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死刑は撤廃するべきなの?

4月27日に死刑囚3人に刑が執行されたことが報じられたのはご存知だと思います。 そこでいつも目に付くのは、やはり日本弁護士協会のコメント。 「死刑制度の存廃について国民的な議論が尽くされるまで死刑の執行を停止するよう再三要請しており、誠に遺憾だ」 ここで一つ不思議に思うことがあります。 それは、 「なぜ死刑執行を停止しようとするのか?」 と、いうことです。 そもそも、死刑の制度を認めたのは主権をもつ国民のはずです。 その国民が「死刑を撤廃せよ」というのはどう考えてもおかしいと思います。 そしてもうひとつ・・・。 死刑が撤廃された場合、犯罪が激化すると思うんです。 「人を何人殺しても自分は死なないかもしれない」 と、思いこむ愚かな人間が増えると思うんです。 そうなると、大切な人が殺された関係者の気持ちはどうなるんでしょう? 刑務所の中で終身刑(死刑撤廃ならこれが極刑)を受けているとしても、仇が生存してるんですよ? そんな状況で、関係者がこの先胸を張って生きていけると思いますか? 少なくとも私は思いません。毎日、憎しみをもって生き続けなければならなくなるでしょう。 死刑を宣告された犯罪者は、それだけの罪を犯したのです。 仕方が無かったとか、殺す気はなかったとか、そんなの言い訳にしかなりません。 現実に目の前の命を奪ってしまったのだから・・・。 みなさんは死刑の撤廃についてどう思いますか?

みんなの回答

  • kita33dr
  • ベストアンサー率32% (86/268)
回答No.16

死刑という刑罰の存在意義として個人的には二つ考えています。 1.死刑が執行された人間は二度と殺人を犯すことはない 今の日本で死刑にされるのはほぼ100%殺人です(殺人の関与しない死刑囚はほとんどいません)。 そして、殺人を犯した人間が死刑ではなく懲役刑を受刑し、出所後また殺人を犯す例は実際にあります。 少なくとも冤罪死刑が疑われる数よりははるかに多い。 同じ無辜の人間が殺されるとすれば、よりその数は減らすべきだと考えます。 冤罪死刑は嫌、殺人鬼に殺されるほうがまし、 という人がいるかどうかは知りませんが、私はどちらも同程度嫌です。 死刑を廃止することで冤罪死刑をなくす代わりに、 死刑があれば社会にでることもなかったのに、死刑廃止のために社会に出て、 再殺人で生じる被害者が増えるのであれば、犯罪抑制の点から本末転倒と考えます。 死ぬまで社会に出さない絶対的終身刑が登用されるのであれば、出所後再殺人の可能性は減りますが、 世界中を見ても大半が仮釈放のある終身刑であり、 日本の中でよく用いられる終身刑(絶対的終身刑)は世界においても否定的です。 2.死刑が存在することで、犯罪を犯さない人間がいる 死刑があるのに殺人を犯す人間がいます。 ですが、死刑があるから殺人を犯さなかった人間がいると思います。 殺人を犯さない以上、犯罪の数としては現れませんので、 どの程度犯罪抑止効果があるのかは分かりませんが、 死刑がなくなることで、犯罪が増加する可能性を廃止派は否定できていないと思います。 今は日本は死刑存置派が多数派だと思いますが、 将来的に廃止派が増え、政治的なことも加味しますと、死刑が廃止される可能性はあると思います。 日本ではキリスト教を基盤とした死刑廃止運動もなく、 EU加盟のために死刑を廃止するみたいな外交的な理由は今はありませんが、 国連でしたか、海外からの死刑廃止運動は日本にも届いてますし、 廃止国が100年前に比べてかなり増えたことを考えると、将来的には廃止される可能性があると思います。 ただ、個人的には今はまだ存置してほしいところですね。

  • nishikasai
  • ベストアンサー率24% (1545/6342)
回答No.15

死刑支持です。 そして死刑が確定したら三年以内に処刑をすべきと思います。 現在のように99名も処刑を待っているなどという状況はおかしいと思います。確かに、多くの支援者が再審を要求していて判決に疑問がある場合は処刑を延ばすことは必要かと思いますが、そうでない場合は三年以内にすべきです。 ただ、処刑にあたってすべての臓器、角膜その他の提供を希望するものに対しては、絞首刑ではなく全身麻酔で臓器を取り出した後、安楽死させるべきと考えます。なおかつ希望があれば受刑者の愛する遺族の一人に年金を付与しても良いと考えます。

  • shigure33
  • ベストアンサー率11% (17/146)
回答No.14

 死刑の撤廃には反対です。  刑罰は被害者やその遺族の為に行われるものではありません。  社会秩序の為です。  死刑もまたしかり。  冤罪の可能性は否めませんが、司法に携わる人間にはそれだけ重い責任が課されているのだと思います。  そう言った意味では2009年5月から始まる裁判員制度にも反対です。    

  • zqpmxwon
  • ベストアンサー率8% (2/23)
回答No.13

まず最初に、殺人という罪に対する罰は死刑しかないと思います。 ただ死刑がある理由は殺人犯がいるからで、 それ以上でもそれ以下でもないと思います。 死刑は決して関係者のための仇討ちではないし、 犯罪抑止のためでもなく、殺人犯の犯した罪に対する罰なのです。 また、逆に考えれば殺人がなければ死刑は必要ないともいえます。 なので死刑を撤廃すべきとは思わないけど、 死刑の必要がなくなるべきだとは思います。 以上は理想論で現実的には冤罪の可能性は0%にはならないし、 事件と事故の境界線をハッキリと引けられるわけではないので、 死刑は廃止すべきなのでしょう。

  • Suijinbb
  • ベストアンサー率33% (1/3)
回答No.12

犯人を殺せば、被害者・遺族の気持ちは修まるとお考えのようですが、単純過ぎるのではありませんか。 殺されなくても、犯人を殺したいくらいに憎むことはあるでしょうし、逆にさらに人が死ぬことが辛いと思う人もいるでしょう。 時間が経つと、多くの遺族は、遺志の社会化を望みます。死刑執行以外に、私たちにできることがあるはずなんです。 まさか、名張毒ぶどう酒事件や袴田事件の死刑囚にも、死刑執行すべきとお考えなわけではありませんよね?

回答No.11

死刑を反対する人に「ではあなたの大切な人が殺されたら犯人を許せますか?」ときいてみたいといつも思っています。 犯人が死刑になったからといって大切な人は甦ってきませんけれど・・・ 刑務所にいる間の食費や弁護士費用も私達の税金から出ているんですよね? 個人的には死刑撤廃の論議より、容疑者や被告の家族(特に少年犯罪)にも責任を追求するような動きがうまれて欲しいな・・・と思います。

  • konagoo
  • ベストアンサー率24% (67/276)
回答No.10

死刑の執行を停止 と 死刑を撤廃せよ とは論点が違いますよ。 論理が倒錯しています。 人間が裁く最高刑としての極刑→死刑は完全を担保出来ない面から 支持することが出来ません。しかし、論理的に死が相当であると 帰結する場合があることを理解します。 既にかなり深いところまで議論し尽くされており、どちらが国益に適うのか、どちらが正義なのか、どちらが大義に則しているのか、残るはまさに国民的な議論が尽くされることが待たれます。

  • anaguma99
  • ベストアンサー率59% (1620/2727)
回答No.9

現行制度を認めたのが主権を持つ国民だとして、 それに異議を唱えるのはおかしいという論法だと どんな制度も変えることができなくなります。 また、死刑が撤廃されたら犯罪が増えるというのは感覚論であり、 実際に凶悪犯罪が増えるという統計はありません。 さて、遺族が極刑を望むから死刑にするのだとすると、 遺族が極刑を望まない場合は極悪人でも死刑にしなくていいのか。 ホームレスなど天涯孤独の人が殺されたらどうでもいいのか。 死刑の是非は、社会全体の利益・不利益から判断されるべきで、 遺族の満足という観点からなされるべきではありません。 遺族を経済的・精神的なケアが非常に不十分な状況に放置して、 その結果として遺族が死刑を求めることのみで 精神的な安定を得ようとせざるをえない状況を作り出している、 そのことを社会はまずは恥じるべきでしょう。

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.8

死刑撤廃は、ただの犯罪者ではなく政治犯や組織犯が対象になる事を恐れている気がしますね。 狙うならばここかもしれません。 集団による殺戮が死刑にならないのはこの上なく危険です。 オウムのような無差別テロの犯人が死刑にならないとなればどうなる事やら。 このためにも死刑は必要だと思います。 何故、江戸時代に市中引き回しと刀狩が厳しかったのか。 これは棄てる物ではないと思います。

noname#37982
noname#37982
回答No.7

死刑の撤廃論議についてはやはり、人が人を合法的に且つ制裁的に死ぬようにする(むしろ死なせる)ことへの潜在的な疑問が湧き上ってきたことも一因のようです。 どんな重犯罪人だとしても同じ人類であり、生存権を持っているはずじゃないの?っていうことなのでしょうが、私の意見としては死刑制度は賛成です。 まず物理的に日本は国土が狭いです。今でも刑務所はパンク寸前だというのに、死刑の撤廃の代わりに終身刑の導入などをしたら受刑者の平均刑期も増加するでしょう。そうしたら刑務所が乱立するはめになります。 冤罪の件についてですが、確かに死刑に処した後に実は無実でした、と判明する場合が絶対無いとは言い切れません。しかし、それは終身刑だって同じことです。20歳で冤罪で服役し、50年後に無実と分かったところで諸手をあげて喜ぶことなんかできないでしょう。 そのために日本の法務大臣はなかなか死刑の執行命令に署名したがらないのでしょう。(あるいはその筋から批判されるのが嫌なのか。)