正式な(?)高山病と俗に言う高山病が ごっちゃになっていたようです。 これが分かっただけでGooです。 で、予防法が知りたかったのは「俗に言う高山病」のほうです。 「過換気による」ということで、 → 息があがる状態はさける → 心肺機能の強化 + ペース配分を誤らないだけの経験を積む という点が、試走によって得られている効果なのかなと思いました。 一定時間高山に体を置くという(正式な?)高山病の対策(馴化)が、 一過性脳虚血にも効果が高いのかどうかが少し気になりましたが。 URLを教えていただきありがとうございました。