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若いうちに読むべき本は?
こんにちは。私は高校生の女子です。若いうちに読んでおくべき本を紹介して下さい。ジャンルは問いません。 因みに今まで私が面白いと思ったものは以下の通りです。 アゴタクリストフ『悪童日記(和訳)』 有吉佐和子『華岡青洲の妻』 井伏鱒二『黒い雨』 小川洋子『薬指の標本』『博士の愛した数式』 乙一『seven rooms』 シェイクスピア『冬の物語(和訳)』 妹尾河童『少年H』 太宰治『斜陽』 多島斗志之『追憶列車』 新渡戸稲造『武士道(和訳)』 特に悪童日記が好きです。似たような質問が過去多くあったとは思いますが、宜しくお願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
もうすでに読んでいるかとは思いますが、基本的な世界の文学全集は読みきったほうが良いでしょう。 小学校で読んだにしても、高校生や大人様のはまた違いますから。 後は、試験に出る定番は全て読んでおくと良いでしょう。 試験用って本当に厳選したのを出していますから。 海外在住が人生の半分程度ですが、結構そういう話を海外の人は聞きたがり、日本人は自国の古典・名作を知らないとよく言われます。 私は試験用にポイントだけのを覚えましたが、それが結構役に立っています。(^_^;) 一応話しをあわせられるので、赤っ恥を書かないですんでいましたので、再度全部読んでいます。
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・『椿姫』 デュマ・フィス ある青年と娼婦の純愛を描いた傑作です。 ・『塩狩峠』 三浦綾子 ・『王妃マリー・アントワネット』 遠藤周作 すでに読んでいらっしゃるでしょうか。
お礼
お礼が大変遅くなりました。申し訳ありません。 『椿姫』は既読でした。オペラから入ったのですが、こちらも素晴らしかったです。 ご回答ありがとうございました。
- yossy_mama
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・『小説「聖書」』 ウォルター・ワンゲリン 旧約版と新訳版がありますがとても読みやすいです。 映画や絵画では聖書をモチーフにしたものが多くあるので、一通り知っていると更に楽しめます。 ・『ワイルド・スワン』 ユン・チアン 20世紀の中国のノン・フィクションです。 一読の価値有りの本です。 ・『女の一生』 遠藤周作 第一部のキクの場合を特にオススメします。 とにかく泣ける本です。 若い女性に是非読んで欲しい本です。 ・『沈黙』 遠藤周作 純文学ですが読みやすいです。 キリスト教徒でなくても感銘を受ける1冊です。
お礼
お礼が大変遅くなりました。申し訳ありません。 聖書の小説があるんですか! 聖書自体は読んだのですが、正直楽しく読めたわけじゃなかったので……探してみます。 遠藤周作は他の方も薦めてくださったので取り敢えず全作読んでみようと思っております。『女の一生』は私の友人も良かったと言っていたので期待してます。恋愛小説を読むのは緊張します、何故? ご回答ありがとうございました。
- unemerdedechien
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山田風太郎の『戦中派不戦日記』と『戦中派虫けら日記』を奨めます。悪童日記が面白かったなら、これらには白熱的に熱狂させられるかもわからない。あの苦しい負け戦をどのように若者が戦ったかを生々しく克明に伝えるものとしてこれ以上のものはたぶんありません。少年Hは悪質な嘘づくめと聞きます(風評だけしか知りませんが呆れ果てて手に取る気になれません)。これによって誤解を正されることを期待します。 あとまあ、室生犀星を若い頃に読めなかったのは残念に思います。テニヲハが、文法が滅茶苦茶なのに意味はびしびしと厳しく骨の髄にまで徹して打ち込んでくるあの馬鹿馬鹿しいほどの強さは若いうちに経験しておくべきものかもしれません。 それから初期漱石はぜひ読んでおくといい。物心付く前からあれこれを繰り返し繰り返し読んだことは我が身の仕合せと確信します。大人になってから再読すれば、子供であることと大人になることと、どちらも大切にせねばならぬ経験であることが分かるかもしれません。風太郎も漱石を奉ずる心はひといちばい篤く、あれほど心の優しい人は他にいるもんじゃないとまで評しています。その通りだと思う。とりあえずまあ、岩波文庫の書簡集を読んでごらん。たった一人ずつにこれほど手厚い言葉を差し向け続けた人だったことに胸を打たれぬものがあるだろうか。たぶんないと思うな。
お礼
山田風太郎の日記は面白そうですね。特にリアルを伝える文章は好きなので……。 『少年H』の悪評は存じていましたが私はあくまで小説として読んでいて、歴史的事実として鵜呑みにはしていないつもりです。妹尾さんの少年の成長の描写は素晴しいと思います(筆者自身がモデルみたいですけど…。)。それにどの文章も人間が個人で体験した歴史であるので、山田風太郎によって誤解を正す、というのはちょっと疑問を感じるのですが……。生意気ですみません。 去年、室生犀星記念館に行き、言葉に力を感じました。実はあまり読んでません……。今度読んでみます。 >たった一人ずつにこれほど手厚い言葉を差し向け続けた人だったことに胸を打たれぬものがあるだろうか。たぶんないと思うな。 上記の意味がよくわかりませんでした…ごめんなさい。胸を打たれない者は居ない、ということでしょうか? ご回答ありがとうございました。
- p_rose
- ベストアンサー率33% (5/15)
No.4さんがおっしゃっているローマ人の物語の筆者である、塩野七生さんの海の都の物語がおすすめです。経済的な知識も意外につきますよ。 小難しいのが嫌いでなく、キリスト教に反感がなければ、『塩狩峠』や遠藤周作さんの作品もいいかもしれません。 あと、こちらは私の個人的なおすすめですが、『博士の愛した数式』がお好きでしたら、もう読まれたかもしれませんが、梨木果歩さんの作品もおすすめです。 『家守奇譚』や『りかさん』などいかがでしょう?高校生の時に読むことに結構意味があると思います。
お礼
『海の都の物語』、初めて聞きましたが検索して内容に興味をもちました。遠藤周作さんの作品は何がよいですか? 有名どころは『海と毒薬』でしょうか。 梨木果歩さんは既読でした。周りでも人気の作家さんで、私も好きです。 ご回答ありがとうございました。
フランソワーズ サガン「悲しみよこんにちは」 系統違いますが、高校女子として呼んで欲しいです
お礼
この本を書いたとき筆者は10代だったそうですね、びっくりしました! 既読です。今度読み返したいと思います。ご回答、ありがとうございました。
- IceDoll
- ベストアンサー率28% (322/1125)
・医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か 今、日本の医療現場で起こっている問題点を医師が冷静についています マスコミではあまり報道されない隠された日本の医療の問題点が見えてきます そしてマスコミが作り上げてきた医師は金持ち、病院は悪、白い巨塔などというでっちあげやバッシングが暴かれます 著者は厚生労働省や検察庁で医師の奴隷のような勤務状態について講義したこともあります ・環境問題はなぜウソがまかり通るのか 目から鱗、環境問題で騒ぐプロ市民のデマが見えてきます ・アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書 英語の勉強とアメリカからみた歴史、共に視野が広がり勉強になります ・ローマ人の物語 長いですが、読む価値はあります ・わが闘争 ヒトラーをただユダヤ人虐殺した狂人としかしらない人は多いです でもその一方、確かに彼は第一大戦の敗北と賠償金で完全に破綻したドイツを短期間で立て直した天才政治家でもあった 批判するにも知ってから批判する事も必要ですよね ・ロンメル将軍 デモンズ・ヤング著 過酷な砂漠の戦場で彼がいかに人道的に戦い、文字通り英雄として、敵味方なく慕われた天才指揮官を捕虜となった著者がその体験を通して語ります ・チェ・ゲバラ伝 伝説的革命家チェ・ゲバラの本です ・「日中友好」は日本を滅ぼす!――歴史が教える「脱・中国」の法則 まあこういう本も読んで視野を広げましょう
お礼
やっぱり社会への視野を広げるためにも普段読まないジャンルに手を伸ばすべきかな……と思いました。『ローマ人の物語』は最初の2,3ページくらいで挫折してましたし……もう一度挑戦します!! 『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』に興味を持ちました。 ご回答ありがとうございました。
- axion_v
- ベストアンサー率22% (27/121)
古典文学全般もお勧めです。特に現代作家でも引用するような有名どころを押さえておくとその後の読書の役に立ちますし、将来読みたいと思ってもなかなか手を出しづらくなりますから。 私が高校生の頃に読んでおいて良かった、と思っているのは 「罪と罰」ドフトエフスキー 「ジェーン・エア」シャーロット・ブロンテ 「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ 「豊饒の海」「金閣寺」三島由紀夫 「砂の女」安部公房 大人になってから読んで、若いうちに読んでおけば良かったと感じたのは 「蝿の王」ウィリアム・ゴールディング 「ライ麦畑でつかまえて」J.D.サリンジャー 参考にしていただければ嬉しいです。
お礼
そういえば三島由紀夫を読んでいませんでした……駄目ですよね、すぐに読みたいと思います。ヘッセなどは随分昔に読んだような……読み返した方が良さそうですね(汗)。 沢山紹介していただき感謝します。紹介していただいたものは取り敢えず全部読むつもりです。 ご回答ありがとうございました。
- Erich
- ベストアンサー率16% (12/71)
・ 自助論 ( 三笠書房 Samuel Smiles著、 竹内 均訳、) 克己心(乗り越える力)を養い、努力の大切さを学べます。 この本の魂を感じ実践すれば、より良い人生が歩めると思います。私は、二十代後半ですがこの本だけは早く読みこの本の魂を理解し、実践しておけばよかったなと思います。 ・ 明治・父・アメリカ (新潮文庫 、星新一著) 努力と克己心によって人生を切り開いていった人の実話で、実に良い本です。上の自助論を実践した人です。
お礼
自助論というのは初めて聞きました。哲学書のようなものでしょうか? 今度探して読んでみたいと思います。 ご回答ありがとうございました。
- moon17
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「金持ち父さん 貧乏父さん」ロバート・キヨサキ これを読むと読まないとでは、その後の人生そのものが大きく変わってきます。
お礼
聞いたことある題名だな、と思ったら家にありました……。これは経済の本でしょうか? あまり読まない系列の本ですが、ちょっと挑戦してみようかと思います。 ご回答ありがとうございました。
お礼
文学全集という手がありましたね! …捨てちゃいました……図書館にでも行ってきます(汗)。 試験に出る定番……とは何でしょう? 文学史に出てくるような作品のことでしょうか。結構冒頭しか知らない作品があるような気がします……。 ご回答、ありがとうございました。