こんにちは!
アメリカ国内から出すためには輸出手続を踏まなくてはなりません。 書類なしになるには,1)郵便で送る、2)手荷物(同行,不同行)くらいしかありません。 日本でも同じ事と思います。
よって、一社,あるいは,一店から購入する場合は,そこが日本における輸入手続きに必要な書類(つまりインボイス・パッキングリストなど)を発行しなくてはなりません。これは、航空便・船便に問わず,フェデックス・ヤマトなどを使っても同じ事です。 フェデックス・ヤマトの場合は送料に乙仲料金が含まれています。
つまり、アメリカ国内で買って,手荷物として日本に持ち帰るのでしたら、レシートを使って,空港で輸入手続をします。(もっとも,免税内であれば関税はかかりません,また,申告しないでつかまらなければ,これまた,税関がかかりませんーお勧めしませんが。それと同時に,乙仲もかかわってきません。
手荷物で注意しなくてはならないと事は,輸入(持ちいれ)出来ないものがあると言う事です。 つまり,ブランド製品で安かったので買ったけど,偽者だった場合,事前に知っていようと知らなかったとしても,没収されます。 また、ワシントン条約などで決められた,動物,あるいはそれを使った製品(動物自体はすでに死んでいても)物も没収されます。 この件は,税関でパンフレットしてありますので,もらってください。
ビジネスとして末永くやっていくのでしたら,決められた書類などは,しっかり厳格にしなくてはならないと思います。日本の税関は怖いですよ(笑)
と言う事は,数箇所から集めて,手荷物として送れない場合、誰かに輸出書類をつってもらうしかないと思います。
お店で買って手荷物で持っていくとなれば,会社体型は関係ないでしょう。 ただ,問屋やメーカーから購入するとなると,ビジネスになりますので,少なくとも,有限会社の体型がいいと思いますが,アメリカの場合,個人では,メーカーはもちろん問屋も、例外を除いて、相手にしてくれないと思います。 あくまでも,彼らの相手はビジネスですので,彼らにとって,金額的に魅力があれば,特別扱いをしてくれる可能性はでてきますね。
と同時に,アジア国では,問屋と称し,複数の量を売っている所はありますが,彼らにとっては,小売の大きいものとしか見ていないところが多い事も注したほうがいいかも。 つまり,本当の問屋であれば,もっと安く売っているとか。
アメリカの税関に必要な輸出書類と日本の税関に必要は輸入書類は違いますので,ご注意ください。 たとえば,$2500.00を越す場合,アメリカでは輸出申告書が必要となります。 そして,輸出者が作ったインボイスを元にして,日本サイドで輸入申告書を作ります。インボイスなしでは,輸入申告ができないわけですね。
ですので,始めは手荷物で持ち帰り,何らかの形で,売ってみて,その反応次第で,大口に持っていけばいいと思います。
長くなりましたが,一度参考書を読んでみる事も,いいことだと思います。 もちろん,ご質問がありましたら,また,何なりと聞いてください。
お礼
こんばんは。 非常に詳しくかつ、丁寧なご回答有難う御座いました。 まず、はじめに・・・。 今回で一応、私の長々とした質問は終わらせていただくということで、今回はお礼のみの本文ですので、 新たに質問等はございません。 ご安心してお読みください(笑)(本当に感謝しております。) 書類なしで日本に持ち込むというのは、 ビジネス、また仕入れとしては非常に量が限られてしまいそうですね。 たしかに私もアメリカから帰ってきたときは、 手荷物にけっこうな量のお土産等を持っていましたが、 手荷物の範疇ですので、 問題なく免税でした。 当然、書類も必要ということはなかったです。 しかし、私が今後しようとしていることは、 ビジネスの範疇のことですので、やはり インボイスの書き方、等、税関で胸を張って通関できるようになるだけの知識、モラルは必要だと思っております。 問屋の件ですが、やはり会社という看板を持つだけで、 実際に問屋が卸してくれる可能性もあるというわけですね。 確かに当方が個人事業主とはいえ、莫大な資金を片手に アジア諸国、もしくはヨーロッパ諸国の問屋を回れば、 きっと契約して卸してくれるでしょうが、 やはりそれほどの資金力を持たない当方には、 交渉は厳しいものになるかもしれません。 ですが、ネゴシエートはしてみようと思います。 >ですので,始めは手荷物で持ち帰り,何らかの形で,売ってみて,その反応次第で,大口に持っていけばいいと思います。 はい。まさしくこの計画で進めていこうと思います。 やはり小口で様子を見ないことには大口に踏み出す勇気も 出てきません。ひとまずはこれでやってみます。 参考書ですが、熟読いたします。 貿易関連の書籍は当方が詳しく知らないだけで、 相当数出版されているようですね。 熟読して、基礎知識の定着を図ります。 何度も何度も丁寧なご回答をしていただき誠に有難う御座いました。当方が全くの無知だっただけに、ただ恐縮するばかりでございます。 顔の見えないネット社会ですが、親切に教えていただけると、現実社会の対面でのお付き合いを超越した温もりすら覚えました。 本当にありがとうございました。 わがままを言うようですが、また何かの機会には、 どうぞアドバイスを御願い致します。 それでは失礼致します。